「VALORANT Masters Tokyo」進出をかけた国際リーグ「VCT 2023 PACIFIC League」が3月25日より開幕します。
当サイトでは、PACIFICリーグに参加する全チームの紹介を行っていきます。今回は日本代表「ZETA DIVISION」です。



2018年に「JUPITER」としてPUBG部門からスタートし、2021年7月に「ZETA DIVISION」へのリブランディングを発表した同チーム。「Brawl Stars」では2021年から世界大会を連覇する強豪として知られており、「大乱闘スマッシュブラザーズ」部門ではあcola選手など世界クラスのプレイヤーが揃っています。
2020年4月にはCS:GOの国内トップチーム「Absolute」のメンバーが加入し、「Absolute JUPITER」としてVALORANT部門が発足。その後「First Strike」を含む数多くの大会で優勝を重ね、国内トップチームとしての地位を確立します。GO時代には叶わなかった世界トップレベルで戦うという目標に向け、順調なスタートを切ったかに見えました。
しかしVCTがスタートした2021年以降、新たに台頭してきたCrazy Raccoonの前に苦戦。Stage1/2共に国内準優勝に終わり、初の世界大会となったレイキャビク大会の出場を逃します。新たにmakiba選手が加わったStage3では国内王者の座を取り返しますが、チーム初の世界大会となったベルリン大会で勝利を挙げることはできませんでした。
これを受けて同チームはChampionsへ向けたLCQへの参加を辞退し、世界で戦えるチームの編成に着手。新たにDep / SugarZ3ro / TENNNの3選手が加入すると、2022年のStage1はCRに3連勝しレイキャビク大会へ出場します。すると初戦のDRX戦で大敗を喫するもののそこから持ち直し、強豪チームを連破して3位に入りました。日本のFPS史に残る快挙であり、国内のVALORANT人気を一気に高めた出来事でした。
しかしその後のZETAは苦戦が続きました。Stage2はNORTHEPTIONに敗れて世界大会の出場を逃し、ChampionsではTENNN選手の疾病の影響もあってグループステージ敗退、先月のLOCK//INでは一回戦でLeviatánに敗れています。自国開催となった「Masters Tokyo」出場へ向けかなりのプレッシャーがかかっていると思われますが、どのような仕上がりを見せてくるでしょうか。
Absolute JUPITER時代
2020 First Strike:Japan 優勝
VCT 2021 Japan Stage1: Masters 2位
VCT 2021 Japan Stage2:Challengers Final 2位
ZETA DIVISION時代
VCT 2021 Japan Stage3:Challengers Final 優勝
VCT 2021 Stage3:Masters Berlin 13-16位
VCT 2022 Japan Stage1 Challengers Playoffs 優勝
VCT 2022 Stage1:Masters Reykjavík 3位
VCT 2022 Japan Stage2 Challengers Playoffs 2位
VCT 2022 Champions 9-12位
VCT 2023 LOCK//IN 17-32位
| Laz | crow | Dep | SugarZ3ro | TENNN | |
|---|---|---|---|---|---|
| アセント | キルジョイ | ソーヴァ | ジェット | オーメン | KAY/O |
| ヘイヴン | – | – | – | – | – |
| アイスボックス | – | – | – | – | – |
| フラクチャー | – | – | – | – | – |
| パール | キルジョイ | KAY/O | ジェット | アストラ | ソーヴァ |
| スプリット | – | – | – | – | – |
| ロータス | – | – | – | – | – |

注目選手はTENNN選手としました。目の疾病が判明して以来モニターとの距離などセッティングを変更していますが、なかなか以前のような調子を取り戻せていないように感じられます。もちろん無理はして欲しくありませんが、世界3位になった際の撃ち合いの強さ、レイズを使用しての大活躍はチームが上位に進むために必要な要素であり、復調が待ち望まれるところです。
さらにロールに関する問題も気になります。レイズの弱体化が適用されるなかで依然と同様の運用ができるのか、他のエージェントを使用する際のパフォーマンスはどうかという話がついて回るでしょう。ZETAが得意としていたスプリットが戻ってきただけに、なおさら気になるところです。また、ここ最近はイニシエーターを担当する機会が増えており、「VCT LOCK//IN」ではソーヴァやKAY/Oを使用しています。