
4月24日、VALORANT国際大会「VCT 2022: Masters Stage 1 – Reykjavík」のPlayoffsローワーブラケットファイナル、日本代表「ZETA DIVISION」vs NA2位「OpTic Gaming」の対戦が行われました。
.@OpTic completes the sweep!
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) April 23, 2022
North America return to the #VALORANTMasters Grand Finals. pic.twitter.com/pj70rLh4Bx
ZETA DIVISIONの対戦相手は、NA2位通過・OpTic Gaming。The Guard、DRXといった優勝候補を破ってきたOpTic Gaming。決勝進出をかけた大一番となる今試合、第1MAPのヘイヴンでOTまでもつれ込む接戦の末、OPTCに先制を許してしまったZETAは続くマップでも徹底した対策、撃ち合いの強さを発揮したOPTCに試合のペースを握られ続け、0-3で敗北となりました。
ZETA DIVISIONは今大会敗退となってしまったものの、初戦・DRX戦での大敗から勢いに火が付き、Fnatic、Ninjas in Pyjamas、Team Liquidといった名門チームを次々と撃破。再戦となったDRX戦では劇的なリベンジ勝利を果たし、さらにはPRXとのアジア頂上対決を制し、アジアNo.1の称号を手に入れています。
当初の下馬評を覆し、快進撃を続けたZETA DIVISIONは今大会ベスト3入りの偉業を達成。85,000ドル(約1,100万円)の賞金とChampionsに繋がる400サーキットポイントを獲得し、日本のeスポーツの歴史に残る快挙を成し遂げた大会となりました。
注目の第1MAP・ヘイヴンはOPTCピック、ZETAのアタッカー側スタート。開幕1stラウンドを先制したZETAは、ジェットを使うDep選手を軸とした圧倒的な試合運びで序盤の盤面を掌握、開幕から5本を連取します。5-0で迎えた第6ラウンド、落ち着きを取り戻したいOPTCはタイムアウトを切り、エリア取りを意識した強気な位置取りへシフト。タイムアウトを機に流れを掴んだOPTCはオペレーターを持つyay選手が1stピックを取る展開が続き、ラウンドを連取します。ZETAは5ラウンドを失うものの、前半を5-7のリードで折り返します。
後半戦、ディフェンダー側のZETAは、ミッドへの素早いエリア展開で開幕1stを先制。続くラウンドも獲得したZETAは絶好のスタートを切ります。さらに第16ラウンド、SugarZ3ro, Dep選手が2v4クラッチを決め、11-5と徐々にラウンド差を広げていきます。しかし、その後は人数有利を作ってからラウンドを落とす展開が目立ち、ラウンドを連敗。第22ラウンド、ZETAは12-10で先に王手をかけるものの、OPTCの怒涛の追い上げで12-12に追いつかれ、試合はオーバータイムに突入します。
オーバータイムでは両者激しい攻防が続く中、OPTCの終始Marved選手を中心とした少人数戦での立ち回りの巧さが光り、第1MAP・ヘイヴンは13-15でOpTic Gamingの勝利となりました。
第2MAP・フラクチャーはZETAピック、アタッカー側スタートとなります。ZETAは開幕2ラウンドを先取し、好スタートを切ります。しかし、立ちはだかるのはまたしてもyay。OPTCは同選手の1stピックを起点にラウンドを重ねていき、序盤はOPTCが優勢な試合運びを見せます。3-5のビハインドで迎えた第9ラウンド、ZETAは見事な連携でエコラウンドの獲得に成功。さらに第11ラウンド、ZETAは再びエコラウンドを獲得しますが、前半は5-7とOPTCにリードを許し折り返します。
後半戦、OPTCはネオンのスピードを活かしたセットプレーが刺さり、ラウンドを連取されます。終始OPTCが圧倒する展開が続き、第2MAP・フラクチャーは5-13でOpTic Gamingの勝利となりました。
