7月10日-24日にかけ、デンマーク・コペンハーゲンにて「VCT 2022 Stage 2 Masters – Copenhagen」が開催されます。本稿では、同大会出場チームのデータ・個人成績などを紹介していきます。
※本稿で扱うデータは各地域の「Stage 2 Challengers」 グループステージ及びプレイオフを対象としています。

| 順位 | チーム | 平均年齢 |
|---|---|---|
| 1位 | OpTic Gaming (NA) | 24.8 |
| 2位 | FunPlus Phoenix (EMEA) | 23.2 |
| 3位 | XSET (NA) | 22.6 |
| 3位 | NORTHEPTION (JP) | 22.6 |
| 5位 | Guild Esports (EMEA) | 22.0 |
| 6位 | Fnatic (EMEA) | 21.8 |
| 7位 | LOUD (BR) | 21.4 |
| 7位 | XERXIA Esports (APAC) | 21.4 |
| 9位 | Paper Rex (APAC) | 21.2 |
| 10位 | KRÜ Esports (LATAM) | 20.8 |
| 11位 | Leviatán (LATAM) | 20.75 |
| 12位 | DRX (KR) | 20.4 |
※「Leviatán」所属 “Melser” 選手は年齢不明。
※「XERXIA」所属の2選手は生年のみ確認。
NA・EMEAのチームが上位にランクイン。NAは特に「CS:GO」から「VALORANT」へと移行した選手が多いため、OPTCが25歳近くを記録するなど、比較的高めの年齢層となっています。
一方、最年少となったのは韓国のDRX。世界大会常連なため意外な印象ですが、まだ伸びしろを残しているとも言えます。
| 順位 | 選手 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇺🇦 ANGE1 | 32 | FPX |
| 2位 | 🇬🇧 dephh | 30 | XSET |
| 3位 | 🇨🇦 FNS | 30 | OPTC |
| 4位 | 🇪🇸 koldamenta | 29 | GLD |
| 5位 | 🇬🇧 Boaster | 27 | FNC |
ANGE1・FNS・Boaster各選手など、IGLを務めるプレイヤーがランクイン。NA・EMEAでプレイする選手がベスト5を占めており、長年のプロ経験を活かしてチームに貢献していることが見て取れます。
また、最年長であり32歳のANGE1選手は2005年より「Counter-Strike」のプロシーンで活動していた過去があり、CS:GO時代には現在「Natus Vincere」所属のs1mple選手と同チームだった経験もあります。
| 順位 | 選手 | 年齢 | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇹🇷 Alfajer | 17 | FNC |
| 2位 | 🇺🇸 zekken | 17 | XSET |
| 3位 | 🇧🇷 Less | 17 | LOUD |
| 4位 | 🇨🇱 shyy | 17 | LEV |
| 5位 | 🇷🇺 trexx | 18 | GLD |
最年少のAlfajer選手は6月に17歳になったばかりとのこと。プロシーン参入よりわずか1年ながらEMEA地域で大活躍を見せており、Derke選手とのツートップは圧倒的な破壊力を誇っています。
また、1位の同選手及び2位のzekken選手は計3つのロールを使用しており、若さに由来した柔軟性・伸びしろが見て取れます。
| 順位 | 選手 | スコア | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇨🇱 keznit | 285.3 | KRÜ |
| 2位 | 🇮🇩 f0rsakeN | 284.2 | PRX |
| 3位 | 🇧🇷 aspas | 272.9 | LOUD |
| 4位 | 🇹🇷 Alfajer | 271,6 | FNC |
| 5位 | 🇰🇷 Meteor | 270.0 | NTH |
| 6位 | 🇫🇮 Derke | 259.9 | FNC |
| 7位 | 🇸🇬 Jinggg | 256.9 | PRX |
| 8位 | 🇰🇷 Buzz | 256.1 | DRX |
| 9位 | 🇰🇷 Rb | 253.8 | DRX |
| 10位 | 🇺🇸 yay | 252.9 | OPTC |
以前より世界大会で結果を残してきた選手がランクイン。中でもkeznit選手は最終予選の対NIP戦で「ACS 348」の大活躍を見せており、僅差でトップの座を保持しています。
また、PRXからはf0rsakeN・Jinggg両選手、FNCからはAlfajer・Derke両選手がそれぞれ上位にランクイン。強豪揃いの「Stage2 Masters」ですが、この2チームは特に注目を集めることが予想されます。
| 順位 | 選手 | スコア | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇧🇷 aspas | 1.61 | LOUD |
| 2位 | Tacolilla | 1.60 | LEV |
| 3位 | 🇰🇷 Buzz | 1.59 | DRX |
