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開発者が明かす『VALORANT』の遅延を最小限に抑える設定。フルスクリーンが最も遅延が少ないことが判明

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VALORANT開発チームの一員である”Nu”氏が、自身のYouTubeにてVALORANTの遅延を最小限に留める方法を公開。同氏は自らが各設定ごとに遅延の変化を測定し、結果を公開しています。

目次

遅延の測定方法

公開された動画では、Nu氏はNvidiaの遅延測定ツール「LDAT」を使用。マウスをクリックしてから発砲時に銃のバレルが光るまでの間隔を本ツールを用いて測定します。等間隔で250発分測定することにより、データのばらつきを最小限に抑えることができると同氏は説明しています。

手順としては、まず同氏が考える最適化された設定を使用し、基本となるデータを測定。そこから一つ一つの設定を変更していき、設定毎の遅延への影響を調べます。今回検証に使用されたハードウェアとゲーム内設定は以下の通りとなります。

ハードウェア設定

  • CPU – Ryzen 9 5900x
  • GPU – GeForce RTX 3090
  • モニター – Alienware AW2721D (240Hz)
  • メモリー周波数 – 3600MHz
  • マウスのポーリングレート – 1000Hz

ゲーム内設定

  • 解像度 – 2560 x 1440 @240Hz
  • フルスクリーン
  • fps制限 – 480
  • ビデオ設定 – 低
  • Nvidia Reflex Low Latency – On + Boost

fps値

Nu氏が最初に測定したのは各fpsごとの遅延。上記グラフに示されているように、fps値が高くなればなるほど遅延が少なくなっていることが確認できます。同氏は「通説通り、fpsが高ければ高いほど遅延が少なくなるが、240fpsを超えてからの変化は微々たるものである」と結論づけていますが、同氏が使用したモニターが240hzであることから、360Hzモニターを使った場合は結果が変化する可能性があると述べています。

リフレッシュレート

リフレッシュレートの検証では、モニターのリフレッシュレートが高くなれば高くなるほど遅延も少なくなる結果となりましたが、今回の検証ではfps値を変化させることでより興味深い結果が示されました。

480fps固定で60Hzモニターを使用した場合と、60fps固定で240Hzモニターを使用した場合では240Hzモニターの方が遅延が少なくなる結果に。このことからNu氏は「使用しているパソコンがモニターのリフレッシュレート以上のfpsを出すことが出来なくても、高リフレッシュレートモニターの恩恵を受けることができる」と説明しています。

また、高リフレッシュレートモニターを使用しているのにも関わらず、設定を変更せずに60Hzのまま使用しているユーザーが多いことから、同氏はディスプレイ設定を再確認するよう注意を促しています。

VSync (垂直同期)

ゲームのリフレッシュレートをモニターと同期することにより、画面のちらつきを抑える機能「VSync (垂直同期)」ですが、上記グラフに示されているように、すべてのリフレッシュレートにおいてVSyncを使用した時には遅延が大きくなることが判明しています。

グラフィック設定

グラフィック設定毎の遅延。真ん中のNu’s settingsはNu氏が個人的に使用している設定。

測定の結果、僅かではあるものの「グラフィック設定」も遅延に影響を与えていることが判明。すべてHigh (高) にした場合とすべてLow (低) にした場合では、Lowの方が約1.36ミリ秒ほど遅延が少なくなりました。あまり大きな変化ではありませんが、トップレベルでプレイするプレイヤーたちには少なからず影響を及ぼすことでしょう。また同氏は「私はRTX 3090を使用しているが、これより低い性能のグラフィックボードを使用している場合、設定は更に大きく影響する」と説明しています。

Ndivia Reflex Low Latency

上記グラフから分かる通り、Reflex On + Boostに設定した時と、Offにしたときでは約1ミリ秒の変化が見られています。一見すると僅かな変化のようにも見えますが、Nu氏は「480fpsでは1フレームあたりが約2ミリ秒であることを考慮すると素晴らしい変化であり、低いフレームレートでは更に大きな差が生まれる」と説明。On + Boostの設定を強く推奨しています。

ディスプレイモード

ディスプレイモードごとの遅延の結果に関して、Nu氏は「衝撃的すぎてテストを3回やり直した」と説明するほどに大きな変化が見られています。フルスクリーンでプレイした場合、ウィンドウモードとフルスクリーンウィンドウモードに比べ約10ミリ秒 (0.01秒) の変化がありました。

Nu氏は「フルスクリーン時が一番遅延が少ないことは分かっていたが、ここまで差が出るとは思わかなった」と述べており、フルスクリーンモードでプレイすることを強く推奨しています。

まとめ:おすすめの設定は?

  • フルスクリーンモードでのプレイを推奨
  • Windowsでモニターのリフレッシュレート設定を再度確認
  • 「VSync」は絶対に使用しない。fpsを制限したい場合にはゲーム内の設定を使用するべき
  • 「Nvidia Reflex Low Latency」はオン+ブーストに設定する
  • 使用しているハードウェアを考慮し、グラフィック設定を変更する。不要な設定は切るべきであり、古いグラフィックボードほど変化が大きくなる

以上が、測定結果を受け、Nu氏がVALORANTプレイヤーにおすすめするVALORANTの設定となります。

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