
中国のプロeスポーツチーム「EDward Gaming」に所属するZmjjKK選手が、現在タイ・バンコクで開催されている「VCT 2025 Masters Bangkok」のTeam Liquid戦で、ワイヤレスマウスの接続不良により有線マウスへ切り替えてプレーする事態となりました。
EDGのマネージャーによる配信によると、Map1のスコア4-4時点で「マウス操作がスライドショーのように重くなり、プレーが困難になった」とのことで、テクニカルタイムアウトを取得した上での対応だったと説明しています。その後、ZmjjKK選手は普段使用していない有線マウスへの急な変更を強いられましたが、依然として高いパフォーマンスを発揮。EDGはこのデバイストラブルを乗り越え、2-0で勝利を収めました。さらに、続くG2 Esports戦も2-1で制し、VITとともにプレイオフ進出を決めています。
このトラブルについて、VALORANT Esportsの責任者であるLeo Faria氏が自身のXで言及。「今回のPCは新調されたものであり、問題はPCそのものではなくステージ上の機材がもたらす無線干渉にある」と説明しました。さらに、ステージ上ではヘッドセットやカメラ、照明など多数の機材が使用されており、これらが干渉の要因となった可能性を示唆。「選手が最も快適な環境でプレーできるよう、早急に対処する」「無線マウスを使用しても問題が起きないよう改善したい」と述べ、今後の対策を約束しました。
As planned, we started deploying the new global PC fleet at Masters Bangkok. All stage and ready rooms PCs are new. The entire fleet, including practice rooms, will be live later this year. We are aware of issues with wireless mouses and are triaging it. It has nothing to do with…
— Leo Faria (@lhfaria) February 21, 2025
また、本件に関して、Team VitalityのSayf選手は「Riotはステージ上のPCの継続的な問題に適切に対処できておらず、競技の公平性が損なわれています」と厳しく批判。続けて「この問題は練習環境では発生せず、ステージ上でのみ発生しているにもかかわらず、彼らの”解決策”は有線マウスへの切り替えといった、このレベルの大会では受け入れがたいものばかりです。選手には透明性と公平な競技環境が提供されるべきです」と述べ、運営側の対応に疑問を呈しました。
さらに、Evil Geniusesのicy選手もこの投稿を引用し、「昨シーズン、G2でプレーしていた際に上海のトップ4(メインステージ/アリーナに移行したタイミング)で同じ問題が発生し、私を含む数名が有線マウスを使用せざるを得ない状況となりました。適切な解決策が見つかることを願っています」と以前から同様の問題が発生していたことを明らかにしました。
This happened to us on G2 last season in top 4 of Shanghai (when we had switched to the bigger stage/arena) and a few of us including myself were forced to play wired. Hopefully there is a solution 🙏
— EG icy (@icyJL) February 21, 2025
今回のトラブルは、VALORANTの国際大会におけるデバイス環境の課題を浮き彫りにする出来事となりました。
選手たちからも批判の声が相次ぐ中、Riot Gamesがどのような対策を打ち出すのか、今後の対応に注目が集まります。