長いオフシーズンが終わり、いよいよ国内の公式戦「VCJ 2024 Split 1 Main Stage」が2月3日-3月10日に開催されます。
当サイトでは、リーグに出場する全チームの紹介を行っていきます。今回はOpen Qualifier Fグループ勝者「Sengoku Gaming」です。本稿が大会観戦を楽しむために役立てば幸いです。


VCJ 2024 Split 1 Open Qualifier
昨年のSplit1はsomething / Vici選手と強力なロシア人プレイヤーを擁していたSengoku Gaming。しかしSp1最終戦となったFENNEL戦ではsmth選手が世界レコードとなる計136キルを記録するも、フルセットの末敗れています。その後両選手が離脱すると、日本人5人ロスターで挑んだSplit2ではFLに勝利するなど奮闘したものの、1勝6敗で最下位に終わりました。
オフシーズンにはFisker / NPoint選手が脱退し、韓国からJinboong / Gwangboongの双子プレイヤーが加入。昨年韓国のSplit2でMVPに輝いた弟のJinboong選手はまだしも、元OverwatchリーガーながらVALORANTでの経験が浅い兄のGwangboong選手は少し不安でしたが、ここまで問題ない活躍を見せています。
早い再編でそれなりの準備期間があったものの、オフシーズン大会でそこまで結果が出なかったことは気になりましたが、オープン予選では最大でも6ラウンドしか落とさない圧勝劇を見せました。ただ実績あるチームを相手にしておらず、組み合わせに恵まれた面はあるでしょう。
リーグで上位進出を目指すには、各選手の成長が必要になってくるでしょう。注目はコントローラーのgatorada選手でしょうか。昨年はSplit2で初のプロ生活ながら及第点以上の成績を残し、オフシーズンでも安定したパフォーマンスを残しました。「Rainbow Six」出身のコントローラーといえばSugarZ3ro選手がいるだけに、2年目の成長を期待したいところです。
| Ascent | Haven | Lotus | Split | Bind | Breeze | Sunset |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 0-0 | 3-0 | 0-0 | 0-0 | 1-0 | 0-0 | 2-0 |
| マップ | 攻撃ラウンド勝率 | 防衛ラウンド勝率 |
|---|---|---|
| Ascent | – | – |
| Haven | 68% | 76% |
| Lotus | – | – |
| Split | – | – |
| Bind | 100% | 100% |
| Breeze | – | – |
| Sunset | 83% | 60% |
| マップ | Gwangboong | nobita | misaya | Jinboong | gatorada |
|---|---|---|---|---|---|
| Ascent | – | – | – | – | – |
| Haven | ジェット | ソーヴァ | ブリーチ | キルジョイ | オーメン |
| Lotus | レイズ | ソーヴァ | スカイ | キルジョイ | オーメン |
| Split | – | – | – | – | – |
| Bind | レイズ | ヴァイパー | スカイ | サイファー | ブリムストーン |
| Breeze | – | – | – | – | – |
| Sunset | レイズ | ソーヴァ | ブリーチ | サイファー | オーメン |
| Player | Agent | ACS | K/D | KAST |
|---|---|---|---|---|
| Gwangboong | ![]() | 261.8 | 1.66 | 83% |
| nobita | ![]() | 266.3 | 1.83 | 84% |
| misaya | ![]() | 202.5 | 1.38 | 87% |
| Jinboong | | 242.3 | 2.09 | 82% |
| gatorada | ![]() | 219.7 | 1.70 | 82% |
※KAST = キル・アシスト・生存 (Survive)・トレードを行ったラウンド数 / 全体のラウンド数
九州・福岡を拠点に活動し、日本屈指のプロゲーミングチームとして知られるSG。VALORANTでも継続して結果を残しており、「First Strike」を含めれば実に5度のTop8進出を経験しています。
しかしその内訳をみると、最高順位は2023年Sp1の4位にとどまります。2022年はStage1 / 2ともに7-8位、2023年Sp2も8位と、「確実に上位には来るものの、トップ層には食い込めないチーム」として定着してしまっている状況です。
オフシーズンでもその傾向は変わらず、「Red Bull Home Ground」「Predator League」は共にベスト4止まり。中身を見てもFAV / RC / FLにいずれも0-2負けと、やはりトップ層とは少し差がある印象です。この差を覆し、優勝候補に名を連ねることはできるでしょうか。
vs αd2-0 勝ったぞ~!メインイベントお楽しみに! https://t.co/pXazHbvh4u
— misaya (@misaya_vl) January 24, 2024
SGで一つ気になるのは、オープン予選でヘイヴンを積極的にプレイしていたことです。ご存知の通りMain Stageはパッチ8.0(アイスボックス導入後、スカイ弱体化前)で行われるため、ヘイヴンはマッププールに含まれません。
しかしSGは全3試合でヘイヴンをプレイ。これが偶然なのか、先を見据えて他マップを隠していたのか、それとも軸とする予定のマップが不運にもマッププールから外れてしまったのかによって、話は大きく変わってきそうです。



