アストラメタの終焉、ジェットも減少傾向か。エージェントピック率の変化を全マップごとに比較
チェンバーやネオンなどの新しいキャラクターの追加、パッチ4.04でのコントローラーの大幅な調整。大会で活躍するエージェントの顔ぶれは、アップデートにより大きく変化しています。
本稿では、昨年12月に開催された「VALORANT Champions 2021」(パッチ3.10) と今年2-3月に開催された「VCT 2022: North America Stage 1 Challengers」(パッチ4.02-4.04) のエージェントのピック率をマップごとに比較し、これらの調整によってどのようにメタが変わっているのかを調べました。なお、今年のピック率は北米地域のみのデータを参照しています。
アセント
パッチ 3.10
第一位:ソーヴァ (100%)
第一位:アストラ (100%)
第三位:ジェット (95%)
第四位:キルジョイ (70%)
第五位:KAY/O (35%)
その他:スカイ、サイファー、レイナ、セージ etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:ソーヴァ (100%)
第二位:ジェット (97%)
第三位:キルジョイ (95%)
第四位:KAY/O (76%)
第五位:アストラ (55%)
その他:オーメン、セージ、ブリムストーン etc.
アセントではソーヴァは100%のピック率を維持しました。一方、アストラは100%から55%と大幅に減少。代わりのスモークとしてオーメンが多く使われていますが、スモーク以外のキャラクターにはあまり変化が見られませんでした。
ヘイヴン
パッチ 3.10
第一位:アストラ (100%)
第二位:ジェット (95%)
第三位:キルジョイ (87%)
第四位:ソーヴァ (70%)
第五位:スカイ(58%)
その他:ブリーチも50%、レイナ、サイファー etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:ジェット (86%)
第二位:ソーヴァ (69%)
第三位:スカイ (65%)
第四位:アストラ (56%)
第五位:キルジョイ (52%)
その他:ブリーチ、チェンバー、オーメン、サイファー、KAY/O etc.
ヘイヴンではアストラのピック率が大幅に下がり、オーメンのピック率が上昇。ジェットのピック率がわずかに下がったのは、ネオンとヨルを使った構成のチームがいくつかあったからだと考えられます。センチネルの中ではキルジョイが減少し、チェンバーやサイファーを採用するチームが増加傾向にあります。
バインド
パッチ 3.10
第一位:ヴァイパー (93%)
第二位:スカイ (81%)
第三位:アストラ (75%)
第四位:ソーヴァ (68%)
第五位:ジェット (50%)
その他:レイズ、セージ、ブリムストーン、KAY/O etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:レイズ (97%)
第二位:ヴァイパー (95%)
第三位:ソーヴァ (75%)
第四位:アストラ (65%)
第五位:ジェット (37%)
その他:チェンバー、スカイ、ブリムストーン、ジェット etc.
バインドではジェットのピック率が下がり、レイズのピック率が上昇。この理由としては、チェンバーとジェットの役割が少し被っている中、チェンバーを採用するチームが多かったためだと考えられます。アストラは使用率を落としたものの、ヴァイパーとのツーコントローラー構成ではまだまだ使用頻度が高いようです。
スプリット
パッチ 3.10
第一位:アストラ (86%)
第二位:レイズ (68%)
第三位:ヴァイパー(59%)
第四位:ジェット (54%)
第四位:スカイ (54%)
その他:キルジョイ、ブリーチ、セージ、サイファー etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:レイズ (81%)
第二位:チェンバー (77%)
第三位:アストラ (68%)
第三位:スカイ (68%)
第五位:ヴァイパー (45%)
その他:ブリーチ、オーメン、KAY/O、ネオン etc.
