
セルビアを拠点に活動するeスポーツチーム「Aurora Gaming」は10月29日、VALORANT部門の新ロスターを発表しました。元Team VitalityのDerke、元Team Liquidのtrexx、元Team HereticsのBoo、さらにchiwa / B1SKの計5選手が加入し、2027年シーズンに向けた新体制が明らかになりました。
THIS IS AURORA VALORANT ⭐️@Derke@trexxfps@BooVAL1@chiwavlr@B1SKxd
— Aurora Valorant (@Aurora_Valorant) October 28, 2026
No introductions needed. A new chapter begins. pic.twitter.com/jOxNM5O7YQ
Auroraは公式Xで「THIS IS AURORA VALORANT」と題した画像を公開。「紹介は不要。新たな章が始まります」とコメントし、国際大会で実績を持つ選手を中心とした新ロスターを披露しました。
また、Aurora GamingのAdalyat Mamedov CEOも声明を発表し、わずか数日間でロスターを結成し、予選の登録締切直前に契約を完了したことを明らかにしました。
✉️ A word from Aurora Gaming CEO: https://t.co/am2ANOPEkx pic.twitter.com/gunK4u7nqw
— Aurora Valorant (@Aurora_Valorant) October 28, 2026
本日、VALORANT部門の選手たちとの契約を締結しました。
今回の契約により、私たちはeスポーツ界で最も将来性のあるタイトルの一つに参入することになります。これはAurora Gamingが今後さらに成長していくうえで、非常に重要な一歩だと考えています。
間違いなく、私がこれまで見てきた中で最も早く完成したロスターです。素晴らしいコーチと選手たちが集まり、交渉も進み、予選の登録締切まであと数分というところで契約が成立しました。わずか数日の間に、すべてが不思議なくらい順調にまとまったのです。
この一連の過程を支え、迅速な意思決定を行ってくれたeスポーツ部門責任者のAlexander Lemeshevには、特別な感謝を伝えたいと思います。
初戦が今から待ちきれません!
— Adalyat Mamedov(Aurora Gaming CEO)
今回加入したDerke選手は、2021年からFNATICの主力デュエリストとして活躍し、2023年にはVCT LOCK//IN、Masters Tokyoの国際大会2連覇を達成。2024年10月にTeam Vitalityへ移籍すると、2025年のVCT EMEA Kickoffで優勝し、今年のChampions Shanghaiでも準優勝を収めました。10月24日には約2年間所属したVitalityからの脱退が発表されており、わずか5日後に新天地が決定した形です。
一方、trexx選手はGuild Esports / KOI / Team Vitalityなどを経て、2025年7月にTeam Liquidへ加入。2025年のVCT EMEA Stage 2で優勝し、2026年にも同大会で準優勝を収めました。10月21日には契約満了が近づいていることを明かし、全地域を対象としたLFTを表明していました。
なお、Derke選手とtrexx選手は2025年にTeam Vitalityでともに活動していましたが、同年5月にはチーム内の問題をめぐってX上で口論に発展した経緯があります。今回の加入により、約1年半ぶりに同じチームでプレイすることになります。

また、Boo選手は2022年11月から約4年間にわたりTeam Hereticsに所属し、IGLとしてチームを牽引。2024年のMasters Shanghai、Champions Seoulで準優勝を収めたほか、2025年のEsports World Cupではチーム初の国際大会優勝を達成しました。2026年のVCT EMEA Stage 1でも優勝を果たしましたが、今年9月にHereticsからの脱退が発表されていました。
残る2選手のうち、ロシア出身のchiwa選手はNinjas in Pyjamas / Acend / BBL Esportsなどを経て、2025年からフランスのJoblifeで活動。2026年にはChallengers France Revolution Stage 1 / Stage 2で優勝を収め、EMEAのChallengersシーンで実績を残しました。
同じくロシア出身のB1SK選手は、KPI Gaming / The Ultimates / UCAM Esportsなどで活動してきた選手。2021年から2024年にかけてスペインのKPI Gamingに所属し、その後もヨーロッパや中東のChallengersシーンで活動を続けてきました。
Aurora GamingはこれまでCounter-Strike 2やDota 2などで活動してきたチームで、VALORANTへの参入は今回が初めて。2027~2028年のVCT EMEAパートナーチームには含まれておらず、Kickoffへの出場にはオープン予選を勝ち上がる必要があります。
今回の声明ではコーチの参加についても言及されていますが、現時点で氏名や具体的なコーチング体制は発表されていません。
今回発表されたAurora Gaming VALORANT部門のロスターは以下の通りです。