「VCT 2024 Pacific Stage 2」現パッチ適用後から2試合連続でアイソが登場、TLN ban / PRX Jingggがアイソを採用

6月22日、「VCT 2024 Pacific Stage 2」Week2 Day1が開催されました。エージェントに大幅な調整が加わり、ヘイヴンがマッププールに復帰したパッチ8.11環境にて初の試合が行われ、大幅な強化を受けたアイソが2試合連続でピックされました。

パッチ8.11では、主にデュエリストに重点を置いたバランス調整が実施されました。アイソはダブルタップが大幅に強化されたことで、あらゆるダメージを1度無効化できるシールドを任意のタイミングで生成できるように。コンペティティブで猛威を振るっている現状ですが、パッチ9.00では早くも弱体化が予定されています。

競技シーンでの採用に注目が集まっていた中、本日よりパッチ8.11が適用されたPacificでは、Talon Esports vs Rex Regum Qeon / DRX vs Paper Rexの2試合で早速アイソが登場することになりました。

第1試合のTLN-RRQ戦では、第3マップのアイスボックスでTLNのbanがアイソをピック。VCT Pacific初登場となりました。TLNが攻撃側の前半戦では、ダブルタップの強さを存分に生かしたbanのACEの活躍もあり、TLNが7ラウンド連取で大きなリードを握ります。

TLNが10-2と大きなリードを握って終了した前半戦ですが、後半はRRQが追い上げを見せて10-11と1ラウンド差まで迫ります。しかし、アイソのキルコントラクトを用いてヴァイパーズピットの無力化に成功したTLNがリテイクに成功し、マッチポイントに到達。最後はSurfのトリプルキルで試合が決着し、13-11でTLNがアイスボックスを取得。2-1でRRQを下しました。

第2試合のDRX-PRX戦では、マッププールに復帰したヘイヴンが第2マップで登場。PRXはJingggがアイソ、f0rsakeNをヨル、somethingをフェイドに据えた非常に尖った構成を披露しました。

PRXが攻撃側の前半戦は、f0rsakeN / Jingggのダブルデュエリストを活かした攻めでラウンドを取得、7-5のPRXリードで攻守交代を迎えます。しかし、後半戦ではダブルデュエリストが弱点となり、DRXの攻めを抑えることが出来ずに逆転を許し、13-8でDRXが第2マップを取得しました。

続く第3マップのアイスボックスはPRXが攻撃側でDRXを圧倒します。開幕から8ラウンド連取で大きくリードを握ったPRXは、最終的には13-5で快勝。d4v4iがキルジョイながら25キル7デス、ファーストブラッド5の活躍を見せています。2-1でDRXに勝利したPRXは全体1位となり、プレイオフへ出場を確定させました。

2試合連続で登場し、競技シーンでもその強さが評価されているアイソですが、他チームでも採用されるでしょうか。また、弱体化が予定されているパッチ9.00環境でも、アイソが登場するのか注目が集まります。

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