新作FPS『VALORANT』の推奨スペックとおすすめのCPU&GPUを紹介!
世界中で大人気のゲーム『リーグ・オブ・レジェンド』を開発したRiot Gamesが手掛けた話題の新作FPS『VALORANT』(ヴァロラント) をプレイするために必要なPCの動作環境を調べてみました。
VALORANTの必要動作環境
最低 (30fps) | 推奨 (60fps) | ハイエンド (144fps以上) | |
---|---|---|---|
OS | Windows 7/8/10 64bit | ||
ストレージ | 8GBの空き容量 | ||
メモリ | 4GB | ||
GPUメモリ | 1GB | ||
CPU | Intel i3-370M | Intel i3-4150 | Intel i5-4460 3.2GHz |
GPU | Intel HD 3000 | Geforce GT730 | GTX 1050 Ti |
上記の表を見ていただくと分かるように、VALORANTは最近のFPSタイトルとしては異常なまでに要求スペックが低く設定されています。
VALORANTはグラフィックに特別力を入れているというわけではないようです。雰囲気はFortniteやOverwatchのようなカートゥーン調の少しカジュアルなテイストの描写となっています。
開発陣によると、VALORANTは競技性を最重要視するため、そして低スペックPCでも快適にゲームをプレイできるようにするためにグラフィックのクオリティをあえて制限しているそうです。
グラフィックに関する情報は下記の記事をご覧ください。
各CPUの性能と価格の比較
CPU | Passmark | 価格 |
---|---|---|
Core i3 4150 (推奨) | 4897 | 4000円~ |
Core i5 4460 (ハイエンド) | 6680 | 5000円~ |
Core i3 370M (最低) | 2030 | 900円~ |
推奨CPU
まず推奨スペックCPUの「Core i3 4150」ですが、こちらは中古価格で約4000円~で販売されています。古い型のCPUなので新品はなかなか出回っていません。
「Core i3 4150」と同スペック帯でよりおすすめなCPUは「Pentium G4560」です。
こちらは新品で約7000円で販売されているCPUですが、「Core i3 4150」とほぼ同じ性能でありながら、新品でも約3000円程の価格差しかないという非常にコスパに優れたCPUとなっています。
また、「GTX 1050 Ti」程度までならボトルネックをほぼ発生させずに動作可能とのこと。
「GTX 1050 Ti」といえばVALORANTで144fps以上出せるハイエンドGPUに相当するので、本作のプレイのみを考えるなら「Pentium G4560」は最適なCPUと言えるでしょう。
ハイエンドCPU
次にハイエンドCPUの「Core i5 4460」ですが、こちらは中古価格で約5000円~で販売されています。
ただ、こちらも古い型のCPUなために出回っている数自体が少ないので、実際の相場よりもかなり高額で販売されています。
144fps以上を目指す上でオススメなCPUは「Core i3 9100F」です。
「Core i3 9100F」のPassmarkのスコアは”9057″となっており「Core i5 4460」よりも一回りスペックの高いCPUとなっています。
それにも関わらず新品価格は約8500円と「Core i5 4460」と比べて約3000円の差しかありません。
価格.comでも非常に人気のCPUなので、低価格でハイエンドPCを組みたいという方にはとてもオススメできるCPUです。
各GPUの性能と価格の比較
GPU | 3DMark | 価格 |
---|---|---|
Geforce GT730 (推奨) | 1170 | 6000円~ |
GTX 1050 Ti (ハイエンド) | 7740 | 14000円~ |
Intel HD 3000 (最低) | 380 | 不明 |
推奨GPU
推奨グラフィックボード(GPU) の「Geforce GT730」ですが、こちらも上で書いたCPUと同じ理由でオススメはできないグラフィックボードです。
推奨スペック(60fps以上) でプレイするなら「Geforce GT1030」がオススメです。
こちらのグラフィックボードは3DMarkのスコアが”3585″となっており「Geforce GT730」よりも一回りパフォーマンスの高いGPUなのにも関わらず、新品価格は約8500円前後とかなりコスパに優れたGPUとなっています。
「Geforce GT1030」は1万円以下のGPUとしては最高の性能を持っているので、重量級タイトルをプレイするつもりがないのであれば十分オススメできるGPUです。
ハイエンドGPU
ハイエンドグラフィックボード(GPU) の「Geforce GTX 1050 Ti」は、同価格帯のGPUでは非常にコスパに優れており、価格.comのGPU売れ筋ランキングでも常に上位に食い込むなど、ミドルレンジクラスのGPUとしては長年根強い人気を誇っていたGPUです。
しかし、去年発売された「Geforce GTX 1650」は「GTX 1050 Ti」と同じ価格帯でありながら、3DMarkのスコアは”9047″という数値を叩き出しており、性能面では完全に「GTX 1050 Ti」を上回っています。
ちなみに、1世代前のゲーミングPCの定番GPU「Geforce GTX 1060」の3DMarkスコアは”12970”となっており「Geforce GTX 1650」よりも一回りパフォーマンスの高いGPUですが、新品で約3万円する「GTX 1060」より「GTX 1650」の方がコスパという点では圧倒的に優れているGPUです。
「Geforce GTX 1050 Ti」の完全上位互換のGPUである「Geforce GTX 1650」はかなりオススメなGPUです。
まとめ
VALORANTはかなり低スペックでもプレイできるゲームですが、FPSというゲームの性質上、安定してゲームを楽しむためにはやはり推奨スペック(60fps以上) は欲しいところです。
しっかりとコスパの良いパーツを選ぶことが出来れば、かなり低予算でも十分にVALORANTを楽しめるPCを組めると思うので、PC&パーツ選びは慎重に行いましょう。
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