新エージェント「テホ」のゲームプレイトレーラーが公開―ステルスドローンやスタングレネード、誘導ミサイル、広範囲爆撃などを有するコロンビア出身のイニシエーター

Riot Gamesは1月7日、新エージェント「テホ」のゲームプレイトレーラーを公開しました。「テホ」はコロンビア出身の退役軍人であり、弾道学のエキスパートであることが明かされています。

テホ｜アビリティー一覧

テホのアビリティーを30秒で見てみよう pic.twitter.com/OdDUArAkDJ

— VALORANT // JAPAN (@VALORANTjp) January 6, 2025

ステルスドローン
ステルスドローンを構える。「発射」でドローンを前方に射出し、その動きを直接操作できる。もう一度「発射」を押すとパルスが発動し、命中した敵のアビリティーを抑制して位置を特定する。

爆発するとパルス波を発するステルスドローンを操縦する。パルス波が当たった敵は可視化され、アビリティーを抑制される。

スペシャルデリバリー
スティッキーグレネードを構える。「発射」で射出する。グレネードは最初に触れた面に貼りついて爆発し、爆風に巻き込んだすべての敵をスタンさせる。オルト射撃の場合はグレネードが1回バウンドしてから貼りつく。

最初に触れた面に貼りついて爆発するコンカッショングレネードを発射する。発射後に1回バウンドさせることも可能。

誘導サルヴォ
ARターゲットシステムを構える。「発射」でマップ上に最大2つの地点を指定し、オルト射撃でミサイルを発射する。ミサイルは指定地点まで自動誘導され、着弾すると爆発する。

マップ上で最大2つのエリアを指定し、着弾すると複数回にわたって爆発するミサイルを発射する。

（アルティメット）アルマゲドン
攻撃エリアを指定するマップを開く。「発射」で攻撃の起点を指定する。再度「発射」すると終点を選択して攻撃を開始し、指定した線上に波状に爆発が生じる。オルト射撃でマップでの起点の指定をキャンセルする。

進路上にあるものすべてを破壊する一定方向への爆撃を行う。

テホ – 開発者Q&A

テホのデザインにおける目標とインスピレーションは何でしたか？

ブリーチやKAY/Oのように、広範囲のフラッシュバンのようなユーティリティを使わずに、攻撃的にアングルを壊して機会を生み出す方法がないか模索する」という楽しい挑戦に取り組みました。これは複数のデザイナーによる大規模な協力の結果ですが、個人的には、新しい効果や画期的なメカニックではなく、コントローラー特有のキャストパラダイムをユニークに活用するイニシエーターを作ることに魅力を感じました。ロケットのアイデアが形になったとき、プレイヤーがまるで高速なフェードのプロウラーのようにこれを使用する姿が非常にエキサイティングでした。私自身、友人たちとプレイするときにイニシエーター役を押し付けられがちだった経験と、良いコントローラープレイヤーになりたいという願望が、マップターゲット型ロケットをテストする情熱につながったのだと思います。（少し悪意のある笑いを添えて）

―― Ryan Cousart, Game Designer

テホのゲームプレイスタイルをどのように説明しますか？

テホは、マップをより戦略的に考えつつ、自分でも時折手を汚したいと思うプレイヤー向けです。ガイデッド・サルボス（Guided Salvos）が序盤に与えるプレッシャーを活用することで、敵の積極的なギャンブルの成功率を下げることができます。テホのユーティリティは小範囲に影響を与えるため、フラッシュバン、フェードのアイ、ソーヴァのリコンボルトのような広範囲のユーティリティに比べて、ラウンドを通して蓄積されたゲームセンスや直感を駆使してチームにアドバンテージをもたらすことが重要になります。フェード、KAY/O、ブリーチと比べると、やや後方から支援するイニシエーターになるでしょうが、特殊な「スペシャル・デリバリー」や短時間アングルを無効化する能力を活用することで、計算された有利な銃撃戦を可能にします。

―― Ryan Cousart, Game Designer

テホは現在のメタにどのような影響を与えると思いますか？

テホは、広範囲の影響を与えられない弱点を補完するエージェント、特にリコンユーティリティを持つエージェントと相性良く、新しい戦略を解放することを目指しています。特に、初期のステージングスペースが重要なバインド、サンセット、ロータスといったマップで内部テストでは活躍しています。テホのフラッシングユーティリティを使うことで、他のデュエリストオプション、例えばレイズの採用が増えるかもしれません。テホの主な影響力はロケットに依存するため、敵がロケットがない間に反撃を試みるなど、ラウンドごとの情報戦や条件づけが重要になります。

現在、多くのプレイヤーがサイファーを使用しており、トリップワイヤーをクリエイティブに活用する動きが見られますが、テホが登場することで、従来のトリップ配置では対応しきれなくなる場面も出てくると考えています。さらに、ステルスドローンの特性により、KAY/Oと同じくサプレッション分野で競争力を持つことができ、防御的なエージェントに対してサイト突入を可能にする選択肢を提供します。

―― Ryan Cousart, Game Designer; Colin Wentworth, Gameplay Analysis Team