「ZETA vs Team Liquid」Niveraの試合後インタビュー。”ZETAの強みは個人技術の圧倒的な高さ”
4月17日に開催されたVALORANT国際大会「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」のPlayoffsローワーブラケット初戦。日本代表「ZETA DIVISION」が EMEA4位「Team Liquid」に勝利を収め、国内eスポーツの歴史に残る快挙を成し遂げました。
ZETA DIVISIONの強さやTeam Liquidの今後について、Team LiquidのNivera選手が試合後にDexertoのインタビューで語った内容を一部ご紹介します。
VCT2022: Masters Reykjavik – ZETA vs Team Liquid 試合後インタビュー
───この試合でTeam Liquidにとって厳しかった場面はどこですか?
Nivera選手:第1MAPのフラクチャーが特に難しかったです。私たちがバインドをBANしたので、ZETAがフラクチャーを選んでくることは分かっていました。しかし、自分たちのフラクチャーでのチーム練習が足りておらず、それが試合の結果に出てしまいました。第2MAPのヘイブンは慣れているマップだったので大丈夫だったのですが、第3MAPのスプリットが問題でした。ディフェンスで完全に流れを取られてしまい、大事なラウンドを沢山落としてしまいました。
───ZETA DIVISIONの躍進の秘訣はどこにあると思いますか?
Nivera選手:個人技術の圧倒的な高さが第一ですね。もう一つ上げるとするなら、戦術面だと思います。戦略がしっかりと練られていて、その戦略に徹底的に沿って試合をプレイしているのが強みだと感じます。ZETAは全体的に見ても強いチームだと思います。
───今後Team Liquidのロスターが変わる可能性はありますか?
Nivera選手:それはないと思います。僕の兄のScreaMを含め、チームのメンバー全員が自分自身の個人技術の高さを理解しています。今後も一緒に練習していきたいと考えています。
───現在もEUが最強だと思いますか?それとも、そうではないと思いますか?
プレイオフの様子を見ていてもわかる通り、この大会では全ての地域のチームが活躍していて、全体的にレベルが高いです。ですが、その中でもEUのレベルが高いのは確かだと思います。もしFPXが出場していればまた大会の様子は違ったでしょう。FPXはオンライン予選で素晴らしい成績を残していただけに、この大会に出場できていないのが残念です。この大会では日本を含めたアジアなどの地域はもちろん、北米も強くなってきていると思います。今回は北米のチームと対戦する機会はありませんでしたが、総合して言えるのは、とにかく世界全体のレベルが上がっているということです。
ZETA vs Team Liquid – 配信アーカイブ
関連リンク:
VCT Masters Reykjavík 2022 – Bracket Stage Day7
Nivera: “Liquid Need BETTER IDEAS!” | VCT Masters Interview
https://www.thespike.gg/jp
コメント
コメント一覧 (12件)
二つ目の質問のDivisionのスペル間違ってるヨ
ありがとうございます。修正いたしました。
日本に生まれて良かった
翻訳の過程もあるだろうけど受け答えがしっかりしてていいな
どのMAPをBANするかって大事なんだなって改めて思った
個人技で世界トップクラスに全然負けてない
爆破ゲーにおいてこれはほんとに凄いこと
だけどこれがZETAだけじゃだめで、他の日本のトップチームひいては日本鯖の野良のレベルからドンドン上がっていってほしい
これだけZETAが活躍してくれたら日本サーバーも盛り上がるから大丈夫
日本チームが、個人技術が圧倒的に高い、と言われるのはすごく嬉しい…
ZETAの躍進でJPリージョンが評価されれば、いろんなKR, APACチームが他のJPチームとも積極的にスクリム組んでくれるようになるかもね
pingがどのくらいかによるけど、GMBすらスクリムやってくれそう
すでにZETAはAPACトップチームとスクリムずっとしてるしな
一応JUP時代からVSとかとスクリムしてたけど、今後はZETA以外の日本チームに対してもスクリムやってくれるチームが増えるかもね