
2022年最初の世界王者を決めるVALORANT国際大会「VCT 2022: Masters Stage 1 -Reykjavík」が4月10日-24日に行われます。
当サイトではMastersに出場する全チームの紹介を行っていきます。今回はEMEA3位通過、「Fnatic」です。本稿が大会観戦を楽しむために役立てれば幸いです。
昨年の「VCT Masters レイキャビク2021」では準優勝したもののStage3ではEMEA予選敗退、「Champions 2021」でもベスト8にとどまった「Fnatic」。今年はDoma選手からbraveaf選手とラインナップを一部変更し、グループステージを全勝で通過。Playoffs初戦の「M3 Champions」戦では3マップ目・スプリットで23-21という激戦の末勝利を収め、Masters進出を決めました。しかし、その後の2戦はいずれもストレート負け。さらにBraveAF選手が一時出場停止処分となり、Derke選手は新型コロナウイルス感染によりチームへの合流が大きく遅れるなど、不安の残る状況となっています。
追記:Fnatic Derke選手がレイキャビクに到着したことを明らかにしました。
基本的にはデュエリスト役のDerke選手を中心に攻守が組み立てられたスタンダードなチームです。しかしそのプレイスピードは非常に早く、スキルの合わせも含めて全体的に完成度が非常に高くなっています。得意マップのアイスボックス・スプリットでは安定した成績を残しており、公式が「フナクチャー」と呼ぶフラクチャーではAサイトで見事なリテイクを見せていました。
またチームとしてSNSでの発信にも力を入れており、日本版のTwitterアカウントは本記事執筆時点でフォロワー3.8万人を記録。日本からの人気も高い同チームに注目です。
【Valorant部門】#VCT 勝利!2-1!23-21!
— FNATIC JAPAN (@FNATIC_JP) March 23, 2022
この勝利で、MASTERS世界大会への出場権を獲得しました!アイスランドに行きます!FNC!FNC!FNC!
夜遅くまで、応援ありがとうございました!#AlwaysFnatic #FNCWIN pic.twitter.com/zPCoAZ7b76
Group Stage
G2 Esports:○2-1
BBL Esports:○2-0
SuperMassive Blaze:○2-0
Acend:○2-0
Guild Esports:○2-1
Playoffs
M3 Champions:○2-1
FunPlus Phoenix:●0-2
G2 Esports:●0-3
ピストルラウンド:22-18(.550)
OT突入時勝率:1-0(1.00)
| Ascent | Bind | Haven | Icebox | Split | Breeze | Fracture |
| 3-2 | 1-1 | 1-2 | 3-1 | 3-1 | 0-1 | 1-0 |
BAN優先度:①ブリーズ ②バインド
PICK優先度:①アイスボックス
| Boaster | Mistic | Magnum | Derke | BraveAF | |
|---|---|---|---|---|---|
| Ascent | KAY/O | アストラ | キルジョイ | ジェット | ソーヴァ |
| Haven | ブリーチ | オーメン | キルジョイ | ジェット | ソーヴァ |
| Icebox | セージ | ヴァイパー | キルジョイ | ジェット | ソーヴァ |
| Bind | スカイ | ブリムストーン | ヴァイパー | レイズ | ソーヴァ |
| Split | KAY/O | オーメン | ヴァイパー | レイズ | セージ |
| Breeze | スカイ | ヴァイパー | チェンバー | ジェット | ソーヴァ |
| Fracture | ヴァイパー | ブリムストーン | サイファー | レイズ | ブリーチ |

全マップでデュエリスト役を務めるDerke選手は、攻守共にその積極的なプレイでチームを牽引。オペレーターの上手さもさることながら、レイズでは素晴らしいキャラコンからショーストッパーで相手を仕留めていきます。ジェットとレイズの両デュエリストを使うプレイヤーとしては世界トップクラスと言っていいでしょう。チームへの合流が遅れたことでチームの仕上がりに不安は残りますが、この選手の調子次第ではどのチームもFnaticを止められないかもしれません。
