GEN Munchkin「IGLとしてチームメイトの強みを最大限に活かすことを心がけている。まずは自由にプレーさせ、最終的には撃ち合いに集中できる環境を作るのが目標だ」

6月15日、VALORANT世界大会「VCT 2025 Masters Toronto」のプレイオフ初戦で、Gen.G EsportsがFNATICに2-1で勝利し、アッパーブラケット準決勝に進出しました。
本稿では、試合後に行われた記者会見でのインタビュー内容を掲載。Gen.Gの選手陣とヘッドコーチのsolo氏が試合を振り返りました。
Pacificチームが強くなった要因について
― 中国チーム含め、最近3大会連続でアジアチームが国際大会を制覇しています。以前は欧米が強かったですが、何が変わったと思いますか?
Munchkin:
正直、僕らが大きく変わったというより、僕たちがメタを深く理解しようと必死に取り組んでいて、その努力が報われているんだと思います。
スプリットでのテホ採用の理由
― スプリットでのテホ採用について、ナーフ前後での長所・短所を教えてください。
solo:
多くのプロが知っている通り、ナーフ前は誘導ミサイルがすごく強くて、マップコントロールを取るのに有利でした。それが大きな利点でしたが、ナーフ後は少し弱くなりました。ただ他チームより多めにチャンスを与えている感じです。次の試合でも使うかもしれませんし、使わないかもしれません。

MunchkinのIGLスタイルとチーム内の声量
― Munchkin選手への質問です。ご自身はどんなスタイルのIGLだと思うでしょうか?そしてメンバーそれぞれで声が大きい人・静かな人を教えてください。
Munchkin:
まず、自分はチームメイトのプレイスタイルを最大限に活かせるように心がけて、試合を進めていくタイプのIGLです。選手たちにはより多くの自由を与えて、やりたいプレイをさせるようにしています。最終的には、みんなが撃ち合いに集中できる環境を作るのが目標です。
次に、チーム内のコミュニケーションについてですが、Foxy9は時々声のボリュームが突き抜けるほど大きくなることがあります。でも一番うるさいのはt3xtureだと思います。
「Mr. 3K」
― t3xture選手は『Mr. 4K』と呼ばれていますが、ヘイヴンでMunchkin選手が3キルを量産してました。『Mr. 3K』と呼ばれたいですか?
Munchkin:
いや、僕はエースが取れる男になりたいです。
t3xture:
僕も…。
Munchkin:
お前はダメだよ、ダメ(笑)
Ashの自信について
― 以前のインタビューで前任者の穴を埋める努力をしていると話していましたが、ヘイヴンの1v3クラッチなど活躍しました。自信はつきましたか?
Ash:
まずFNATICに勝てたので自信は十分に上がりました。前の選手たちとの差はまだあるけど、一生懸命努力をしており、そのクラッチのおかげで勝てて嬉しいです。
Munchkin:
お前の方が上手いよ(笑)

Wolves Esportsについて
― 次の対戦相手であるWolves Esportsについてチームとしてどう評価していますか?
solo:
Wolvesは個々の撃ち合いが強く、グループステージでかなり成長したチームだと思います。でも、僕たちは恐れてはいません。
テックポーズ後のピストル敗北について
― スプリットの後半でピストルラウンドを落とし、連勝が止まりました。テックポーズが影響したと思いますか?
solo:
テックポーズの影響もあったかもしれませんが、僕たちがより良い戦略があれば勝てたと思います。準備不足だったので、もっと詰めていきます。
― テックポーズ後、選手たちをどうサポートしましたか?
Solo:
スプリット中のテックポーズだったので、サンセットの話はほとんどせず、スプリットの後半戦の話をしました。
Wolves Esportsへのメッセージ
― 次の対戦相手のWolves Esportsに一言お願いします。
t3xture:
プレイオフまで上がってきたのは立派だ。一生懸命に頑張ろう(笑)。
Munchkin:
おい、弱気だな(笑)

Masters Shanghaiとの比較
― Masters Shanghaiと似た展開ですが、違いと共通点は?
Munchkin:
大きな違いは、今回はSentinelsがいることです。なので、上位で当たると思います。共通点はAspasを倒して、FNATICを倒している流れです。ただ、そういうことはあまり気にせず、今を大事にしています。
新エージェント構成の完成までの期間
― 新しい構成を完璧にするまでどれくらいかかりますか?
solo:
periコーチもいるので、3人で集中すれば1-2日で完璧とはいきませんが、スクリムで試せる程度にはなると思います。
1位シードチームが全敗したことについて
― 1位シードチームがプレイオフ初戦で全敗しましたが、このフォーマットは不利だと思いますか?
Munchkin:
多少影響はあると思いますが、絶対に不利とは思いません。むしろ利点もあります。
フラッシュなし構成について
― Gen.Gはフラッシュが少ない構成が多いですが、理由と適応法は?
Munchkin:
フラッシュが少ない分、爆発力は落ちるので、相手の弱い部分を探して頭を使ってエリアを取ろうと考えています。
Munchkinのエイム練習について
― 今日のエイムが光っていましたが、IGLですがエイム練習にも多くの時間を割いていますか?
Munchkin:
そんなに特別に時間を割いているわけではありません。でもスクリムの時は一生懸命やっていますし、みんなスクリムをちゃんと全力でやっているので、スクリムを頑張っているおかげで銃がちゃんと当たるんだと思います。

今回の勝利で最も大きな収穫
― 今回の勝利で一番意味があったことは何ですか?
Foxy9:
2マップ目は本当に酷くて、サンセットに行く前にどう気持ちを切り替えるかすごく考えました。そのメンタルコントロールが一番の学びでした。
FNATICのスローなプレイスタイルへの適応について

― FNATICはスローなプレイスタイルを好んでいますが、どのように適応しましたか?
(一同、まだ回答していないKaron選手を見つめる)
Karon:
一旦…。何だっけ?
一同:
あぁ、もう(笑)。
Munchkin:
まず長いテックポーズが終わって、FNATICが本当に良い戦術を見せていたとは思いますが、個人的には自分が撃ち合いで全然ダメだったせいで負けたと思っています。相手の戦術に対処するのは問題なかったんですが、自分のエイムが問題だったと思います。
コメント
コメント一覧 (13件)
余裕があっていいね
お前の方が上手いよ(笑)←これエグい
でも撃ち合いを許容しすぎた結果banが生まれたんだよね
マンチキンが唯一匙を投げた男だからな
そうなんだww
試合中はキビキビ頭回ってるのにインタビューはボーッとしてるKaronかわいい
フラッシュ少ない構成が出来るのって正面火力あるチームじゃないと無理だよな
いまだに化石みたいな2コン1センチ使っても強さ維持できんのはマジですごい
その辺のチームが真似しても大体失敗してるし
マンチが常にコンタクトにカウンターできる体制を持ってるのが前提だから普通のチームじゃ足止めもエントリーも止まらなくて無理すぎる
それもあるけどナーフが入ったブリーチを信頼しすぎじゃないかとは思う特にG2なんかはロータスやスプリットでいまだにブリーチ出してノーセンチだし
なんとなくグダグダじゃねーか!
あんな軍隊みたいなチームなのになんかみんな可愛いなww
マンチキンのツッコミおもろいし話全然聞いてないカロンもおもろい。wolves普通に強いだろうけど勝ってくれ
撃ち合い弱すぎて味方に背負ってもらうことが多いBoasterとの明確な差