Riot Games、第三者機関と連携し北米Tier2の八百長疑惑を調査強化「一線を越えた場合は法執行機関とも連携する」
Riot Gamesは5月25日、北米Challengersシーンにおける八百長や不正行為の疑惑に関する最新の調査状況をVALORANT Champions Tour公式Xにて報告しました。
北米チャレンジャーズに関する最近の報告についての最新情報
皆さんこんにちは。VCTチームを代表してLeoです。
先週お伝えした通り、今月初めにChallengers NAにおける八百長、不正行為、その他競技の健全性に関する懸念についての調査を開始しました。私たちはあらゆる申し立てを極めて深刻に受け止めており、5月初旬に最初の情報提供があって以来、情報の収集を進めています。また、調査の徹底と強化を図るため、IBIA、Sportradar、GRIDなどのインテグリティパートナーとも連携を取っています。
私たちは、徹底的かつ公平で、証拠に基づいた調査プロセスを重視しています。こうした調査は非常に複雑で時間がかかる場合もありますが、信頼できるあらゆる情報源を追跡します。これは、申し立ての正確性を確たる証拠とともに検証することを意味しており、時にはその証拠が容易に得られない場合もあります。
内部告発者は、このような事案において重要な役割を果たします。私たちはコミュニティからの報告を重視し、歓迎していますが、実際に措置を取るには、証拠に基づいた調査のみが有効です。
また、八百長はルール違反であるだけでなく、多くの地域では刑事罰の対象となり得る重大な行為です。そのため、状況が一線を越えた場合、私たちは法執行機関や監督当局とも連携し、必要に応じて調査の支援を行います。
調査の進展については適切な時期にお知らせしますが、今は何よりも公正な手続きと調査の健全性を守ることを優先します。調査中の情報を公にすることで、関係者による証拠の隠蔽や妨害が起こる可能性があり、調査結果に悪影響を及ぼすおそれがあります。
競技の健全性を守ることは、選手、チーム、大会運営者、そしてRiotが共に担う責任です。もし不正行為に関する情報を持つ者に接触された場合は、リーグ運営者やRiotに速やかに報告し、関与を直ちに中止してください。これは行動規範にも明記されています。
私たちの反八百長対策の取り組みについてはこちらで詳しくご覧いただけます。
今後とも、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
@ValorantEsports
声明の中で、VALORANT Esportsのグローバルヘッドを務めるLeo Faria氏は、今月初旬に情報提供を受けて以降、IBIA、Sportradar、GRIDといったインテグリティパートナーと連携し、競技の健全性に関する申し立ての調査を進めていることを明らかにしました。
「調査は複雑かつ時間を要するものであり、証拠に基づいた公平な手続きを最優先している」と述べ、現在の段階では調査への影響を避けるため、詳細な情報は公表できないとしています。また、八百長行為については「競技規則違反にとどまらず、地域によっては刑事罰の対象となり得る深刻な問題である」と強調。必要に応じて、法執行機関とも連携して対応する方針を明らかにしました。
あわせて、選手や関係者に対し、不正行為に関する情報提供を受けた場合は速やかにリーグ運営またはRiotに報告するよう呼びかけています。
また、八百長がルール違反に留まらず、一部の国・地域では刑事罰の対象となる重大な行為であることを改めて強調。必要に応じて法執行機関との連携も視野に入れているとしています。
北米Challengersに関連する不正疑惑については、今月16日にMr.FunHaver氏とSean Gares氏がSNS上で告発。これを受けて、Riot Gamesは17日に声明を発表し、「現時点ではアンチチート部門において不正や関与の証拠は確認されていない」とした上で、正式に調査を開始したことを明らかにしていました。
さらに25日には、Sean Gares氏が自身のYouTubeチャンネルにて、約57分の告発動画「The Dark Side of Competitive VALORANT」を公開。北米Tier2シーンでの八百長、チート、不正賭博の実態を告発し、DMのスクリーンショットや賭け履歴、試合映像をもとにした検証を行い、Riot Gamesに対して迅速かつ厳格な対応を求めています。
今後、調査結果の公表とRiot Gamesの対応方針に注目が集まります。
コメント
コメント一覧 (2件)
内部にもなにかしらいるって報告されてるしどう転ぶのやら
賭け事容認してる時点で完全に対策されることはないだろうな