
7月17日、「VCT Pacific 2026 Stage 2」のDay2にて、KRXがDetonatioN FocusMeに2-1で勝利しました。試合終了後、KRXのBeYN選手とtermiヘッドコーチが試合後記者会見インタビューに応じました。


── まずは、本日の試合を振り返っての感想をお願いします。
termi:Stage 2の初戦を勝利でスタートできたことを、うれしく思います。何よりも、今日はFlicker選手にとってVCT Pacificでのデビュー戦でした。長い練習生期間を経てのデビューだったので、本人も非常に大きな期待を抱いていたと思います。そのデビュー戦を勝利で始められたことを、本当に良かったと思っています。
BeYN:今日勝利できたことは、もちろんとてもうれしいです。監督が話したように、以前Flicker選手とはアカデミーチームで一緒にプレイしたことがあります。長い間、兄弟のような関係で過ごしてきましたし、自分の昔の姿を見ているような後輩でもありました。
そのFlicker選手のデビュー戦に一緒に出場でき、本人も良いプレイを見せてくれたので、誇らしく思いますし、とてもうれしいです。
── 昨日の開幕戦で新マップのサミットが初めて登場した際、今後はチャンピオンシップポイントを争うチームがBANし、あまり使用されないのではないかという予想もありました。しかし、DRXは今日の試合でサミットを選択しました。このマップをどのように評価していますか。
termi:私たちのチームは、新しいマップだからといって避けるタイプではありません。新マップが追加された際には必ず研究し、積極的に使用するようにしています。
サミットは、ほかのいくつかのマップと似ている部分があります。サンセットにも少し似ていますし、マップ全体のサイズが非常に小さく、展開の速いマップだと考えています。
そうした特徴が私たちのチームに合っていると思い、選択しました。ただ、まだ登場したばかりのマップなので、さらに研究する必要があると思っています。
BeYN:僕もサミットはマップが小さく、細い通路が多いため、撃ち合いが頻繁に発生するマップだと思っています。
フィジカルを強みとする僕たちのチームにとって、その長所を生かしやすいマップだと思います。個人的には新しいマップでプレイすること自体が楽しいので、サミットは好きですね。
── DRXはこれまでにも若い選手を継続的に育成し、トップチームで起用してきました。若手選手の火力と、チームとしての規律や戦術理解のバランスを、どのように評価していますか。
termi:私たちは、ほかのチームと比較しても、アカデミーの選手をトップチームで起用する機会が多いチームだと思います。それだけ若い選手たちに多くのチャンスを与えているとも考えています。
現在も、年齢制限によって大会に出場できない若い選手たちがいます。その選手たちにとっても、DRXは非常に多くのチャンスがあるチームだと感じてもらえるのではないでしょうか。今後も若い選手を積極的に起用していくつもりです。
若い選手には、若い選手ならではの長所があります。もちろん、純粋な火力や反応速度の高さもありますが、それだけではありません。恐れずにプレイできるからこそ、その年齢でしかできないような大胆なプレイもあると思っています。
Flicker選手についても、昨年のChampions終了後、すぐにトップチームでデビューできるだけの実力がありました。残念ながらシーズン開幕時から一緒にスタートすることはできませんでしたが、シーズン途中から合流できたことをうれしく思っています。
── BeYN選手はベテランとして、若い選手たちがDRXというチームに対する期待や、デビュー戦のプレッシャーを乗り越えられるよう、どのようにサポートしていますか。
BeYN:Flicker選手に限らず、自分より若い選手や、自分よりも遅くデビューした選手には、これまでも多くのアドバイスをしてきました。普段からよく話をしますし、大会の際には冗談を言ったり、雰囲気を盛り上げたりして、緊張をほぐすようにしています。ステージ上でも普段より積極的に話しかけたり、機材の準備を手伝ったりしています。
ただ、Flicker選手は以前からチームのみんなと親しく、性格も非常に前向きです。僕が特別に何かをしなくても、自然にチームメイトの中に入って楽しく過ごしていました。今回はあまり気を配らなくても、自分でうまく適応していたと思います。
── 本日の試合では、1マップ目から3マップ目まで3デュエリスト構成を継続して使用しました。1マップ目でうまくいかなかった後も構成を変更せず、使い続けた理由を教えてください。また、マップごとにイニシエーターだけを変更した意図について、話せる範囲で教えてください。
termi:練習段階で3デュエリスト構成を考えた理由は、現在のVALORANTのメタが、以前よりもさらに攻撃的な方向へ進んでいると感じたからです。ここまで攻撃的な戦い方が主流になっているのであれば、「3デュエリストでも問題ないのではないか」と考えたことが始まりでした。
そのアイデアをコーチングスタッフや選手たちに話したところ、全員が非常に前向きに受け入れてくれました。実際に練習で試してみると結果も非常に良く、自分たちのチームに合ったスタイルを見つけられたと考えています。
練習過程もうまくいっているので、あとは大会でこのスタイルが通用することを証明するだけです。たとえ失敗する試合があったとしても、今後の試合でも基本的にはこの方向性を継続する可能性が高いと思います。
もちろん、すべてのマップで必ず3デュエリストを使用するわけではありません。マップごとに構成は異なりますし、イニシエーターについても、そのマップに適したエージェントを採用しています。
free1ng選手、Flicker選手、HYUNMIN選手は非常に高いフィジカルを持っています。その3人の長所を最大限に生かすために、今回のような構成を選択しました。