「Sengoku Gaming」Artが契約満了に伴い脱退、選手としてLFTを表明

国内プロゲーミングチーム「Sengoku Gaming」は9月3日、VALORANT部門のArtコーチが契約満了に伴い脱退することを発表しました。

Art氏は、2021年にSengoku Gamingのメンバーとして競技シーンに参入。茨城忍者の愛称で知られ、生粋のオーディン使いとして注目を集めました。2023年シーズンにはJadeiteに所属、その年のChallengers Japan Split 2では惜しくもSCARZに敗れるも国内2位の成績を収めるなど、IGLとしてチームを牽引してきました。

2023シーズン終了後には、Crest Gaming Zstへ加入するも、翌年1月に双方同意の元で契約解除となりチームを脱退。VCJ Split1には出場せず、古巣であるSengoku GamingのB-TEAMに加入することが発表されました。その後はA-TEAMのコーチに就任し、Split 2には選手として出場しなかったものの、コーチとして同チームを国内3位にまで導きました。

今年8月、Art氏は自身のXでLFTを表明。投稿によると活動地域は日本とPacificとし、コントローラーでIGLを希望している一方、「求められるのであればショットコーラーとしてセンチネルの役割でも努力することが出来ます」と述べており、チームの可能性を広げるようなプレーができることが強みだとしています。

Art氏は今回のSG脱退について「最高にワンチームでこんな暖かいチームはないと思います」と述べ、続けて「選手に戻るための日々が始まるわけですが、次はいつ戦国に戻って来るかな？って思い出すと笑顔になれる言葉もらったので挑戦してきます！」と新たな挑戦への意気込みを見せています。IGLとして高い評価を受けているArt氏ですが、新たな活躍の場は見つかるのでしょうか。今後の動向に注目が集まります。