インタビュー

NRG mada「私たちにとっては新たな年、新たなメタ、新しいチームだ。トップからではなく、一番下から再出発し、トロフィーを獲得するために積み上げていきたい」

2026.03.08 3 COMMENTS
𝕏 シェア LINE

「Masters Santiago」スイスステージでTeam Liquidを下し、プレイオフ進出を決めたNRG Esportsのメンバーが試合後のインタビューに応じています。非常に興味深い内容となっていたため、一部を翻訳しました。

Q:最初のマップでは序盤劣勢でしたが、明らかに流れが変わって巻き返しました。あれは戦術面の調整だったのか、それともチーム全体のメンタルリセットだったのでしょうか。

mada:正直なところ、試合前半は我々が主導権を握っていると感じていました。不運なラウンドをいくつか落としただけです。単に運が悪かっただけだと思えば、リセットしてプレイを続けるのは非常に簡単です。特別なことではありません。ラウンドを勝ち続けることに集中して、プレイを続けるだけです。

Q:Keiko選手に質問です。あなたは今日もっとも影響力ある選手の一人でした。ラウンド序盤のデュエルから安定しており、非常に高いKAST%を維持しています。あなたの視点から見て、ブリーズとアビスの両マップで、TLの防御の隙をこれほど効果的に見抜き、対応することができた要因は何だったのでしょうか?彼らのセットアップにおける特定の傾向を読み取っていたのでしょうか?それとも、それらの隙はチームとの連携で作り出されたものだったのでしょうか?

Keiko:nAtsやkamoについては傾向を知っていますが、チームのプロトコルについても同様でした。彼らにははっきりとした傾向があるんです。bonkarヘッドコーチとStrongアシスタントコーチも非常にいい対策を用意してくれています。チームがかなり助けてくれたので、容易でした。

Q:bonkarコーチに質問です。あなたのチームにとって、チームマネジメントで最も重要なことは何ですか?

bonkar:正直に言えば、今のところは盛り上がりの部分でしょうか。それがチーム内で管理すべき最も重要な点だと思います。特定のマクロやVALORANT関連の話でないなら、間違いなくs0mが残した空白を他のメンバーが埋める必要がある。それが最も重要な点です。

Q:Santiagoは観客たちとその声援が知られつつあります。緊迫した状況のなかで、どのようにコミュニケーションを保っていますか?

mada:観客どれくらい騒がしい?

他メンバー:すごく(笑)

mada:君たちはすごく騒ぐよね(笑) 緊迫した局面でも、周りが静かであれば、いつものようにチルするのは簡単なんだ。でも観客がすごくうるさいと、go,go,go,goって感じ。すごくエネルギーがあって、それは僕も好きなんだ。

Strong:面白いのは、誰かがセーブしようとした時にブーイングで一番騒がしくなることだ。観客のブーイングがすごいから、セーブしてることは分かるね。

Q:前の質問と似ていますが、今日のチリの観客はまるで2-0でリードした後のサッカースタジアムのようでした。正直にいって、このレベルのエネルギーはチームを奮い立たせるのか、それともあなたの仕事を難しくするだけなのでしょうか?

Ethan:間違いなく助けになります。我々が勝っていて観客も後ろ盾になってくれる時は特にそうですね。勢いが雪だるま式に加速していく。観客からネガティブなエネルギーを感じたことは一度もありません。ポジティブなことばかりです。特定のチームを応援しなくても、ただ応援しているだけでいい。最高です。間違いなく、私たちはそのエネルギーのおかげで勝ち残っています。

Q:TLはアビスで違う構成を採用しました。これは興味深く、大胆な決断です。彼らは元々強いチームですが、皆さんも同様に強いですからね。特に聞きたいのは、Team Liquidの構成に驚きましたか?そして対戦相手として、TLをどう評価していますか?

