「T1」よりSayaplayer / Rossyが脱退、CheongGak / indigoがコーチ就任

T1は10月8日、VALORANT部門に所属していたSayaplayer、Rossyの2名がチームを脱退したことを発表しました。

Sayaplayer選手はOverwatchシーンで活躍したのち、2020年にVALORANTに移行。2021年12月から所属していたThe GuardではNA王者に輝き、2022年のMasters Reykjavík出場も果たしています。その後インターナショナルリーグ創設に伴ってT1に移籍、デュエリストを担当してきました。

今シーズンはStage2でACS227.2・K/D1.37の好成績を残したSayaplayer選手ですが、Stage1ではACS209.7・K/D0.96、Masters ShanghaiではACS173.6・K/D0.83と、やや不安定な面も目立っていました。現在26歳で今後兵役義務を果たす必要がある点もネックになったかもしれません。

Sayaplayer選手は今年7月にLFTを表明しており、活動地域は問わず、流暢な英語と基本的な日本語でのコミュニケーションが可能であるとしています。

現在21歳のRossy選手は、2021年にVALORANT競技シーンに参入。2022年シーズンはTSM、2023年のSplit1はFaZe Clan、Split2からはTurtle Troopでフレックスを担当していました。TTRではフラッシュイニシエーターとヴァイパー役を務め、リーグ戦でACS212.8・K/D1.04と好成績を残しています。

その後、2023年に加入したT1では主にヴァイパーやKAY/Oを使用し、チームのサポートを務めていました。VCT 2024 Pacific Stage 1では3位に入り、Masters Shanghaiへの出場権を獲得。しかし、G2 EsportsやLeviatánに敗れ、スイスステージ敗退に終わりました。その後のPacific Stage 2では2勝2敗と調子が上がらず、最終7位でChampions出場を逃しています。

また、T1は以前コーチを務めていたCheongGak氏の復帰と、T1アカデミーで以前コーチを務めていたindigo氏のコーチ就任を発表しています。ヘッドコーチは引き続きAutumn氏が務める模様です。

T1は今年8月にDaedaコーチとアカデミー部門コーチのCurryShot氏の退任を発表しています。CurryShot氏によればT1は「full KR」に移行するとのことで、これまで英語コミュニケーションを行っていた同チームは韓国語コミュニケーションへ方向性を転換する模様です。韓国語コミュニケーションならばxccurate選手の去就も気になるところで、今後の動きに注目が集まります。

なお、T1は明日14時に新メンバーの発表を予定しており、今後のロスター編成に注目が集まります。

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T1 VALORANT部門

現在のT1 VALORANT部門のロスターは以下の通りです。

• 🇰🇷 Carpe
• 🇰🇷 iZu
• 🇮🇩 xccurate
• 🇰🇷 stax
• 🇰🇷 Autumn (Head Coach)
• 🇰🇷 CheongGak (Coach)
• 🇰🇷 indigo (Coach)