『VALORANT』(ヴァロラント)のマップは一般的なFPSゲームのマップとは異なり、いずれのマップも独自のメカニズムを持った構成になっています。こうしたそれぞれのマップに特徴を持たせるようにするのがマップデザインの一つの”方針”となっているそうです。
独創的なギミックが特徴のマップ構成

例えば『ヘイブン』というマップ。通常の爆破モードでは攻略(設置)ポイントが2ヶ所あるのが伝統的ですが、このマップには3ヶ所あるという変則的なマップになっています。
次にもう一つのマップ『バインド』。このマップには一方通行のテレポーターが2つ設置されており、AサイトからBサイトを一瞬で移動することができます。
このように『VALORANT』のマップ構成は独創性のあるものになっているため、従来のFPSゲームではあり得なかった戦略を取ることができます。戦略の幅が広いので、誰かが新しい戦略を思いつき、それが定石化していく…といった具合にマップ一つとっても、いかにやりこみ要素の高いゲームかということがよく分かります。
下記のインタビューは『カウンターストライク』の有名マップ“Cache”を手掛けたことでも知られる、サルバトーレ・ガロッツォ氏 通称”Volcano”(ボルケーノ) 氏のコメントです。
――今後もギミックのあるマップを期待しても?
ボルケーノ独自のメカニズムを持ったマップには期待してもらって構いません。ギミックと呼ぶと軽いものを想像する人もいるかもしれませんが、何度も遊ぶのに足る、深いメカニズムを届けたいと思っています。すべてのマップが新しいメカニズムを持っているわけではないですが、必ずすべてのマップで異なる問いかけをプレイヤーにするものになります。
構造で勝負することもあります。スナイパーのために長い通路があるかもしれませんし、逆にショットガンが有効な曲がり角の多いものもあるでしょう。我々としては、各マップがプレイスタイルや戦術に影響するユニークな個性をいくつか持つものにしようとがんばっています。
https://www.famitsu.com/news/202003/02193723.html#heading-2
新マップの投入間隔はどれくらい?
ボルケーノ氏のコメントによると、 6ヵ月から1年くらいの感覚で実装を予定しているとのことです。
ただし、プレイヤーのフィードバックを得て臨機応変に対応していくとのコメントもしています。
『VALORANT』でトーテムポールはできるの?

サドンアタックなどでは定番のテクニック、トーテムポール 通称”トーテム”。他のキャラの上に乗り重なって通常は行けない場所に行ったり索敵をするためのテクニックですが、本作では残念ながらトーテムはできない仕様になっているようです。
管理人は昔、サドンアタックをやっていてほぼ毎ラウンドトーテムするほど好きだったからちょっと残念…。
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