「Crazy Raccoon」Munchkin選手へのインタビュー記事が公開。世界大会での思考の変化、チーム内でのコミュニケーション問題、Championsに向けた課題点などについて語られる
海外のeスポーツニュースサイト「Esports.gg」にて、国内プロチーム「Crazy Raccoon」のVALORANT部門に所属するMunchkin選手 (@MUNCHKING_) のインタビュー記事が公開されました。
Crazy Raccoonは、先日ドイツ・ベルリンで開催されたVALORANTの世界大会「VCT Stage3 – Masters Berlin」に日本代表として出場。初戦のGambit戦では、2マップで計2つのラウンドしか奪えず、今回のMasters Berlin覇者のGambit相手に大敗を喫してしまいます。第2試合目のブラジル2位Havan Liberty戦では、前評判を大きく覆し、日本に念願の初勝利をもたらしました。
国際舞台での初勝利を手にし、いい雰囲気で迎えた第3試合目のGambit戦では、一部コミュニテイでは1試合目と同様の圧倒的な展開が予想されていましたが、そんな予想とは裏腹にCrazy Raccoonはこの後世界王者となるGambitに対して、次々とラウンドを獲得していきます。試合結果はあと一歩が及ばず、惜しくも2-0で敗北してしまいましたが、最後の最後までどちらが勝利するのか分からない緊迫した素晴らしい試合を日本のファン、そして世界のファンに見せてくれました。
今回公開されたインタビュー記事では、Crazy RaccoonでIGL(インゲームリーダー)を務めるMunchkin選手の大会中でのマインドセットの変化、他選手との言語の問題や彼自身の今後の課題などについて語られています。以下、元記事の全文翻訳となります。
「恐れずにプレーする」というマインドセットの変化があった
――VCT Masters Berlinについて、またCrazy Raccoonsがより高いレベルで戦えることを示すことができたことについて教えてください。
Munchkin選手:ようやく自分たちの本当の実力を発揮できたと思います。ベルリンでのスクリムはとても良かったのですが、それを本番で発揮するのには苦労しました。しかし、GambitとHavan Libertyとの対戦では、ようやくそのレベルのプレーを見せることができました。Gambit戦の結果については、自分のプレーに失望しました。私自身のプレーを改善すれば、このチームは素晴らしい結果を出せることはわかっています。
それでも、私たちがEMEAのトップチームとほぼ同等の実力を持っていることを世界に証明できたと思います。次のVCT Championsでは、それをさらにアピールしたいと思います。
――Medusa選手とのインタビューで、彼はあなたがベルリンでの初戦の後、「恐れずにプレーする」というマインドセットの変化があったと言っていました。このマインドセットの変化について教えてください。
Munchkin選手:私たちが日本で練習するときは、NAやEUのチームがやっていることを参考にして、練習や戦略を立てることが多いんです。
アイスランドやベルリンに行って、自分たちが研究しているチームと対戦するのは、精神的にかなり厳しいものがありました。トップチームを再現しようと努力してきたのに、実際に彼らと対戦すると、彼らが得意としていることをさらに悪くしたような感じになってしまうのです。
それが最初の大きな課題でした。Gambitとの試合の後、チーム内で最も話し合ったのは、このような相手との対戦に対する恐怖心を克服しなければならないということでした。ブラジル2位のHavan Libertyに良い結果を残せたことで、自分達らしくあることはとても良いことだという自信がつきました。NAやEUのチームをそのまま真似るのではなく、そこから革新的なものを生み出すことができるので、このマインドセットの転換にとても役立ちました。
#VCT #VALORANTMasters
— VALORANT Champions Tour JAPAN (@valesports_jp) September 14, 2021
MATCH WINNER🏆
Crazy Raccoon@crazyraccoon406
よくやったCR😍‼
Good Game🔥🔥#CRWIN
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――ベルリンでのチームの成長についてお聞かせください。自信がついてきたようですね。
Munchkin選手:ベルリンでは、コーチングスタッフとアナリストが私たちの成長に影響を与えた最大の要因だと思っています。彼らは、私たちの長所と短所を見極め、より良いパフォーマンスを発揮することができました。ベルリンでは、私たちのゲームプレイを見るための特別な視点を持つことで、成長するための新たな視点を得ることができました。
――Crazy Racoonが韓国と日本が融合しているということについてお聞かせください。全員が同じ言語を流暢に話すチームと比べて、言語の壁が問題になることはあると感じますか?
