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【パッチ10.02のメタを追う】テホ・ブリーチメタの到来、ウェイレイの可能性は?

2025.03.18 3 COMMENTS
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先日終了した「VCT 2025 Masters Bangkok」において、パッチ10.00で登場した新エージェント「テホ」が全体1位となるピック率56%を記録しました。テホを積極的に使用したG2 Esports / EDward Gamingが上位進出を果たした一方で、優勝したT1はアビス / フラクチャーのみの使用に留まるなど、多様なエージェントピックが見られています。

パッチ10.04からは新エージェント「ウェイレイ」が登場するほか、アビス / バインドがマッププールから除外され、アセント / アイスボックスが復活します。またアイソ / テホ / デッドロック / クローヴに変更が加えられることで、メタにも大きな変化が予想される状況です。

Tier1のStage1は中国で今月13日に開幕しますが、その他の地域は22日以降とやや期間が空いている状況です。当サイトではこのタイミングで、現在のメタを考える連載企画を予定しています。今回は全体の傾向を確認し、続いて各マップごとの状況を見ていく形です。

以下、Masters Bangkokと各地域のKickoffにおけるロール別のエージェントピック率です。比較のため、Champions 2024のデータも掲載しました。

目次

デュエリスト

Duelist
Bangkok46%39%17%8%8%1%0%
PACIFIC7%51%25%22%6%0%3%
Americas25%44%35%3%1%0%2%
EMEA36%41%28%3%3%2%1%
CHINA10%35%31%29%0%0%3%
Champions8%41%29%22%1%0%1%

Bangkokのデータではヨルが1位となりました。G2がフラクチャー以外の全マップで使用したこと、DRXがPACIFICでのレイズ構成から切り替えたことが要因になっています。またEMEAではメタの先取りとばかりに多くのチームがアビス / ヘイヴン / スプリットで使用しており、これがStage1で他地域に広がっていくかが気になるところです。

一方でレイズも根強い人気となっています。基本的にヘイヴン / アビス / パールでは全くピックされない中でこの数値を残しており、やはり狭い空間でのエリア取りはレイズが秀でているということを再確認させられる状況です。

以前はどのマップでも出番があったジェットですが、度重なるナーフを受けて大幅にピック率が低下し、ついにヘイヴンでもメタから外れつつあります。今ACTからジェットマップのアセント / アイスボックスが戻ってきましたが、新エージェント「ウェイレイ」にポジションを奪われる可能性もありそうです。

そして気になるのがネオンです。ナーフ後Americas / EMEAではめっきり見なくなりましたが、アジアではまだ一定の人気があります。今回のMastersを受けてどう変化していくでしょうか。

イニシエーター

Initiater
Bangkok63%45%26%25%11%7%1%
PACIFIC23%28%32%40%21%7%9%
Americas32%41%20%36%21%17%4%
EMEA28%37%27%40%21%8%9%
CHINA8%31%25%47%30%14%6%
Champions24%34%52%20%8%27%

イニシエーターはテホ・ブリーチの時代が到来しています。テホ登場後のパッチが大会途中から適用された中国を含め、各地域ではそこまで採用率が高くなったものの、テホを使用したチームが多く勝ち上がったことで、最近ではTier2でもこうした構成が増えてきています。

他のエージェントはその煽りを受けて減少、フェイドはパール / ロータス / スプリット、ソーヴァはヘイヴン / アビス / パールでスポット的にピックされている状況です。そして一番影響を受けているのがゲッコーとなっています。スキル回収に時間がかかるようになったこと、回収中 / ウルト使用中にテホのスキルやヨルの飛び出しがリスクとなっていそうです。

とはいえ、マッププールへ戻ってくるアイスボックス / アセントではマップの形状もあり、テホ+ブリーチはやや難しそうに見えます。以前のメタ通りであればソーヴァ / KAY/Oが復権しそうですが、はたしてどうなるでしょうか。

センチネル

Sentinel
Bangkok33%26%6%4%0%0%
PACIFIC24%29%5%27%13%1%
Americas28%28%7%4%4%3%
EMEA20%38%8%17%3%4%
CHINA23%39%0%21%9%0%
Champions42%3%33%5%4%

センチネルはヴァイス / サイファーの2強ですが、ロータスやアビスでは2コントローラー構成の流行でそもそもピックされないことも多く、全体的に受難の時代と言えそうです。

それでもヴァイスはレーザーヴァインが効果時間10秒と非常に強力で、単体でラッシュを止められるうえに設置後の時間稼ぎ、アークローズでのエリア取りなど、非常に使い道が多くなっています。現在はシアー対策にヨルのデコイが重宝されているということもあり、メタそのものを回す役割となっているかもしれません。

キルジョイはアルティメットがテホの誘導サルヴォで壊されてしまうという致命的な弱点を抱えていましたが、パッチ10.04で壊れないように変更が入っています。アセント / アイスボックスはかねてからメタに入っていましたが、再び戻ってくることとなるでしょうか。

コントローラー

Controller
Bangkok54%36%26%23%1%0%
PACIFIC44%20%26%37%2%0%
Americas46%32%18%43%4%1%
EMEA38%18%21%47%2%4%
CHINA50%21%27%32%5%2%
Champions62%50%13%12%7%4%

コントローラーはマップによって棲み分けが進んだ印象です。ブリムストーンがその最たる例で、基本的にバインド / フラクチャーの2マップしか登場しません。

全体でみるとオーメンのほうが多くなっていますが、地域別にはEMEAでアストラが上回るなど、星が5個に戻った効果は着実に出ています。アビス / パールなど、広いマップが増えた影響もありますが、そもそもオーメン / アストラ両方を用いた2コンが流行っていることで、全体的にピック率が底上げされています。

ヴァイパーは一時期数を減らしましたが、やはりスプリット / バインド / ロータスでは防衛時に強く、攻撃の際にも様々な選択肢が生まれることから根強い人気となっています。一つ気になるのはアイスボックスで、毒素の時間がかなり減った状況で1コントローラー構成が可能なのか、それとも他の選択肢が出てくるでしょうか。

新エージェント「ウェイレイ」の可能性は?

Mastersのショーマッチで初お披露目となった新エージェント「ウェイレイ」は2段階のブリンク、ビーコンを設置してのテレポートなど、様々な役割を担えることから高い注目を集めました。しかし現状では、そこまで強くないのではないかという評価に落ち着いてきています。

スモークを使用できるジェットに比べ、エントリー後に無防備となってしまう点はマイナスで、2デュエリスト構成において索敵役を担いつつの運用が現実的でしょうか。現時点ではG2のJawgemo選手が先を行っている印象ですが、練度も求められそうなエージェントで、中国のStage1ではなかなか上手くいっていません。

具体的に使いやすいマップを上げるのは難しいですが、以前からノーデュエリスト構成も登場しており、高低差を活かしやすいアイスボックスは可能性があるでしょうか。リフラクト(テレポート)とショットガンの相性が良さそうなだけに、狭いマップのほうが向いていそうです。

ピストルラウンドを落とした後のアウトロー購入

VITはこのラウンドを取得

メタというほどではないですが、少し気になるのがピストルラウンドを落とした後のアウトロー購入です。スペクターの弱体化以後はブルドッグ / ガーディアンとライトアーマー / 回復シールドの購入が一般的となったことで、胴一発で持っていけるアウトローの重要性が増しています。

アタッカーサイドでプラントを通しつつキルを取らなければ不可能な作戦ですが、ファーストキルを獲得後に相手のプッシュを捌ければ一気に有利となるだけに、今後流行する可能性もあるでしょうか。

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