元「100 Thieves」VALORANT部門に所属していたnitr0が、5年以上在籍した古巣「Team Liquid」のCS:GO部門へ再加入することがチームより発表されました。
2014年から2020年までCS:GOで活躍したnitr0は、賞金1億円以上の「Intel Grand Slam」の達成などの功績を残し、アメリカで最も成功しているプロゲーマーのうちの一人だと称されています。2021年からはVALORANTに移行し、「VCT Stage3 Masters Berlin」ではTOP4入りを果たすなど、両タイトルで成功を収めている選手です。
今回の加入に関してワシントン・ポストによりインタビューが公開。復帰の理由として「CS:GOにかける情熱」そして「コミュニティの年齢層」が上げられています。
VALORANTからCS: GOへ復帰する決断をした経緯を教えて下さい。いつ頃から戻りたいと思うようになったのですか?
nitr0: 最初に戻りたいと思うようになったのは、前回のメジャー大会(PGL Major Stockholm 2021)が行われた11月です。カウンターストライクに戻るというのは、長期的な計画や長期的な判断ではありませんでした。
覚えているか分かりませんが、私は2020年にLiquidを脱退してからもカウンターストライクでの活動を望んでいました。最初の選択肢はVALORANTではなく、CS:GOでした。私はこのゲームが大好きで、情熱を注いでいます。10歳にならない頃からプレイしているこのゲームは私の人生の大部分を占めていて、それはこれからも変わらないでしょう。
その「情熱」についてもう少し詳しくお聞きしたいです。カウンターストライクのどの要素があなたを惹きつけるのでしょうか?
nitr0: カウンターストライクのコミュニティが好きですね。私は競技シーンで8年以上プレイしているので、多くの選手と交流があります。VALORANTでは新しいプレイヤーや低い年齢のゲーマー、いわゆる世代の違うプレイヤーが多くいました。私が26歳なのに対して、殆どの選手たちが18-21歳と明確な年齢差があったので、VALORANTシーンのプレイヤーとは話す機会があまりありませんでした。
しかしカウンターストライクでは、多くのプロと良い関係を築けていました。そして最高のチームメイトであるEliGEとNAFがいるLiquidに戻るのは当然の選択でした。

nitr0だけではなくNBKやfloppyなどがカウンターストライクに、そしてアジアからはPatiphanがOWに復帰するなど、VALORANTから元々活動していたタイトルに戻るプレイヤーが現在増えています。そしてnitr0が抜けた100 ThievesはChallenger予選を控える中、未だに選手の補充が出来ておらず、ファンからも不安の声が上がる結果に。
トーナメントの少なさやプレイヤーを育成する仕組みがないなど、様々な問題を抱えるVALORANTは、競技シーンからプレイヤーの流出を止めることができるのでしょうか。