
2022年7月10日より開催される国際大会「VCT 2022 Stage2 Masters コペンハーゲン」。本稿では、同大会にEMEA2位で出場を決定した「FunPlus Phoenix」をご紹介します。

「VCT 2022 EMEA Stage1 Challengers」ではEMEA1位となったものの、ロシア・ウクライナ問題の影響もあり、国際大会「VCT 2022 Masters Reykjavík」への出場を断念することとなってしまったFunPlus Phoenix。今大会でも、ロシア出身のShao、SUYGETSU選手、ウクライナ出身のANGE1選手に渡航制限がかかっているため、3名のスタンドインが検討されているとの報道がありましたが、願わくばStage2を戦った5人を国際大会の場で見たいところです。
WE MADE IT AGAIN!
— FPX (@FPX_Esports) June 24, 2022
Copenhagen, we are coming! #VCTEMEA pic.twitter.com/Dji9puE4Sy
チームのキャプテンであるANGE1は今大会に出場する選手のうち最年長である32歳。2005年よりプロとして活躍する大ベテランです(大会最年少であるFnaticのAlfajerは2005年生まれ)。そんなANGE1はチームの頭脳であるIGLを務めながら、スモーク役、そしてヨルを操る独特なピックプールの持ち主です。
PENTA for @OfficialANGE1 pic.twitter.com/h0ezkHhSeS
— FPX (@FPX_Esports) June 18, 2022
普段の対戦とはまた異なった戦いになることが予想されるオフライン環境で開催される今大会。最年長、経験豊富なANGE1の働きでチームを勝利へ導くことができるでしょうか。
同地区1位の「Fnatic」が各マップに対して1つの構成のみでChallengersを戦い抜いたことと対照的に、FPXは6マップで21の構成を登場させました。それだけでなく、ANGE1のヨルを採用した他チームと大きく異なる構成であることもFPXの強みの一つであると言えます。
Spicy Yoru Pick von @FPX_Esports #VCTEMEA pic.twitter.com/Pu4D2hR4fi
— HanseMerkur Challengers DACH (@valleague_dach) June 10, 2022
大きく環境が変わり、構成を探っていたということもありますが、フラクチャーではダブルデュエリスト、ヨルのみの採用、ノーデュエリストと大きく構成を変更させているFPX。これだけ構成を変更させてもパフォーマンスの落ちない同チームですが、その裏には連携の深さと細かな射線管理の巧さがあります。
FPXはほかのチームに比べてプレイしたラウンド数が多いということもありますが、チームのチェンバー使いであるardiisはChallengersで104のファーストブラッドを獲得した破壊力のあるプレイヤーです。それに対し、スモーク役とヨルであるANGE1は102のファーストデッドを計上しており、これは2位(ardiis)、3位(Chronicle)に比べて40ほど多いFD数です。
オーメンのシュラウドステップを用いた大胆なプレイを時折見せることもあるANGE1ですが、Mastersではどれほどファーストデッドを抑えることができるでしょうか。