
「VCT 2024 Americas」で2連勝スタートに成功し、勢いに乗っている「NRG Esports」。IGLを務めるEthan選手がFURIA戦後のインタビューに応じています。
(7分30秒より)
Pedro Romero氏:これまで話してきたことを踏まえて、今現在NRGが直面している最大の課題は何だと感じていますか?
Ethan:おそらく”エゴ”でしょう。このチームにいる人たちはどれほど実績があるか、誰もが知っていると思います。そして、どれほど彼らが優れているかも。だからこそ、それに基づく期待があります。
しかし、私たちはエゴを少し抑えなければなりません。私たちは新しいチームです。明らかに良くなってきてはいますが、まだ成長の過程なんです。だからこそエゴを捨てて試合に集中し、本当に良いプレイヤーたちと対戦するのだということに気づかなければなりません。選手たちはみな理由があってここにいるのですし、毎日全力を尽くさなければならないのです。
Romero:あなた方に影響しているものとして、エゴと回答したのは興味深いですね。早い段階から様々な調整であったり、ゲーム内での意思統一の確認について、必要性を認識していたのでしょうか?
Ethan:というよりはむしろ、メンタル的な問題です。個人的には、自分自身に対しアンダードッグ(負けそうな側)のメンタリティを持つことを強いてきました。
チームのことというより、対戦する全ての対戦相手をリスペクトしています。もし相手を見下し始めたら、きっとすぐに裏目に出るでしょう。逆に相手からリスペクトされたら、精神的に混乱してしまうかもしれない。
私は全ての試合でスタートダッシュを決めたいんです。もちろんゲーム内ではみんなが勝利を目指しているからこそ相手を見下すことはできますが、それ以外では人に敬意を払わなければなりません。
世界大会優勝を経験した5名が集い、”スーパーチーム”として大きな期待が集まったNRG。今シーズン開幕前にはVictor選手による強気な発言もありましたが、KICKOFFではAmericasベスト4に終わり、「Masters Madrid」出場を逃していました。

Stage1は「LOUD」とFURのブラジル勢にいずれも2-0で勝利し、内容を見ても横綱相撲と言っていいNRGですが、チームを立て直した背景には謙虚な姿勢がありそうです。果たしてこの勢いはどこまで続くでしょうか。