海外eスポーツメディア「Upcomer」が取材を行ったRiot Games関係者からの情報により、2021年12月に行われたVALORANTの世界大会「VALORANT Champions 2021」の開催を記念した限定スキン『CHAMPIONS 2021』の最終的な総収益額が、1872万ドル(約21億6千万円)に達していたことが明らかになりました。
「CHAMPIONS 2021」は、VALORANTにおける2021年の世界最強チームを決する『VALORANT Champions 2021』の開催を記念して発売されたスキンコレクション。武器スキンはヴァンダル、カラムビットナイフの2点のみで、その他には3種類のプレイヤーカードとチャンピオンタイトルといったセット内容となっています。

また、最終キル獲得時にフィニッシャーと共に大会テーマソング「Die for You」が再生されるほか、フラグトップ時には武器が輝く”Championsオーラ”が付いているなど、まさに大会仕様の限定スキン。再販なし、大会期間中のみの販売ということもあり、世界中のコミュニティから大きな注目を集めました。

「CHAMPIONS 2021」は2021年11月25日より、6,263VPというやや高めの価格設定でゲーム内ストアにて販売が開始。大会開催期間に合わせて12月13日までの販売期間が設けられていましたが、発売から約2週間が経った12月8日時点で、同スキンの収益額が1500万ドル(約17億円)を突破したことがVALORANT公式より発表され、大きな話題となりました。
皆様のご支援により、スキンセット「Champions2021」は参加チームのために750万ドル(およそ8.5億円)以上を集めることができました。
— VALORANT Champions Tour JAPAN (@valesports_jp) December 8, 2021
本収益はChampions出場チームに均等分配されます。
引き続き12/13までご支援いただけます。 https://t.co/SyZ5ULL4kH
また本スキンでは、純収益の50%がChampionsの全出場チームの間で均等に分配されることが前もって発表されており、最終的に936万ドル(約11億円)が、大会成績に関係なく全16の出場チームに1チームあたり58.5万ドル(約6750万円)が均等に分配されたことが明らかになりました。
Upcomerは、チーム関係者から得たという情報から各チームの収益分配率を公表(判明している部分のみ)。多くのチームが母体への分配率を高くしている一方で、Cloud9とVivo Keydは収益の大部分を選手に配分、SentinelsとEnvyが折半という形をとっています。また、これらの判断は各チームの裁量に任されていたことが明らかになっています。
最も選手への分配率の高いVivo Keydを例に挙げると、選手一人あたりに約1千万円以上の売上収益が分配された計算となります。
| チーム | 選手 | |
|---|---|---|
| Acend | 75% | 25% |
| Fnatic | 80% | 20% |
| Team Liquid | 70% | 30% |
| Team Envy | 50% | 50% |
| Sentinels | 50% | 50% |
| Cloud9 | 25% | 75% |
| FURIA Esports | 60% | 40% |
| Vivo Keyd | 20% | 80% |
| X10 | 100% | 0% |
| Team Secret | 85% | 15% |
| Vision Strikers | 70% | 30% |
コミュニティでの好評、チーム/選手へのモチベーションに繋がることを考えると、今年9月に開催が予定されている世界大会「VALORANT Champions 2022」でも同様の大会限定スキンが発売されることが予想されます。現在各地域では地域予選のChallengerが開催されており、日夜白熱した戦いが繰り広げられています。
トップティアeスポーツタイトルとして確固たる地位を築きつつあるVALORANT。今年のVCTシリーズもますます目が離せない展開が続いていくでしょう。
関連リンク:Sources: VALORANT Champions skins revenue breaks $18.7 million

