【VALORANT Champions 2021】優勝はヨーロッパ「Acend」 決勝戦の最高同時視聴者数は約110万人を記録、cNed率いるAcendが初代世界チャンピオンに輝く
VALORANT 2021年の頂点・世界王者を決める今年最後の国際大会「VALORANT Champions 2021」。世界各地からサーキットポイントにより選出された全16チームがドイツ・ベルリンに集結し、12月1日-12日にかけて開催されてきた本大会ですが、本日13日、世界中から大きな注目を集める中、最終日のDay12 グランドファイナル「Gambit Esports vs Acend」の試合が行われました。
Your winners of #VALORANTChampions, @AcendClub! pic.twitter.com/uRQeb1LmwZ
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) December 12, 2021
VALORANT Champions 2021:初代世界チャンピオンは「Acend」へ
2021 VCTシリーズ王者を決める「VALORANT Champions 2021」決勝戦の対戦カードは、前回の国際大会「VCT Stage3 Masters」で圧倒的な強さで王者に輝いたnAts率いるロシアの「Gambit Esports」、世界最強のスナイパーと評されるcNed率いるヨーロッパの「Acend」の戦いとなりました。
BO5フルセットまでもつれ込む熱戦の展開となった「VALORANT Champions 2021 – グランドファイナル」、初代世界王者の栄冠を手にしたのはヨーロッパ代表「Acend」となりました。
THE FIRST-EVER WORLD CHAMPIONS OF VALORANT!
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) December 12, 2021
🏆 @AcendClub 🏆 pic.twitter.com/P9oB3djR3B
BEST IN THE WORLD!
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) December 12, 2021
Congratulations to @AcendClub, winners of the first-ever #VALORANTChampions pic.twitter.com/oE2YqPmC1m
決勝戦レポート
第1MAP:ブリーズ (13-11 Gambit WIN)
世界中のVALORANTプレイヤーが注目するChampions 2021 グランドファイナル、注目の初戦はブリーズからとなります。アタッカー側スタートとなったGambitは、Acendのアグレッシブなエリア取りと的確な裏取りに苦しみ、試合はAcendの一方的な展開へ。Acendが大きな差を付け、前半を3-9で折り返します。このままAcend側優勢で進むと思われた中、苦しい展開から一転したGambitがまずは2Rを先取。その後もnAtsやChronicleを中心とした防衛に阻まれ、試合の流れは徐々にGambitへ傾き始めます。第22Rに11-11で追いついたGambitは、続く第23Rと24Rを獲得し、前半3-9の大差での折り返しから13-11で見事第1マップ目ブリーズを勝利しました。
第2MAP:アセント (7-13 Acend WIN)
第2マップ目はアセント、Acendのアタッカー側スタートとなります。試合序盤はAcendが強気な攻め、エリアコントロールでGambitを制圧する流れが続き、第1マップ目と同様にAcend側がペースを掴んだまま試合が進んでいきます。前半を5-7とややリードした形で折り返したAcendですが、後半もcNedのオペレーター, BONECOLDなどの活躍が目立ち、第2マップ目アセンドは7-13でAcendの勝利となりました。
第3MAP:フラクチャー (13-3 Gambit WIN)
両チーム1-1で迎えた第3マップ目フラクチャーは、Gambitのアタッカー側スタート。GambitはnAtsとChronicleを裏警戒、ラークにおいた一貫した攻め方で立ち上がり4ラウンドを先取。素早い攻めを続けるGambitへの対応策が見つからないまま、試合はGambitの圧倒的な展開へ。11-1で折り返した後半戦、Acendも思い切った攻めで巻き返しを図りますが、Gambitの勢いが止まることはなく、13-3でGambitが勝利。
第4MAP:アイスボックス (12-14 Acend WIN)
Gambitが勝利すれば優勝が決まる運命の第4マップ目はアイスボックス。アタッカー側スタートとなったGambitは開幕2連続で素早いBラッシュを決行するものの、ラウンドはいずれもAcendが取得します。両チーム積極的な撃ち合いが続く中、前試合の流れを断ち切るようにAcendがややリードする形で前半を5-7で折り返します。後半、開幕2Rを取ったことで流れを掴みつつあるGambitに対して、後がないAcendも負けじと応戦。AcendはAサイトを中心としたアグレッシブな攻めを続け、10-10とラウンド取得数で並びます。
両チーム一歩も譲らないまま、試合は12-12でオーバータイムへと突入。starxoのスーパープレーを皮切りに流れを掴んだAcendがそのまま勝ちきり、アイスボックスを12-14で勝利。最終マップのスプリットへと繋げました。
第5MAP:スプリット (8-13 Acend WIN)
2-2のフルセットと決勝に相応しい展開で迎えたChampions最終マップは、日本が舞台のスプリット。運命を分かつ1R目、アタッカースタートとなったGambitがBサイトへの設置を完了させますが、zeekの2キルなどによりAcendが見事リテイクに成功。開幕2Rを抑えたAcendが本大会では珍しいオーメンを取り入れた構成を活かし、一方的な試合作りをしていきます。非常に苦しい展開となったGambitですが、対応力の高さで追い上げていき、5-7で後半へと折り返します。
後半の開幕2RはAcendが抑える形で始まりますが、Gambitも食らいついていきます。第20R、Gambitは苦しいマネー状況でフォースバイを選択しますが、惜しくもラウンド獲得はならず。最後はAcendが8-13で勝利、ヨーロッパ代表「Acend」が見事VALORANT初代世界王者の栄冠を手に入れました。
コメント
コメント一覧 (1件)
「「cNed率いる」」