6月17日、「VCT 2024 Pacific Stage 2」Week1 Day2が開催されました。第1試合ではGen.GがT1に2-1で勝利、T1のxccurateが試合後に行われたSportskeedaのインタビューにて、stax加入後の初試合となったGen.G戦を振り返りました。
T1は先日行われた「VCT 2024 Masters Shanghai」にPacific3位枠として出場するも、G2 Esports / Leviatánに連敗を喫し、スイスステージでの敗退となりました。T1はMasters敗退後にDRXからstaxを獲得、Stage2初戦のGen.G戦ではCarpeに代わりstaxが出場しています。
インタビューでは、同チームのIGLを務めるxccurateがGen.G戦の振り返りや、新加入のstaxの役割などについて語っています。Stage1の不調もあり2勝5敗で9位になったT1ですが、勝ち星を重ねプレイオフ進出を果たすことは出来るでしょうか。T1は次戦でTeam Secretと対戦、6月24日20時より試合開始を予定しています。
以下、Sportskeedaより翻訳抜粋した文章を掲載しています。
―― T1は素晴らしい戦いぶりでしたが、惜しくも敗れてしまいました。もし全てがうまくいっていれば、チームは勝利できたかもしれません。今の気持ちを教えてください。
xccurate:自分自身にとても失望しています。私がスプリットでうまくプレイできていれば、今日の試合に勝てたかもしれないと感じています。何が起こったのか分かりませんが、弾が全く当たりませんでした。新しいロールに適応するためにも、少し時間が必要なのかもしれません。
今日の試合ではゲームプランを完璧に実行できたので、チームメイトを誇りに思っています。角をしっかりクリアするなど基本的なミスを修正し、もっと積極的にプレイすることや素早く意思決定をすることが必要です。今は基本的なことを修正することに注力しています。
―― コントローラーにロールに変更し、チェンバーをSayaplayerに任せるという決定についてはどう思いますか?
xccurate:現時点では、コーチのAutumnの決断を信頼しています。私がどのロールを担当するかは気にしていませんが、全員がそれぞれのロールに満足していることが重要だと思っています。私はチームメイトに集中し、それぞれのロールにおける彼らの長所を知ることに努めています。私自身も適応し、コール面を改善する必要があると考えています。
―― IGLをする点で、staxの加入はどのように役立ちましたか。
xccurate:staxの最大の強みは、声を出すプレイヤーだということです。攻撃側では、全ての決定とコールは私が行っていますが、防衛側ではstaxが声を出してくれる上に、イニシエーターでもあるのでバランスが取れていると思います。彼は積極的にプレイする時と保守的にプレイする時の読みと判断が素晴らしいです。他の選手のために決断を下したりヘルプに出たりと、かなり積極的です。
―― staxはDRXで長くプレイしていましたが、英語でのコミュニケーションに問題はありましたか。
xccurate:コミュニケーション面では、staxは基本的な英語を理解しているので問題ありません。ただ、カオスな状況になったときにはコールを理解できないため、ゆっくり話すようチームに頼むこともあります。全体的にコミュニケーションの問題はありません。
―― Stage1ではstaxはDRXの一員としてT1と対戦しました。T1に加入した後、チームが抱えていたかもしれない欠点について何か貴重な洞察を提供してくれましたか?
xccurate:staxがT1に加入してから、私たちは多くのことを学んでいます。例えば、現在の私たちは基礎的な部分が少し欠けていると考えており、人数優位があってもラウンド勝利に繋げることができないことがあります。staxがロスターに加わったことで、いつ積極的にプレイし、いつ引くべきかがわかるようになりました。
彼のおかげで、ただ戦って攻撃的になるのではなく、良いセットアップとクロスを行うことができています。彼はチームに多くの素晴らしいものをもたらしてくれています。
―― Sayaplayerはチェンバー専門の選手になるのでしょうか。それとも、他のマップであなたがチェンバーをプレイし、彼がジェットをプレイする姿を見ることはできるのでしょうか?
xccurate:それはマップ次第であり、コーチの決定にもよります。IGLとして気づいたことの1つは、オペレーターでファーストブラッドを奪う必要があるため、全てをコールしながらチェンバーをプレイするのは難しいということです。
私はチームの全員がそれぞれのロールに満足し、それに私が適応したいと思っており、それがT1にとって最良のことだと考えています。
―― T1はチェンバーを採用することが多いチームの1つです。なぜこのエージェントをピックしているのでしょうか?
xccurate:T1にはオペレーターが上手い選手が沢山います。独自のメタを作っただけであり、他が作ったメタに従おうとしていないだけです。自分たちの強みに集中し、それを活用したいと考えています。Sayaplayerはオペレーターが上手い選手であることが分かっているので、チェンバーをプレイさせるのは良いアイデアだと考えました。
―― あなたは元CS:GOのプロ選手ですが、Counter-Strikeのスケジュールは短期間中に頻繁に大会が行われるなどかなりハードなものでした。VCTはCounter-Strikeと比べると大会の数がかなり少ないと思います。これはキャリアにとって良いペース変化だと思いますか。それとも、強さを保ち勢いを維持するためにも、もっと多くの大会が開催されて欲しいと考えていますか。
xccurate:VCTはCSよりも健全なスケジュールだと感じます。CS:GOをプレイしていた頃は、1ヶ月のうちに非常に多くの大会があり、アジアのチームだったこともあって月に2-3回遠征に行く必要がありました。ヨーロッパやアメリカに頻繁に移動していたので、時差ぼけを克服するのが大変でした。
また、1-2試合しかプレイできずに大会から敗退する可能性もあり、そうなれば帰国しなければならないので、スケジュールが大変でした。フォーマットには賛同できませんが、VALORANTはスケジュール管理の面で良い仕事をしていると思います。フォーマットには少し疑問がありますが、全体的にVALORANTの方がずっと健全なスケジュールだと思います。
―― 素晴らしい戦いぶりを見せたにもかかわらず、T1はStage1のグループステージで不振だったため、2勝5敗という成績になっています。プレイオフ進出を逃す可能性について、プレッシャーを感じていますか。
xccurate:今はプレイオフに進出することについて真剣には考えていません。たとえ私たちが全勝したとしても、他のチームの結果を待ち、彼らが負けることを期待しなければならないからです。現時点では、いかにして勝利数を増やし、基礎的な部分を改善できるかに集中しています。私たちが正しい方向に向かっているのは確かです。今年のChampionsに行けなくても、来年にもチャンスは残されています。
―― T1とあなたを応援しているファンの方々に、何か伝えたいことはありますか?
xccurate:ファンの皆さんには、私たちを応援し続けてほしいとお伝えしたいです。全員が新しいロールに挑戦しているので、調整のための時間が必要です。次の試合ではもっと良いパフォーマンスを見せることをお約束します。