韓国のレジェンドプレイヤー“solo”が引退を発表。33歳にして20年間の競技シーン生活に幕を下ろす

11月12日、NUTURN Gaming所属の”solo”選手が自身のTwitterにて、VALORANT競技シーンからの引退を発表しました。33歳まで第一線の現役プレイヤーとして活躍したsolo選手は、VALORANT競技シーンで世界6位、アジア2位のベテランプレイヤーでした。

こんにちは。この度私は、CSからCS:GO、VALORANTまでの約20年間に及ぶNUTURNでのプロプレイヤーを終えます。辛いこともたくさんありましたが、幸せな瞬間と良い思い出と共に引退します。長い間、私を支え、信じてくれたファンの皆さんに感謝します。

@solo_VLRTより

solo選手はNUTURN GamingのVALORANT部門に所属し、チームの柱として「First Strike」韓国大会ではベスト8（PROPARTY時代）、国際大会「VCT Stage 2 Masters」では3位に入賞するなど、NUTURN Gamingに多大な貢献を果たしました。先日、NUTURN Gamingを脱退したallow,Suggestの2選手に続き、今回solo選手も脱退することとなったため、同チームでは現在ロースターの再編成が行われています。

一時はVCT Stage 2 Mastersを最後に引退すると思われたsolo選手ですが、大会後に自身のTwitterで「私はまだ引退を決めていません。しかし、私は自分を成長させるために次のステップに向けて準備をしており、引退するかどうかは6月中に決定する予定です」と即引退の可能性を否定していました。

カウンターストライクのプロ時代には複数の大会で優勝を果たし、名声を上げたsolo選手ですが、過去には以下のように発言し話題を集めました。

「アジアのCS:GOシーンは本当に失敗していて、韓国のCS出身の選手はVALORANTにしがみついている。XigN（Vision Strikersの前身となるMVP PKでエースとして活躍した選手）にVALORANTへの移籍を促しているにも関わらず、彼はその”失敗”したゲームから離れたくないと言っていた。XigNがNUTURNに加入した場合、競技シーンからは引退するよ」

solo選手のTwitchでの発言より

しかし、XigN選手がNUTURNへ加入する前にsolo選手が引退することになり、XigN選手がVALORANTへ移行することとなるのか、その進退に注目が集まります。