
「VALORANT Champions 2023」プレイオフ初戦で「EDward Gaming」に勝利した「Evil Geniuses」ですが、ヘッドコーチを務めるPotter氏が3マップ目のパールについて、ヨルをピックした理由と背景を試合後の記者会見で語っています。
── ヨルはVCTであまり見かけず、最近ではバインドでのピックが中心でした。パールでピックした理由はどこにあるのでしょうか?ヨルを担当するEthanの能力なのか、EDGのカウンターとなる新しい構成を使用したかったのか、それともマップ構造からポテンシャルがあると感じたのでしょうか?
Potter:実は、1年以上も前からこのヨル構成を練っていました。(LOCK//INで)ブラジルに行く前の11月、ヨルが好きな選手全員に、ヨルでどのようなミスディレクションが可能か聞いてみました。
私たちにはJawgemo / Boostioというアグレッシブな選手がいます。この2人は常に攻め続け、お互いに全力を尽くしてプレイしてくれます。そのうえで、テレポートにより突っ込むことができるヨルがいるのは本当にエキサイティングです。特にこのメンバーはそれが可能で、スクリムにおいてもこのコンボで相手を叩きのめしていました。
今大会に臨むにあたって、無敗でプレイオフに進むことは分かっていました。その場合この構成がいい隠し玉になると思っていて、力を入れてきました。
── この大会であなた方は2度、別の構成でパールをプレイ(FPX・FUT戦)していました。なぜこのタイミングで(LOCK//INで使用した)ヨル構成に戻したのでしょうか。
Potter:私たちの防衛は素晴らしく、2度とも9-3折り返しに成功しています。ただ攻撃側では、相手の隙を見つけることができませんでした。攻撃時に強みが必要だと感じたので、それに取り組みました。
── EGには控え選手のロスターもあって、あなたたちはよくスクリムをしていますね。パールでの勝利のどれくらいが彼らのおかげなのでしょうか? 大所帯のチームを持ち、互いにスクリムを組めることの利点についてもお願いします。
Potter:リザーブチームには本当に感謝しています。ここ数週間は特に、スクリムをするには非常に厳しい状況でした。
彼らはとても献身的で、必要な時にいつでもスクリムをできるように準備してくれています。それによって自分たちの弱点を見つけることができるのは、非常に贅沢なことです。
ヨル構成に関しては、リザーブチーム以外とはスクリムをしませんでした。このような心理戦を仕掛けられるのは本当に楽しいですし、選手たちにとっても素晴らしいことです。
選手たちには互いに競争心があります。みんながお互いより上手くなりたいと思っているし、よりいいラウンドを目指しています。このように大きな集団でいることによって、互いにモチベーションを高めあい、よりよいプレーを続けることができます。だから、今年は見ていて本当に楽しいです。

