中国のプロeスポーツチーム「Nova Esports」は2月15日、VALORANT部門に所属するcb選手が中国大会「VALORANT China Evolution Series Act 1」の試合中に不適切行為を行ったとして謝罪を行い、本人への処分を発表しました。
Nova Esportsによると、2月14日に行われた同大会の試合中、cb選手がマップ上の壁面に対して侮蔑的な意味を含む文字列を刻む行為をしたことが確認されました。同チームはこの行為について、BiliBiliの公式アカウント上で「深く反省し、今後はリーグの関連規定をより厳守するとともに、悪影響を及ぼす行為に対しては一切容認しない姿勢を貫く」と謝罪文を投稿し、本人への厳重注意と教育、半月分の給与の減額の処分を発表しました。
2月14日の試合における選手cb(王晴川)の不適切な行為につきまして、深くお詫び申し上げます。
試合後、チームとして厳粛に反省し、今後はリーグの関連規定をより厳守し、試合環境を守り、プロとしての素養を保ち、試合に悪影響を及ぼす行為に対しては一切容認しない姿勢を貫いてまいります。今回、選手cbに対し、以下の処分を決定しましたのでご報告いたします。 批評と教育指導を行い、懲戒として半月分の給与を差し引く処分といたします。
NOVA所属の全選手は今回の件を教訓とし、リーグ規定を厳守して健康的で前向きな試合環境を共に維持してまいります。
Nova Esports BiliBili公式アカウント
該当の場面では、武器のキープを選択したcb選手がラウンド終了までの間、中国語スラング「王八(wáng bā)」をもじった「王÷」という文字列を壁に刻む様子が映し出されました。「王八」は本来「亀」を意味する一方で、「バカ野郎」「クソ野郎」などの罵倒表現として使われる俗語。中国のネットコミュニティでは煽り表現として比較的一般的ではあるものの、公式大会という場でこうした表現を行うのは、プロフェッショナルな振る舞いが求められる選手として不適切だと判断されました。
今回の処分については、半月分という減額幅の大きさに対して一部のファンから「厳しすぎるのではないか」という声も上がっています。しかしNova Esports側は、「今後同様の事態が起こらないよう厳格に対処する」との姿勢を示しており、cb選手を含めた全選手に対して、改めてリーグ規定とプロ選手としてのモラル遵守を徹底させる意向を明らかにしています。