
現在開催中の「VCT2022:NA Stage 1 Challengers – Open Qualifier 1」より、T1がTSMとの試合中に失格となったことが明らかになっています。「T1所属のコーチが、試合中にプレイヤーとコミュニケーションを取ったことが原因である」とVCT公式Twitter アカウントより発表されています。
事の発端は第一マップ、Splitでの出来事。T1所属のコーチがチャットにて「help sewers(下水に助けに行け)」と選手に指示を出したところ、全体チャットに送信されてしまい、対戦相手TSMの目に留まってしまいました。第一マップが終了した際に、TSM所属のSubrozaが「彼らのコーチがチャットを使い、おそらく試合中に選手をしています」と投稿したところ、ツイートは多くの関係者やファンの目に止まりました。
その後、第2マップ目のアイスボックスが行われている最中に試合は一時中断。各チームには大会運営のNerd Street Gamersスタッフより「Riotが第一マップの最中に送られたチャットについて調査しています」との指示を受けていましたが、最終的に試合は中止に。突然の中止にコミュニティからは困惑する声が多く上がっていましたが、しばらくしてVCT公式Twitterより正式な制裁内容が発表されました。
VCT Challengers Competitive Ruling: T1 pic.twitter.com/GTkHsSTB4I
— VALORANT Esports NA (@valesports_na) January 30, 2022
以下、ツイートより引用
競技ルール
T1は、1月29日(日本時間1月30日)に行われた北米VALORANT Champions Tour Open Qualifier 1のTSMとの試合において、試合中の不正なコミュニケーションに関するルールに違反したため、試合を没収されることになりました。競技運営チームは、T1コーチがTSMとの試合中にT1プレイヤーに指示を出していた形跡があることを認識しました。試合中でのプレイヤー以外の人物とプレイヤーとのコミュニケーションは、指定されたタクティカルポーズとテクニカルポーズ以外では禁止されています。すべてのプレイヤーは、大会参加前に同意したフェアプレーのルールを遵守しなくてはなりません。
裁定
T1はVALORANTグローバル競技ポリシーのルール7.2.11に違反したため、1月29日に行われたTSMとの対戦を没収され、トーナメントより敗退します。
関連規約
7.2.11 – 認められていないやり取り
試合中は、同じチームの他のプレイヤー以外とのコミュニケーションは禁止されます。
VALORANTの競技シーンにおいて、コーチが選手に連絡して良いのはタイムアウトの途中、あるいは試合と試合の間のみと定められています。
今回のようにコーチが試合中に所属選手とコンタクトを取って処分が下されたのは初めてであり、コミュニティでは大きな話題となっています。ファンの中には試合全体を敗北にするのは過剰で、不正があったマップの勝敗のみを変えるべきだと考える人が居る一方、残念だがこの対応は仕方がないと考える人が多く見受けられています。