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【パッチ10.02のメタを追う】バインド編:ゲッコーのナーフで構成が多様化、KAY/O増加の背景は?

2025.03.19 0 COMMENTS
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先日終了した「VCT 2025 Masters Bangkok」において、パッチ10.00で登場した新エージェント「テホ」が全体1位となるピック率56%を記録しました。テホを積極的に使用したG2 Esports / EDward Gamingが上位進出を果たした一方で、優勝したT1はアビス / フラクチャーのみの使用に留まるなど、多様なエージェントピックが見られています。

パッチ10.04からは新エージェント「ウェイレイ」が登場するほか、アビス / バインドがマッププールから除外され、アセント / アイスボックスが復活します。またアイソ / テホ / デッドロック / クローヴに変更が加えられることで、メタにも大きな変化が予想される状況です。

Tier1のStage1は中国で今月13日に開幕していますが、その他の地域は22日以降とやや期間が空いている状況です。当サイトではこのタイミングで、現在のメタを考える連載企画を行います。今回はバインドです。

目次

主な構成

構成登場回数チーム
9VIT,EDG,G2,SEN
8TL,XLG
8T1,AG,NAVI
6EDG,JDG
6GEN,100T
5T1,BME
全40試合、好成績を残したチームを左側に記載

エージェントピック率(全地域平均)

※各地域のKickoff+Bangkokの合計、上位10エージェント

91.3%86.3%48.8%45.0%37.5%36.3%35.0%28.8%22.5%

攻撃 / 防衛ラウンド取得率

取得率AttackerDefender
Bangkok46%54%
PACIFIC49%51%
Americas52%48%
EMEA57%43%
CHINA41%59%

ポイント① 多様な構成が登場

以前はレイズ / スカイ / ヴァイパー / ブリムストーンがほぼ固定され、昨年のChampionsでもそこまで構成の幅が見られなかったバインドですが、パッチ10.02では全40試合で28通りと、意外なほど多くの構成が確認されました。

昨年のChampionsはこの2構成が人気を集めた

相変わらずレイズ / ブリムストーンはほぼ固定と言っていい状況ですが、上記のエージェントピック率で示した通り、20%を超えるエージェントが10以上となっています。2イニシ / 2コン / 2センチいずれが出ても珍しいとは感じない状況です。

あまり人気ではない構成のなかにも、KRÜがレイズ / スカイ / ヴァイス / ヴァイパー / ブリムストーン、KCがヨル / ゲッコー / ヴァイス / デッドロック / アストラでいずれも3勝0敗の好成績を残すなど、まだまだ可能性が残っています。テホブリーチ構成もバインドではあまり登場しておらず、今後の動きが楽しみなマップです。

ポイント② メタの変遷を探る

昨年から大きく変化した要素の一つに、ゲッコーの弱体化が挙げられます。Championsでは73%のピック率を記録しましたが、Kickoffでは半減、Mastersでは7%にまで低下しました。やはりスキルの回収に時間がかかるようになった影響は大きいようです。

もう一つの理由として、ヴァイスが天敵になっている可能性が考えられます。ゲッコー構成はディジーと他のフラッシュを合わせて一気に雪崩れ込むのが強みですが、シアーで全て止まるのが難点です。展開が遅くなるとフラッシュの少なさも気になります。

特にアジアではヴァイス / デッドロック両方を採用した構成が登場するなど、比較的センチネルが多くなっています。この構成は攻めが難点ではありますが、プラントを通すことができればかなりリテイクが難しくなるうえ、グラヴィネットと他のスキルの合わせも強みとなっています。

TEの2センチ構成はMasters進出の原動力となった

ポイント③ KAY/Oの人気が上昇、その背景は?

こうした変遷を背景に出てきたのが、KAY/Oとみられています。昨年のChampionsでは15試合で1度も出てこなかったにもかかわらず、全地域平均で35%のピック率を記録しました。アジアではT1 / EDGが使用しています。

センチネルのスキルを無効化できるという側面に加え、フラッシュでのエリア取り、サイト奥へのフラググレネード定点など、強みを活かしやすいマップではあります。さらにテホが一定の人気を集める中、フラッシュがやはり必要ということで、スカイではなくKAY/Oを選ぶチームが多くなりました。

しかし、もしKAY/O構成がヴァイス / デッドロックの対策として増えたのならば、それにスカイ / ゲッコー構成をぶつけたらどうなるのか…という疑問も浮かびます。そもそもヴァイスではなくヴァイパーを採用するチームもいるなかで、今後どのような作戦が出てくるのか、大いに気になるマップです。マッププールに戻ってきた際のメタはどうなっているでしょうか。

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