skuba:いい質問ですね。アビスの構成変更で、彼らが何をしようとしているかは正直予測可能だったと思います。サイトにラッシュしてポストプラントをプレイする以外、彼らにできる選択肢は多くありません。でもコーチ陣が本当に上手く準備してくれたことで、今日の結果につながっています。

Strong:それに関しては、彼らの構成を完璧に予測できてはいませんでした。ただ彼らがハーバーを中心とした構成を組むことに、90%の確信はありました。昨日はパールで(TLのハーバー構成を)見ていましたし、どちらが来ても問題ないように、チームとして理解していました。

bonkarを含め、私たちは本当に良い仕事をしたと思います。実際に構成を見た時点で、どう対応すればいいか、強みと弱みは何なのか、正確に説明することができました。すごくうまくいきましたね。アビスでの対アストラ構成は経験がありますし、そこから対処法を知ることができたのもラッキーでした。

彼らはあのマップで好調だった時のプレイスタイルそのままでした。スカイの採用も含め、やりやすさに重点を置いています。繰り返しになりますが、正確に何が来るのか分かってはいないものの、スカイをどう使うか、他のマップでどうだったかを見て、準備はできていました。特にスカイはpurp0にとって非常に得意なエージェントですから。

彼らのあらゆる可能性に対する膨大な準備はできなくとも、ハーバーが重大な脅威になることは分かっていたので、そこに重点を置きました。そして実際それが起きても、正直言って驚きはなかったし、彼らの行動パターンもすぐに把握できたんです。

つまり、彼らにとっては難しい状況でした。TLは対策を用意してくるチームで、試合開始早々6ラウンドくらいを一気に連取して逃げ切るパターンがよく見られます。それがEMEAでの勝利の大きな特徴でしたよね?だからその戦略は良かったんです。でも、私たちにはより優れた対抗策がありました。

Q:Keiko選手への質問です。今日は古巣との対戦でしたが、TLの時と現在のNRGで、最も大きな違いは何だと思いますか?

Keiko:NRGでは、以前よりずっと情熱的になっていると思います。叫ぶ回数も増えましたし、TL時代よりずっとハイテンションです。Liquidでは感情的になりすぎないよう、ある種のルールがあったんです。でも今のメンバーとプレイすると、超ハイテンションで、すごく楽しくて、ただただワクワクするんです。

Q:Ethan選手に質問です。あなたは世界で最も優れたアイデアの持ち主の一人だと思っていて、尊敬しています。観客がこんなに熱狂している時、どうしてそんなに冷静でいられるのですか?プレイ中に何か違いはありますか?

Ethan:違いは大きいですが、観客が熱狂しているときはチームメイトにかなり頼っています。特に自分が生き残っていて誰かと一緒の時は、彼らが次々にアイデアを出してくれて、自分から言わなくても指示してくれます。これは伝えましたが、ブリーズでは私が喋らなくても勝てたと思っています。今日はそういう日でしたし、100%自分の能力というわけではありません。

Q:bonkarコーチに質問です。TLのようにハーバーを使うのはどうなのでしょうか?メタになり得る存在ですか?

bonkar:以前のハーバーであれば、今のこのメタで非常に優れていたと思います。でも正直、新しいハーバーは本当に良くない。ギミックに頼りすぎていて、使い道が極端に限定されています。スキルが極端に少ないので、弱体化されたイニシエーターと組み合わせると、全体的にスキル不足になってしまいます。

私はハーバーの大ファンで、彼が好きですが、残念ながら彼はアップデートで完全に壊されてしまったと思います。

Q:現世界王者として、Santiagoでは標的とされているように感じていますか?みんながあなた方を倒そうとしているような気がします。

mada:もちろん、誰もが我々を倒そうとするでしょう。でも私たちにとっては新たな年です。新たなメタです。新しいチームです。全員の意見を代弁はできませんが、ゼロから始める白紙の状態だと捉えています。トップからではなく、一番下から再出発し、トロフィーを獲得するために積み上げていきます。

Amazon 売上ランキング

6月13日 更新
すべて見る