VALORANT パッチノート2.04:新シーズン「エピソード2 Act 2」が開幕。新エージェント「アストラ」の実装、コンペティティブの大幅アップデート、新機能「タクティカルボイス」の追加など
VALORANT(ヴァロラント)の最新パッチノート2.04が本日公開されました。
今回のパッチノートでは、新シーズン「エピソード2 Act 2」の開幕のほか、累計15体目となるコントローラー系の新エージェント「アストラ」の実装、復刻スキン「プライム 2.0」の登場、コンペティティブの大幅アップデート、チーム内の統率と情報共有を向上させるため、より具体的なキャラクターボイスが自動再生される「タクティカルボイス」の追加など、さまざまな新要素が追加されたアップデートとなっています。
VALORANT パッチノート 2.04
いつも通り様々な変更が加えられますが、一番の目玉は何といってもEpisode2 ACT IIの開幕でしょう!新エージェントやバトルパス、プライム//2.0まで、新要素が目白押しです!
今パッチは最近行った変更を引き続き評価すると同時に、バランスの取れた状態でVALORANT Challengersを進めるためにエージェントへの変更は行いません。
コンペティティブのマッチメイキングシステムには全体的に調整が加えられ、低ランク帯でより幅広いランクのフレンドとチームを組みやすくなるようになります。一方で、高レベル帯においては様々な条件が厳しくなり、ランクを上げるにはより高い実力を示す必要が出てくるでしょう。
試合中のコミュニケーションをサポートするべくタクティカルボイスを追加しました(ただしあくまでも補助的なもので、他の手段の代替として期待されるものではありません)。また、エスカレーションにおいて、バインドのテレポーターのドアが閉じないように改修工事を行いました。
エージェントのアップデート
アストラが参戦!
- エージェントページでアビリティーの詳細を公開中です。
モードのアップデート
エスカレーション
- バインドのテレポーター出口のドアが閉じないように──今後はキャンプもそう簡単ではなくなるでしょう!
- これまで「チームでミッドのテレポーターを占領してから、そこにずっと居座り続ける」という厄介な作戦が横行していました。この作戦には有効な対抗策が存在せず、一か八かで総攻撃を仕掛けるか、ラッキーヒットを重ねてグレネードのレベルまで上げるくらいしか道がないという状況だったのです。このエリアが激戦区になるのは大いに結構なのですが(いつも誰かしらここで戦っていますので)、テレポーターの外側にいるチームが著しく不利になるような状況は望ましくありません。今回の変更は、試合を引き伸ばせないようにしてテレポーターを奪取する手段を増やすのが狙いです。
- バインドのピック率が他のマップと同等に戻りました
- パッチ2.03の間は、エスカレーションにおけるバインドのピック率を下げていました。今回はこれを一旦元に戻しますが、バインドが依然つまらなく感じられるようであれば再びピック率を変更し、改めて対策を検討し直そうと思います。
コンペティティブのアップデート
今パッチからコンペティティブのEpisode 2:Act IIが開幕します!
Act開始時の振り分け戦の仕様が変更されました。すでに現在のEpisodeでの振り分け戦を終えているプレイヤーの場合は…
- Act開始時にランクが下がることはありません
- ただし、ランクがレディアントかイモータルだった場合、リーダーボードの順位はそのままですが、ランクレーティング(RR)は90%減少し、レディアントだったプレイヤーはすべてイモータルから開始となります。新しいActでその実力を改めて示してください。
- レディアントに昇格するための条件として、その地域での上位500名以内に入るだけでなく、一定以上のRRの保有が必要となりました(詳しくは後述)。
- 振り分け戦を終えるまで、新Actのリーダーボード上にプレイヤー名は表示されません。
- 自分のランクを表示するために必要な振り分け戦は1試合だけになります
- 振り分け戦でも成績に応じてRR(と場合によってはランク)が変動しますが、変動幅はあくまでその1試合だけの範疇に留まります。
- 現在のEpisodeでまだコンペティティブの振り分け戦を行っていないプレイヤーについては、今までと同様に振り分け戦を5試合プレイして、初期ランクを決定する必要があります
今後は一定以上のRRを保有していなければレディアントに昇格できなくなり、レディアントへの道はさらに険しいものとなります。この条件については、各地域内でのランク人口とRR分布に応じて調節されています。
- 各地域でのレディアントへの昇格条件は以下の通りです
