チーム紹介

圧倒的なパワーを誇るベテラン集団、新たなメタを築けるか「Masters Bangkok」出場チーム紹介④:G2 Esports (Americas1位)

2025.02.15 7 COMMENTS
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2025年最初の世界大会「VCT 2025 Masters Bangkok」が2月20日より開幕します。

当サイトでは、Mastersに出場する全チームの紹介を行っていきます。続いてはAmericas1位「G2 Esports」です。本稿が大会観戦を楽しむために役立てば幸いです。

目次

ラインナップ

  • 🇨🇦 JonahP
  • 🇺🇸 trent
  • 🇺🇸 valyn (IGL)
  • 🇺🇸 leaf
  • 🇺🇸 jawgemo
  • 🇺🇸 JoshRT (Head Coach)
  • 🇸🇰/🇪🇸 shhhack (Assistant Coach)

戦績

  • VCT 2024 Americas KICKOFF:5位
  • VCT 2024 Americas LEAGUE Stage1:2位
  • VCT 2024 Masters Shanghai:3位
  • VCT 2024 Americas LEAGUE Stage2:2位
  • VCT 2024 Champions:7-8位

VCT 2025 Americas KICK-OFF

  • vs Cloud9 ○2-0 (Lotus 13-6 / Abyss 13-8)
  • vs LEVIATAN ○2-0 (Pearl 13-5 / Fracture 13-9)
  • vs Sentinels ○2-0 (Abyss 13-7 / Pearl 13-7)
  • vs Sentinels ○3-2 (Split 4-13 / Pearl 13-8 / Abyss 9-13 / Fracture 13-5 / Haven 13-10)

チーム紹介

G2は昨年のKickoff終了後にロスターを変更、アセンションからの突破枠ながら「Masters Shanghai」で3位に入るなど、世界でも上位の強豪として評価されています。ルーキーということもあってポテンシャルを発揮しきれなかったicy選手に代わり、EG時代にChampions優勝を経験したJawgemo選手が入った今年は非常に期待値が高くなっていました。

その前評判通り、Kickoffでは各マップ10ラウンドも取られないままGrand Finalまで勝ち進みます。人数不利を平然と覆してくる圧倒的なパワーが持ち味で、Kickoff全体では221ラウンド中25回のクラッチを記録、SENは370ラウンドで29回ということを考えると、驚異的な数字です。

Grand Finalこそ2マップを取られましたが、先行を許しながらも冷静に追い上げる姿は確かな強さを感じさせました。trent / JonahP / valynの3選手は2022年シーズンから共に活動しており、固定BANマップを持たずに戦える経験値の高さが一番の武器と言えます。

もちろん全選手が素晴らしいパフォーマンスを発揮していましたが、とりわけ目を引いたのがleaf選手でした。センチネルながらチームトップのACSを記録し、不利状況での打開、ラーク、チェンバー使用時のオペレーターなど、一人で幅広い役割を果たしています。

その強さから、優勝候補と評価する声も多いG2。まだ若いながら経験豊富なプレイヤーの揃うNAのベテラン集団が、初戴冠となるでしょうか。

KICK-OFF マップ戦績

スクロールできます
HavenSplitBindFractureLotusPearlAbyss
1-00-10-02-01-03-02-1
マップ攻撃ラウンド勝率防衛ラウンド勝率
Haven36%75%
Split25%20%
Bind
Fracture67%63%
Lotus71%67%
Pearl72%60%
Abyss58%53%

エージェント構成

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マップJawgemotrentJonahPleafvalyn
Havenヨルテホブリーチヴァイスアストラ
Splitヨルテホブリーチヴァイパーアストラ
Bind
Fractureレイズテホブリーチヴァイスブリムストーン
Lotusヨルテホブリーチヴァイパーオーメン
Pearlヨルソーヴァヴァイスチェンバーアストラ
Abyssヨルソーヴァブリーチチェンバーアストラ

個人データ

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PlayerAgentACSK/DKAST
Jawgemo 217.30.9972%
trent 217.21.4275%
JonahP 178.91.0478%
leaf 230.01.2771%
valyn 187.51.0372%
データ:VLR.gg

注目ポイント

①:ヨル重視、キルジョイサイファー0でメタを作れるか

フレックスの選手が5エージェントを担当することも少なくない昨今のVALORANTにおいて、G2の構成は異彩を放っています。Jawgemo選手はフラクチャーを除いてヨルしか出しておらず、最高でもvalyn / leaf選手の3エージェントが最高となりました。

さらに評価の高まっているヴァイスを3マップで使用する一方で、あまり見ないチェンバーを2マップで使用、これまで多かったサイファー / キルジョイは一度も使わないなど、新たなメタの先取りともいえる編成となっています。

驚いたのがヘイヴンでもヨル / テホ / ブリーチ / アストラの構成を使用したことで、誘導サルヴォ / アルマゲドンの起爆が遅い弱点をカバーするため、スキルによって相手の位置を限定させようという意図が感じられます。テホをどう活かすかをかなり重視しているように見えるこの構成が、世界の舞台でどう機能するでしょうか。

②:trentが世界で輝けるのか

KickoffにおけるチームのMVPは間違いなくtrent選手です。チーム最高のK/D1.42を記録したほか、GFでも80キルの活躍でチームを牽引しました。17歳の時にはルーキーながらNA最強ソーヴァと評価された期待の若手が、また一段と強くなった印象です。

その一方で、trent選手はこれまで3度の世界大会でいずれもK/D0.8台と、思うような成績を残せていません。初出場時の2022年には普段音楽を聴きながらプレイしていたことで、それが禁じられたオフラインへの適応が難しかったという背景もありました。

しかしそこから3年が経過し、オフラインのAmericasリーグでもコンスタントに結果を残しています。優勝にはtrent選手の力が絶対に必要となるだけに、普段通りのパフォーマンスを発揮できるかが課題になりそうです。


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