強固なチート対策システム「Vanguard」が導入されているVALORANTですが、DMA(ダイレクトメモリアクセス)を使用したチートツールの大規模BANが実施されたことが明らかになりました。
Riot Gamesは、昨年11月にVALORANTの中国サーバーにおいて2023年7月から11月の間、チート使用によりBANされたアカウント数は152,000アカウント、メモリ・AIチートやDMAなどを含むチートツールの総数は3,786種、チート利用によりハードウェアBANされたPCマシンの総数は43,521台(ネットカフェを除く)にのぼることを発表。また、同年12月にはチート対策に関する記事を公開し、DMAチートへの対策を進めていることを明かしていました。

チート自警団として独自に活動を行う「Anti-Cheat Police Department」は3月5日、Xで「VALORANTはDMAチートに対して大規模なBANを行い、ほとんどの販売業者に打撃を与えました。以下はチーターからの反応です。どうやら直近のVanguardのDMAデバイスに対するタイミングチェックがチート開発者を苦しめているようです」と述べ、VALORANTにおいてDMAチートへの対策と大規模なBANが実施されたことを発表しました。
Valorant has done a massive ban wave on DMA, hitting most providers. We have collected some of the reactions from cheaters. It seems like Vanguards timing checks on DMA devices have given cheat developers a tough time lately.
— Anti-Cheat Police Department 🕵️ (@AntiCheatPD) March 4, 2024
album pictures: https://t.co/fs60KiLmCb pic.twitter.com/aQh8bxA6QP
また、投稿に添付された画像には、大手チートツールであるVGK FWのDiscordサーバーでの開発者からのコメントが掲載されており、「残念ながらVGK FWが対策されたようです。保証の対象となる全員に返品対応をいたします。VGK FWの販売は一時的に停止させていただきます」とチートツールが対策されたことが明かされています。
さらに、元Anti-Cheat Police Departmentのリーダーで現在はRiot Gamesでアンチチートアナリストを務めるGamerDoc氏は自身のXにて、ヨハネの黙示録から引用した「The Great Day of His Wrath(神の大いなる怒りの日)」と投稿。また、最終審判や終末を想起させるモーツァルト作のレクイエムの一部「Lacrimosa」が添付されており、DMAチートへの審判が下されたことを示唆しています。
The Great Day of His Wrathhttps://t.co/micO9PNKsr pic.twitter.com/m5dYGnS3QJ
— GamerDoc (@ItsGamerDoc) March 4, 2024
直近ではチーターの増加による被害が多数報告されていたVALORANTですが、今回の大規模BANによりチーターの総数は大幅に減少したことが予想されます。いたちごっこが続くチート対策ですが、終わりを迎える日は訪れるのでしょうか。