Munchkin選手:仰る通りです。確かに言語の壁は時々あります。でも、ハーフタイムの会話では、言語の壁があるとは思いません。私たちの言語の壁はラウンドごとに大きく影響します。2対3のサイトホールドや1分間でのコミュニケーションが必要なとき、こういった所で大きな違いが出てきます。
敵がどこにいるのかを素早くチームメイトに伝えるためには、ちょっとした声掛けが必要になります。私自身、現在は日本語があまり得意ではありません。こういった場面で今はとても苦労しているので、もっと日本語が上手くなりたいと思っています。
――VCT Championsに向けて、日本語は継続して取り組むべきことの一つになると思いますか?
Munchkin選手:VCT Championsで良い成績を残すために必要なものは間違いなく揃っていると思います。最高のコーチ陣がいて、とても強いチームですからね。とはいえ、成功するためには、自分の方で2つのことを改善する必要があります。あなたがおっしゃったように、日本語はこのオフシーズン中に取り組むべき大きな課題です。
私がもっと日本語を理解していれば、重要なラウンドで勝つことができたという場面がたくさんありました。次に、私の手首と手は健康ではありませんでした。そのため、これからの2ヶ月間は手首の悪いところをしっかりと治す必要があると考えています。
――最後に、Crazy Raccoonsが高いレベルで戦えるチームであることを信じていない人たちへのメッセージをお願いします。
Munchkin選手:チームとしてのCrazy Raccoonsは、一部の人が考えているような戦略や戦術に苦労しているとは思いません。今回のベルリンで実感した最大の違いは、NAやEUのチームと対戦したときに、個々のプレイヤーが技術的に遅れをとることがあるということです。
それをカバーするために、このエイムの不足を克服するための小さな戦術や小さな戦略をたくさん練習してきました。Championsでは、個人の能力とエイムが最大のポイントになると思います。そして私自身については、もう一度、私の日本語の上達と競技に参加するための健康状態のケアが必要だと考えています。
引用元:Esports.GG
コメント
コメント一覧 (16件)
スマーフ&ブースティングしたrion&Zepherが必要なんじゃないか?
どこぞの女Vtuberも忘れるんじゃないわよ
ヴァロラントスマーフ部門の人たちじゃん
スマーフって相手に芋連れててもダメなん?
芋帯だと普通にプロと当たることもあると思うんだけど、それと何が違うん?
暴れてる人らは戦力イーブン(レディ2ダイヤ1プラ2 vs イモ3ダイヤ2)になるようなマッチングだったとか気づいてないよ
戦力イーブンでマッチングできるならなんでサブ垢使ったりrionは下げランまでしてランク落としてるんですかね?
CRの選手達も大変だな
スマーフの件は何も関係無いのにガイジに絡まれて
プロゲーマーチームのオーナーと選手が無関係は苦しい
CRおじじとかいうやつ、自分は巻き込まれただけって形にしたいんだろうけどブースティングは同罪だからな
いやCRのスタメン達が巻き込まれて可哀想って話でしょ
ユーチューバー部門とか監督はゴミなだけでスタメン選手達は関係無いしな
選手は関係ないけどオーナーがやらかしたらチームとしては関係あるって考えるのが一般人やぞ
無関係なのにガイジに絡まれてるんじゃなくって、関係あるからガイジに絡まれてるんだぞ
valoの選手が頑張ってるのに何してんだよあのオーナー。オーナーがチームの評価下げるのマジでないわ。オーナーなのにでしゃばりすぎてるのが良くないんだよ。CRの選手は好きなのにオーナーのせいで嫌ってるやつ多そう。
“坊主憎けりゃ袈裟まで憎い”は卒業したほうがいいね
スマーフラクーンの人じゃん
CRヴァロ部門に迷惑かかってるのはオーナーのせいだろ
そんなこと分かりきってるのに謝罪文で「監督不足だったけど自分のせいじゃないです。」みたいな謝り方したら火に油注いでるだけ
オーナーが元選手引き連れてスマーフしてるって広まってCRのチームは関係ありませんって無理がある
takej彼女のゼファーを擁護しようとして自爆してて草