- ラテンアメリカ&韓国:100 RR
- ブラジル:200 RR
- 北米&アジア太平洋地域:300 RR
- ヨーロッパ:400 RR
- メンテナンスのため、今パッチ開始時より公式サイトのリーダーボードが一時的に閲覧できなくなります。復帰は24~48時間以内を想定しています
- 今パッチ期間内で後日、1試合あたりの平均的なRR変動量を5低下させる予定です
- これはプレイヤーがMMR以上のランクに到達してしまうことで同じ試合をプレイしているプレイヤー間のRRの差が大きくなる、あるいは表示されているランクと実際のMMRに大きな開きが生じてしまう、といった事態が発生する頻度を下げることが目的です。RRの適切なバランスを探っていく上で、こういった計算面の微調整は、コミュニティーからのご指摘を踏まえつつ今後も頻繁に行うことになるでしょう。
- 今パッチ期間中に、降格したプレイヤーが(これまでの80 RRではなく)70 RRからスタートするように仕様を変更する予定です
- 上記の説明をご覧ください。
- エージェント選択画面や試合中にプレイヤーのランクが表示されなくなりました。なお、試合終了画面では以前と同様にランクを確認することができます
- 下位ランク帯において、より幅広いフレンドやチームメイトと一緒に対戦待ちできるようになりました(下記画像を参照)
- 下位ランク帯にはマッチメイキング時に候補となるプレイヤーが潤沢に存在することから、ランク幅を広げてもバランスが取れると判断しました。ただし、マッチメイキングのバランス維持とコンペティティブ・インテグリティ保護の観点から、この幅はランクが上がるにつれて狭まるようになっています。
- また、新規アカウントを作らなくてもランクの低いフレンドと一緒にプレイしやすくすることが、ひいてはスマーフへの対策にもなると考えています。
その他のアップデート
- タクティカルボイスを追加しました
- チーム内の統率と情報共有を向上させるため、試合中に自動再生されるエージェントのボイスをより詳細な情報を含めるようアップデートしました。
- 一緒に場所の情報を伝えるようになり、例えば「スパイク発見」や「敵確認」が、「Cにスパイク発見」や「Bに敵確認」といった具合になります。
- 今後はより詳細な情報が伝えられるようになるはずですが、タクティカルボイスはボイスチャットを完全に代替するものではないので、チームメイトがボイスチャットで発言している間は音量が抑えられます。
- この変更によって、ボイスチャットをあまり使用しないチームでもこれまでより情報共有がやりやすくなることを期待しています。また、何かの理由で他プレイヤーからのボイスチャットをミュートしている場合にも役立つでしょう。
以下はアセントにおける位置情報の例です。
- また、タクティカルボイスの内容をチャットウィンドウに表示できるオプションも追加しました
- 設定の切り替えは「一般」→「アクセシビリティ」 から行えます。これをオンにすると、タクティカルボイスが再生された際に内容がチャットメッセージとして表示されるようになります。メッセージは誰が何を言ったかがわかりやすいように調整され、例えばソーヴァが「Bに敵確認」と喋った場合チャットには「ソーヴァがBで敵を1人発見」と表示されます。
- タクティカルボイスに関するFAQ
- タクティカルボイスは特定のモードでは有効になりません
- タクティカルボイスは設定から無効にできます
- ボイスチャットの発言中にタクティカルボイスの音量が抑えられる仕様は設定から無効にできます
- タクティカルボイスのチャットメッセージ表示は設定から有効にできます
- インベントリー管理を改善したことで、ミドル~ハイスペックマシンでプレイヤー10名による試合を行った際のクライアントのフレームレートが平均3%上昇しました
不具合修正
- カスタムゲームでサーバーのドロップダウンメニューがループし続けてしまう不具合の原因を修正しました
- プレイヤー以外からアシストを獲得した際に、レイナのソウルオーブが発生していた不具合を修正しました
- レイナの「ソウルオーブ」のタイマーが実際の残り時間とずれていた不具合を修正しました
- セージの「バリアオーブ」の壁によって狭くなった場所にオーメンが「シュラウドステップ」でテレポートすると、壁の中に押し込まれてしまっていた不具合を修正しました
- キルジョイ、サイファー、ブリムストーン、セージ、ブリーチ、ジェット、ヴァイパーのアルティメット発動中を示すインジケーターが機能していなかった不具合を修正しました
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