2023年2月13日-3月4日にかけ、ブラジル・サンパウロにて史上最大規模で行われたVALORANT世界大会「2023 VCT LOCK//IN」。決勝戦終了後のブラジルファンの行動に対し、Sentinelsでストリーマーとして活躍するTarik氏が「自国チームへの支持しか示さないのであれば、Riotが今後ブラジルで大会を開催する可能性は低くなる」と警告しました。
世界各地からトップ32チームが集結し、史上最大規模で行われた「2023 VCT LOCK//IN」。約3週間にわたり行われた今大会を締めくくる決勝戦では、昨年のChampions王者であるブラジル「LOUD」とEMEAの強豪「Fnatic」が対戦。試合は第5マップまでもつれる大熱戦となり、最終的にはFnaticが最終マップのアイスボックスで大逆転を見せ、念願の国際大会初優勝を飾りました。
まさに決勝に相応しいと言える素晴らしい試合を見せた両チームですが、試合後に行われたFnaticの優勝インタビューでは観客の大半が既に会場を去っており、閑散とした状態でインタビューが行われました。
この様子について、決勝戦前のショーマッチに出場し、現地から試合を中継していたTarik氏は自身の配信で次のように言及。今大会でのブラジルファンの態度を非難するとともに、今後ブラジルでのイベント開催が難しくなる可能性があると指摘しています。
観客はブラジル選手がプレーしているときは素晴らしいと思うし、観客もそれを実感していると思います。彼らはブラジルチームや選手には声援を送るが、他のチームには同じようなリスペクトが見られませんでした。彼らに伝えたいのは『このままだと今後ブラジルでは大会は開催されなくなる』ということを広めて欲しいということです。これはとても悲しいことであり、正直言うとあまり触れたくはありませんが現実的なことなのです。
Fnaticが素晴らしいパフォーマンスを披露した後に、観客がほとんどいない中でインタビューを受け、その様子がライブ配信されるのは公正ではありません。ブラジルのファンへ伝えたいことは、他のチームにも同様の支持を示すよう、ブラジルファン同士で呼びかけることです。さもなければRiotは今後ブラジルでは大会を開かなくなるでしょう。
かつてブラジルチーム「MIBR」のCS:GO部門でプロ選手として活動していた経歴を持つTarik氏ですが、Twitterでは当時の様子を振り返りながら今大会の感想をツイートしています。
このツイートに対し、Fnatic Derke選手が反応。ブラジルのファンから「試合が始まってからずっと暑くて会場にいられなかった」「週末で遅かったので、帰宅するために公共交通機関に乗らなければならなかった」といった内容の複数のDMが届いたことを打ち明けました。
Yeah it sucks but also got DMs from Brazilian fans that they couldn’t stay in the venue for longer cause it was too hot ever since showmatch started, and that it was too late on a weekend and people need to go home cause public transport closes too ;/ Understandable too
— FNATIC Derke (@Derke) March 5, 2023
かつてブラジルを代表するチームでプレーしていた者として、ブラジルからの絶大な愛と応援を受けてきました。
昨日のメッセージに敬意を表し、また明確にするために、トロフィー授与式で空っぽのアリーナを見るのは、ただただ胸が痛みます。次回はもっと良くしましょう。
@tarik
ブラジルのファンからは、「試合が始まってからずっと暑くて会場にいられなかった」「週末で遅かったので、帰宅するために公共交通機関に乗らなければならなかった」というDMも届いています。
@Derke
会場の暑さや複数の盗難事件をはじめ、ブラジルチームからキルが発生する度に過剰な大歓声が湧き上がることなど、いくつもの物議を醸したVCT LOCK//INですが、今後ブラジルでのイベント開催は実現するでしょうか。