| 4位 | 🇧🇷 Less | 1.55 | LOUD |
| 5位 | 🇮🇩 f0rsakeN | 1.48 | PRX |
| 6位 | 🇫🇮 Derke | 1.46 | FNC |
| 7位 | 🇹🇷 Alfajer | 1.44 | FNC |
| 8位 | 🇨🇱 keznit | 1.41 | KRÜ |
| 9位 | 🇰🇷 MaKo | 1.38 | DRX |
| 10位 | 🇨🇱 NagZ | 1.33 | KRÜ |
ACSランキング上位の選手に加え、デス数の少ないサポートプレイヤーも数多くランクイン。
K/D・ACS共に上位の選手としては、主にチェンバーをメインとしている選手や、ジェット・レイズをメインとしているaspas選手、ネオン・レイズをメインとしているkeznit選手などが挙げられます。
一方、デス数が少ない選手としてはレイズ・キルジョイ・ヴァイパーを使用するAlfajer選手、コントローラーをメインとしているMaKo選手などがランクインしています。
※”First Kill Per Round” の略。1ラウンドにどの程度のファーストキルを獲得するかを示した数値。
※0.2の場合、平均して5ラウンドに1度ファーストキルを獲得する計算。
| 順位 | 選手 | スコア | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇰🇷 Meteor | 0.245 | NTH |
| 2位 | 🇹🇭 Surf | 0.241 | XIA |
| 3位 | 🇺🇸 yay | 0.23 | OPTC |
| 4位 | 🇮🇩 f0rsakeN | 0.2006 | PRX |
| 5位 | 🇰🇷 Rb | 0.2004 | DRX |
| 6位 | 🇸🇬 Jinggg | 0.197 | PRX |
| 7位 | 🇫🇮 Derke | 0.191 | FNC |
| 8位 | 🇨🇱 keznit | 0.186 | KRÜ |
| 9位 | 🇨🇱 NagZ | 0.179 | KRÜ |
| 10位 | 🇧🇷 aspas | 0.173 | LOUD |
オペレーターの名手が上位にランクイン。日本大会で素晴らしい活躍を見せたNTH所属のMeteor選手は、なんとyay・f0rsakeN両選手を抑え1位となっています。
また、2位にはXIA所属のSurf選手がランクイン。前任のPatiphan選手と比較されることが多い同選手ですが、その評価は確実に高まってきているようです。
※”Assist Per Round” の略。1ラウンドにどの程度のアシストを獲得するかを示した数値。
※0.2の場合、平均して5ラウンドに1度アシストを獲得する計算。
| 順位 | 選手 | スコア | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇰🇷 MaKo | 0.473 | DRX |
| 2位 | 🇦🇷 Saadhak | 0.469 | LOUD |
| 3位 | 🇧🇷 Sacy | 0.44 | LOUD |
| 4位 | 🇫🇷 Enzo | 0.419 | FNC |
| 5位 | 🇰🇷 Stax | 0.418 | DRX |
| 6位 | 🇪🇸 koldamenta | 0.395 | GLD |
| 7位 | 🇸🇪 Leo | 0.392 | GLD |
| 8位 | 🇨🇱 Shyy | 0.389 | LEV |
| 9位 | 🇰🇷 JoXJo | 0.386 | NTH |
| 10位 | 🇬🇧 Boaster | 0.37 | FNC |
DRXからMaKo選手、LOUDからSaadhak・Sacy両選手など、Stage1で存在感を示したサポートプレイヤーが上位にランクイン。
「相手の体力を削る」というよりは「適切にスキルを入れる」ことに特化した選手が高い数値を出しているようです。また、DRX・LOUD・FNC・GLDからはそれぞれ2名がランクインしており、スキル合わせやセットなど、チームの戦略がアシスト数に関係していることが分かります。
| 順位 | 選手 | 使用した数 | チーム |
|---|---|---|---|
| 1位 | 🇨🇦 AYRIN | 8 | XSET |
| 2位 | 🇺🇦 ANGE1 | 7 | FPX |
| 3位 | 🇷🇺 trexx | 6 | GLD |
| 3位 | Sushiboys | 6 | XIA |
| 3位 | 🇺🇸 zekken | 6 | XSET |
| 3位 | 🇸🇬 Benkai | 6 | PRX |
計8種のエージェントを使用したAYRIN選手がトップにランクイン。同選手はコントローラー全4種、センチネル3種を使用しており、様々なエージェントでサポートに徹しています。また、2位のANGE1選手はオーメンをメインとしながらヨルを含む全ロールを使用。FD(ファーストデス)の多さは気になりますが、ゲーム理解度の高さがうかがえます。
5種類以上のエージェントを使用する選手が著しく増えている昨今、フレックス(柔軟性)を強みとする選手への要求度が高まっていることが分かります。
「VCT 2022 Stage 2 Masters – Copenhagen」は7月10日よりデンマーク・コペンハーゲンにて開催されます。チームの構成や戦略なども興味深いですが、選手個人に注目して観戦するのもまた一興なのではないでしょうか。
関連リンク:VLR.GG / THESPIKE.GG
