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【連載企画】「最も構成に幅のあるマップ、強豪チームの戦略に注目」パッチ4.10のメタを追う / スプリット編

FEATURE 2022.06.15 2 COMMENTS
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パッチ4.08でフェイドが登場し、ジェット・ソーヴァが弱体化、パッチ4.09ではチェンバーの弱体化が行われるなど、環境に大きな変化が訪れているVALORANT。パッチ4.10のメタに関しては当サイトでも以前から取り上げてきました。今回はプロシーンにおいて様々な試行錯誤が見られる状況を、一度マップごとに整理する企画となっています。

主に取り上げるのは、メタの最先端を行っているとされるEMEA地域。それに加え、世界各地の強豪チームの戦略を整理していきます。今回はスプリット編です。

目次

パッチ4.04(Masters:Reykjavík)環境

現状、スプリットは最も構成に幅のあるマップと言えるでしょう。レイキャビク大会では10チームが同マップをプレイし、計13エージェントが登場。昨年末に行われた世界大会「VALORANT Champions 2021」では、大多数のチームがヴァイパー・アストラの2コントローラー構成、一部のチームがアストラ・オーメンの1コントローラー構成という状況でしたが、スモーク役の調整を受けて自由度が高くなっています。全てを網羅するのは難しいため、大まかに整理すると以下のようになります。

① 2コントローラー構成

出典:Riot Games

一時期からは減りましたが、2コントローラー構成もいまだ健在。この構成の代表格は「ZETA DIVISION」でしょう。基本的にはヴァイパー・アストラ(オーメン)・スカイ・レイズ・セージ(チェンバー)という構成で、トキシックスクリーンを活かした立ち回りが特徴です。

② 2デュエリスト構成

出典:Riot Games

EMEAの強豪「Acend」が得意とし、結果を残していたのがジェット・レイズ・セージ・サイファー・オーメンという2デュエリスト構成。レイキャビク大会ではPaper RexやNinjas in Pyjamasが使用していました。イニシエーター不在の構成ですが、レイズのブームボットやサイファーのスパイカメラで索敵を行うことができます。

③ 1デュエリスト1コントローラー構成

出典:Riot Games

この構成は非常に自由度が高く、デュエリストはジェット・レイズ、コントローラーはオーメン・アストラからそれぞれ選択。残りは2イニシエーター派と2センチネル派に分かれ、それぞれスカイ・ブリーチ・KAY/O、セージ・サイファー・チェンバーが選択肢になっていました。また、OpTic Gamingはネオン・アストラ・KAY/O・ブリーチ・チェンバーという一風変わった構成を披露しています。

ポイント①:ジェット構成消滅、レイズ必須の時代?

パッチ4.08における弱体化を受け、ジェットを入れた構成はほぼ全滅状態となっています。2デュエリスト構成を採用していたAcendも、グループステージの途中から構成を変更。EMEA・NAで他にジェットを採用したのはTSMのみと、メタに大きな変化が起きています。

ジェット構成を諦めたチームは、多くがレイズの1デュエリスト構成を採用。2コントローラー構成はやや減少、OpTicのネオン構成はLOUDやDRXが採用していますが、EMEA・NAでは現れていません。レイズがほぼ必須のマップと言えるでしょう。

出典:Riot Games

ポイント②:チェンバー増加、イニシエーターのピック率に地域差

ジェットの減少を受けてか、EMEAではチェンバーの採用率が高くなっています。Stage1では2チームに留まっていましたが、今回は6チームに拡大しています。

また、イニシエーターの採用率に地域差が出ています。EMEAでは多くのチームがブリーチの1イニシエーターを採用、フェイドとの2イニシエーター構成も一部見られていますが、スカイの採用率はまさかの0%となっています。一方NAはスカイまたはブリーチの1イニシエーター構成が主流ながら、KAY/Oとフェイドの2イニシエーターも出現。どちらが今後のメタとなっていくでしょうか。

出典:Riot Games

おまけ:Team Liquidのオーメンアストラ構成

様々な構成が登場しているスプリットですが、そのなかでも異彩を放っているのが「Team Liquid」の2コントローラー構成です。Stage1のEMEA予選ではオーメン・ブリムストーンの両採用、レイキャビクでは1コントローラーになっていましたが、Stage2ではオーメン・アストラという形で復活しています。

出典:Riot Games

この構成の狙いについて理解するのは難しいですが、守りではオーメンのワンウェイスモークを多用し、前目でエリアを確保。攻めでもオーメンがかなりアグレッシブに立ち回り、ファーストキルを多く獲得しています。グループステージでは3勝1敗と結果を残しているこの構成がメタになることは考えづらいですが、注目を集めることは確かでしょう。

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8月3日 更新
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