タイを拠点とするプロeスポーツチーム「FULL SENSE」がVCT Pacific 2026シーズンに参入する見込みであると、Sheep Esportsが報じています。
[SOURCES] FULL SENSE 🇹🇭 set to get TALON's 🇹🇭 spot in VCT Pacific, while retaining the TLN players
— Tanmay (@TanmayyMhatre) December 5, 2025
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今回の参入は、TALONの財政問題に端を発しています。Riot Gamesは11月18日、選手への支払い遅延や財務能力の証明ができなかったことを理由に、TALONとのパートナーシップ契約を解消。後任チームの選定に向け、APAC地域の複数のチームに招待を送っていたとしています。Sheep Esportsによると、BOOM EsportsもTALONの空きスロットの候補として検討されていたものの、最終的にRiot GamesはFULL SENSEを選出したとのことです。
一方、TALONの選手・スタッフは自ら受け入れ先の組織を探す動きも見せており、FlyQuest、Aurora、Team Spirit、S8ULなどに接触したものの、いずれも実現には至らなかったと伝えられています。
FULL SENSEは2020年末からVALORANTシーンで活動しており、2025シーズンはChallengers Southeast AsiaのSplit 1で優勝、続くSplit 2で3位、Split 3で準優勝果たし、2年連続でAscension Pacificへの出場を決めました。昨年は3位入りしたものの、今年はグループステージ敗退に終わっています。
Sheep Esportsによると、FULL SENSEのオーナーであるIntouchaya Chinpinkyo氏がRiot Gamesを説得できた要因として、シーズンを通じてチームを維持するための財務保証が挙げられています。同氏はThai Coconut PCL(ココナッツ輸出を専門とする企業)CEOであるWorawat Chinpinkyo氏の娘であり、同社がチームの主要なスポンサーとなっているとのことです。
FULL SENSEが起用するロスターについては、TALONの全選手の残留はまだ確定していないものの、元TALONのIGLであるCrws氏が新たにヘッドコーチに就任することが決まっている模様です。
Crws氏は2022年10月にTALONに加入し、チームのIGLとしてVALORANT Champions 2024出場などに貢献。2022年にはVALO2ASIAのアジア最高の選手を決める「The VALO2ASIA Awards 2022」で19位に選出された実績を持ちます。今回の参入により、同選手は選手からコーチへと役割を移行することになります。
また、FULL SENSEは自チームからLeviathan選手を昇格させる予定とのこと。現在22歳のLeviathan選手は2023年7月からFULL SENSEに所属し、主にコントローラーやセンチネルを担当。2025年のChallengers SEA Split 1優勝に貢献するなど、チームの主力として活躍してきました。
今回の報道に基づくFULL SENSEのロスターは以下の通りです。
関連リンク:Sources – VALORANT: FULL SENSE set to get TALON’s spot in VCT Pacific