スプリットはもともと多くの構成の種類があり、これといった明確なメタが決まっていないマップ。アストラのピック率は落ちたものの、まだまだ採用しているチームは多いです。ジェットのピック率は大幅に下がり、レイズが増えたのはバインドでも見られた傾向です。チェンバーもかなり高いピック率を誇っており、その分セージの使用率が減少しました。
アイスボックス
パッチ 3.10
第一位:ジェット (100%)
第一位:ソーヴァ (100%)
第一位:ヴァイパー (100%)
第四位:セージ (95%)
第四位:レイナ (95%)
その他:キルジョイ、KAY/O etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:ソーヴァ (100%)
第二位:ヴァイパー (95%)
第三位:チェンバー (81%)
第四位:ジェット (77%)
第五位:セージ (59%)
その他:KAY/O、キルジョイ、オーメン etc.
アイスボックスは強力な構成がある程度固まっていたマップ。しかし、コントローラーの調整とチェンバーの参入、そしてマップ自体の修正によって大幅にメタが変化しています。ソーヴァが必須であるのは変わらないものの、ヴァイパーの代わりにオーメンを採用するチームも多く見られています。セージはBサイトの変更によりピック率が大幅に落ち、代わりにチェンバーが多くのチームで採用され始めています。チェンバーの参入により、元々少なかったレイナの使用率はほぼゼロとなりました。
ブリーズ
パッチ 3.10
第一位:ジェット (100%)
第一位:ソーヴァ (100%)
第一位:ヴァイパー (100%)
第四位:サイファー (70%)
第五位:スカイ (54%)
その他:KAY/O、キルジョイ、レイナ etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:ソーヴァ (100%)
第一位:ヴァイパー (100%)
第三位:ジェット (96%)
第四位:KAY/O (87%)
第五位:サイファー (46%)
その他:チェンバー etc.
ブリーズではソーヴァ、ジェット、ヴァイパーがほぼ必須であるのは今も変わりません。マップの広さから、多くのマップでチェンバーにピック率が劣っているサイファーが、ブリーズではチェンバーより高いピック率で5位にランクイン。KAY/Oはどのマップでもピック率が上昇傾向にありますが、特にブリーズでは大幅に増えており、代わりにスカイが減少しています。
フラクチャー
パッチ 3.10
第一位:ブリーチ (100%)
第二位:アストラ (75%)
第三位:サイファー (66%)
第四位:ジェット (58%)
第五位:レイズ (50%)
その他:ヴァイパー、キルジョイ、スカイ etc.
パッチ 4.02 – 4.04
第一位:ブリーチ (100%)
第一位:チェンバー (100%)
第三位:レイズ (83%)
第四位:ヴァイパー (76%)
第五位:アストラ (70%)
その他:ブリムストーン、セージ etc.
フラクチャーではブリーチが必須であるのは変わっていません。しかし、アストラの調整によってヴァイパー、アストラ、ブリムストーンと、チームによってコントローラーの枠に変化が見られています。チェンバーはマップの広さ、侵入経路の多さから100%のピック率を誇っています。一方、ジェットは大幅にピック率が減少し、代わりにレイズのピック率が増加しました。
コメント
コメント一覧 (24件)
ガキが…
俺がやる
雑魚が…
4.04だけで統計してほしかった
あったまきた
足は南
どうもコンパスおじさんです
出典流れ星
アイボ2ジェット
ありがとうございます。修正いたしました。
Riot最高や!!
運営陣最高や!!
お願いだからソーヴァナーフしないで;;
新エージェントが来るタイミングで変更来たりしないのかな。来ないでほしいけど
スティムビーコンだぁ!
俺がやる
↑おまえらマジでおもんない
ふらっしゅー
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
管理人さんマジでこういうコメ欄の状況どうにかしてくれよ…
現状を見て、まだエージェントのアイコン必要だと思うか?
別にええやろ。
何をそんな怒っとるんや。
単純に邪魔
うざい
エージェントアイコンいらんだろ
アストラナーフはコンペだと厳しいけどチームで動ける試合だとまだまだ活躍しそうだね
私は全ての場所に…
K!O!
すげー選べる
適正が3マップぐらいなのはバランスとしてとても良いと思う
逆にチェンバーはピック出来るマップ多すぎるかもしれん