「TenZを柔軟なプレイヤーとすることが一年の目標」Sentinelsのアナリストが開幕を控える「VCT LOCK//IN」と2023年の目標について語る

北米地域を拠点に活躍するプロゲーミングチーム「Sentinels」VALORANT部門のアナリストを務めるDrewSpark氏が、海外メディア「Dexerto」のインタビューに答えました。

全32チームが参加するVALORANT史上最大規模の大会である「VCT LOCK//IN」について、DrewSpark氏は「この大会を残りのシーズンに対してどのようなアプローチをするべきか見極めるためのリトマス紙としたい」とインタビューに答えました。

上記の発言の理由として、「VCT LOCK//IN」は”一試合でも敗北すれば終了”というの厳しいフォーマットであることから、目標値を設定することは難しいことを理由に挙げており、「年末に開催されるVALORANT Championsへ向け、この大会が1年間の積み重ねの一部となるようにしたい」と語っています。

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同氏は「年間の積み重ね」の一つが、同チームの中心選手であるTenZがより柔軟なプレイヤーになることであると明かしました。「去年、彼はジェットの檻に囚われていた。去年のSentinelsはチェンバーメタに適応したのは非常に遅かったが、このロスターは彼にさらに自分を表現する場を与え、真の柔軟性をもたらすだろう。以前のチームでは実現できなかったアイデアを実施できるようになった」と話しました。

1月に行われたオフシーズンイベント「Ludwig × Tarik Invitational」ではジェットに加え、KAY/Oのピックを披露したTenZ。このオフシーズンには、「XSET」からデュエリストとフレックスの両方の役割をこなすことができるzekkenが加入していることもあり、TenZの役割がより広がることは間違いないでしょう。

DrewSpark氏は同インタビューで「彼は国際大会で多数の試合を戦ってきており、優勝の経験もあります。素晴らしいスキルを持っており、必要なときに勝利を決定づけるプレイをすることができる」とTenZの経験とポテンシャルを評価しています。

Sentinelsは2月14日より開幕する「VCT LOCK//IN」で日本時間2月25日にEMEA強豪「Fnatic」と初戦で激突します。

関連リンク：TenZ able to show his “true flexibility” on new Sentinels roster, says analyst