
VALORANTの唯一の日本出身エージェント「ヨル」のバランス調整が遅れている理由、調整内容について開発者が海外掲示板redditにて言及しています。
今年1月にエピソード 2と共に実装された「ヨル」は、初の日本人エージェントということもあり、日本のプレイヤーから大きな期待が寄せられていましたが、そんな期待とは裏腹に、前シーズン「Episode 3: Act1」のランク戦における勝率は全エージェント中最下位の45.5% (Blitz.ggより) を記録。さらには今年6月に開催された世界大会「VCT Masters: レイキャビク」でのピック率は最下位の2.4%としばらくの間、低迷を続けています。
ヨルはリリース後から現在にわたるまで、パッチ2.03 (2/17) とパッチ2.06 (3/30) で二度の調整を受けていますが、それでも未だに改善の兆しは見えてきていません。
今年5月に公開された公式記事「エージェントの現状 – 2021年5月」では、ヨルの今後のバランス調整について、
上記2点のアップデートを検討していることが発表されていましたが、それから約4ヶ月が経った今もなお、アップデートは実施されていません。

ヨルの具体的なアップデート計画について、開発チームは過去に以下のようにコメントをしています。
アートリソースが必要なものは、他の要素との調整が必要になります。
Yoru rework delayed: Valorant devs explain why they’ve pushed back Agent overhaulの一部より引用(*意訳含む)
加えて、ヨルはほかのエージェントに加えて少し複雑なつくりになっているのです。
”全面的な見直し”とまでは言いません。しかし、アート/ビジュアル関係の構成要素は、私たちのゲームのシステム的な側面において重大な不具合を引き起こす可能性があるため、適切に時間をかけて処理していく必要があります。
今はまだどんな内容かは言えないのですが、”数値の調整だけではない”ということだけお伝えしておきます。
VALORANTのゲームバランス調整を担当するAltombre氏 (@Altombre) は、ヨルの調整が遅れている理由について「私たちがやりたいことはあるのですが、それを実現するために他のチームからのリソースが必要です。バランス調整が単なる数字の微調整であれば、自分たちだけで対応できます。しかし、アニメーションやVFXなど、他の分野を巻き込む必要がある場合は、ただでさえ忙しいスケジュールに組み込むのには時間がかかってしまいます」とコメント、ヨルのバランス調整案は既にあるものの、他チームとのスケジュールの兼ね合いによる問題でリリースが遅れていることを明らかにしました。

さらに同氏は「私たちにとっても残念なことですが、ヨルは必ず調整されるでしょう。ただし、実際にいつリリースされるのかはまだ約束できません」とし、ヨルのバランス調整についてはリリース日はまだ未定であるものの、将来的な変更は確実であることを明らかにしています。