ここを落とすと敗退が決まる大一番、ZETAはディフェンダー側スタートとなります。開幕2ラウンドはOPTCが先制、もう後がないZETAにとっては不穏な立ち上がりとなります。さらにOPTCは、両サイトへの揺さぶりをかける巧みな戦術でさらにラウンドを連取。2-4で迎えた第7ラウンド、OPTCがAサイトでヴァイパーズピットを展開するも、ZETAは完璧なリテイクでラウンドを獲得。巻き返しを図りたいZETAですが、終始徹底した対策を講じてくるOPTCに対し、試合のペースが掴めないまま、前半を4-8のビハインドで折り返します。
後半戦、OPTCは開幕2ラウンドを先制。ZETAも怒涛の追い上げを見せるものの、第3MAP・バインドは8-13でOpTic Gamingの勝利となりました。ZETA DIVISIONは0-3で敗北、今大会をベスト3の成績で去ることとなりました。
#VALORANTMasters
— VALORANT Champions Tour JAPAN (@valesports_jp) April 23, 2022
VALORANT Masters Reykjavík
DAY11 — Lower Bracket Final
Map1,Map2:OPTC WIN
Map3:Bind
13-8 OPTC WIN
よくやってくれた👍
歴史に残る戦いをありがとう!🇯🇵✨@zetadivision #ZETAWIN
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キャスター一同:今大会、お疲れ様でした。
岸大河氏:まずは今のOpTic Gaming戦、感想をいただけますか?
Laz選手:OpTicが強くて、自分たちが力不足でした。
岸大河氏:特にどのような所が強く感じましたか?
Laz選手:OpTicの戦い方を最後まで突き詰めていて、その中で少しずつアドリブを含めたりした戦い方に対応出来なかったと思います。個人技も凄く強いし、フェイクも「これ本命だろ!」って寄った瞬間に引っかかっちゃって。
crow選手:本当に強くて、自分たちも用意してきたものはあるんですけど、試合の中で上手く対応されて逆にこっちが辛くなってしまう状況になったりとか、本当に相手の対応が上手かったです。
岸大河氏:2021年では悔しい結果の中、2022年に備えて沢山の練習、メンバーチェンジで臨んできた今大会ですが、昨年度と今年でその差が縮んだようにも思うのですが、どのような理由がこの結果を生み出したのでしょうか?
Laz選手:コーチ主導で皆が一つになって、全力で練習をし、時間をかけて同じ方向に進めたなというのは感じました。
crow選手:自分たちの場合は日本でもブートキャンプだったり、大会前に集まって長く共に過ごす時間があったのも関係しているのかなと思います。
岸大河氏:今回3位と、その上にはLOUD、OpTic Gamingがいます。世界との差というのは選手の体感としてどのくらい感じましたか?
Laz選手:ぶっちゃけ今日のOPTC戦は壁を感じましたね。凄い強かったです。もうちょっといけるかなと思ったんですけど。
crow選手:勝てる自信はあったんですけど、土壇場の対応力というのは凄いなと思いました。
岸大河氏:次はMasters Stage2に臨むということで一度帰国して、Challengersからのスタートになっていきます。今度は日本のチームと戦って、それを乗り越えてMasters Stage2に行かなければなりませんが、プレッシャーは感じますか?
Laz選手:自分たちが本当に通用するのかというのは、新しいチームだったのでそこは不安だったんですけど、Stage1で日本大会優勝して、世界大会でもここまで来れて、自信は凄いあるのでStage2でも世界大会目指して頑張りたいなと思います。今回の世界3位は全然満足してないので、Stage2で優勝目指して頑張っていきます。
岸大河氏:crow選手、最後に感想をいただけますか?
crow選手:僕自身、今回の大会、この半年ぐらいの活動で本当にここまで来れるとは思っていなかったんですけど、やってみて悔しいですね。もうここまで来たからには優勝したかったし、負けてしまったことは凄い悔しいので、次はもっと強くなって帰ってきます。



