
Riot Gamesは6月18日、2027年シーズンのVALORANT Champions Tourについて、競技フォーマットと報酬制度に関する追加情報を公式に発表しました。4月に公開された2027年構想に続く第2弾の発表で、シーズンの進行方法や、パートナーチーム・非パートナーチームそれぞれの出場資格の仕組みが明らかになりました。
A Deeper Look Into #VCT 2027
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) June 18, 2026
– New Season Structure
– Rewards For Non-Partner Teams
– Regional Splits
Who's ready? 👀 pic.twitter.com/vYqsYv7XgC
Americas・Pacific・EMEAの3地域では、シーズン開幕戦となるKickoffが12チームで実施されます。内訳はパートナーチーム8組と、オープン予選を勝ち上がった4チームです。各地域のパートナーチーム数が8組であることが正式に確定し、現行の10組から削減され、全4地域では計32チームとなります。Kickoffでは各地域の上位3チームがMastersへの出場権を獲得し、それ以降の出場はすべて成績に基づいて決まります。


Kickoffに続いて各地域で年2回開催されるのが、従来のリーグ戦に代わる大会「Cups」です。オープン予選を勝ち上がったチームと既存のチームがここで上位を争い、その成績がMastersやChampionsへの出場につながります。
パートナーチームはKickoffへ直接出場できる優位性を持つ一方、すべてのCupsへ自動的に出場できるわけではありません。シーズンが始まれば、各チームは結果を残し続けて出場権を勝ち取る必要があります。CupsやMastersで上位に入れなかったチームはオープンプレイオフに回って勝ち上がりを目指すことになり、過去に実績のないチームや直前のオープン予選で振るわなかったチームは、次のオープン予選を初戦から戦うことになります。
なお、中国地域はやや異なる構造が採用される模様です。パートナーチームとビジターチームがKickoffおよび最初の2つのCupsへ直接出場でき、Kickoffはパートナーチーム8組・ビジターチーム2組・オープン予選経由の2チームの計12チームで構成されます。昇格・降格を通じてエコシステムに残る道を提供するビジターチーム制度は、VCT CNで継続されます。またPacificにはラストチャンス予選(LCQ)が設けられ、南アジアとオセアニアの上位チームがKickoffおよびCupsへの出場権を争う形となり、Pacific地域全体でより多くのチームに出場機会が広がります。
非パートナーチームやクリエイター主体のチームも、他チームと同様に出場・勝ち上がりを目指せます。鍵となるのはロスターの継続性で、5人中3人以上の選手を維持していれば、それまでに獲得したポイントや進捗をそのまま引き継ぐことができます。

報酬面では、主要大会に出場した非パートナーチームに対し、出場資格に応じた固定額の支援が新たに導入されます。
加えて、非パートナーチームは賞金プールからの獲得や追加インセンティブの対象にもなります。一例として、非パートナーチームがGame Changers Championshipへ出場した場合には、追加で10万ドルが支給されます。
このほかRiotは、2027年シーズンへの移行に合わせてコミュニティ大会ガイドラインを更新したことも明らかにしました。世界各地の主催者がVALORANTのイベントをより開催しやすくし、地域コミュニティの活動や競技機会の拡大を後押しする狙いです。
Riotは2027年のVCTについて、非パートナーチームがあらゆる大会への出場を狙える一方、パートナーチームも結果を残し続けなければ上位には進めない仕組みを強調しています。地域ごとの日程や出場枠の詳細は、今年のChampionsに向けて引き続き発表される見通しで、フォーマット刷新後の競技シーンに注目が集まりそうです。
