「VALORANT Champions 2022」優勝はブラジル代表「LOUD」。NA代表「OpTic Gaming」を3-1で下し、ブラジルのスーパーチームが悲願の優勝に輝く
2022年8月31日よりトルコ・イスタンブールで開幕しているVALORANTの年間王者を決める世界大会「VALORANT Champions 2022」。連日激戦が続いた本大会ですが、Day16となった18日ではブラジル代表「LOUD」対NA代表「OpTic Gaming」のグランドファイナルが行われました。
VALORANT Champions 2022:優勝はブラジル代表「LOUD」
今年4月に開催された国際大会「VCT2022 Masters レイキャビク」の決勝と同じ対戦組み合わせとなった、Champions 2022グランドファイナル。ブラジルのスーパーチームである「LOUD」と、世界最高のオペレーター使いと名高いyay率いる「OpTic Gaming」の対戦は、今年6回目の因縁の対決となりました。
試合はグランドファイナルらしいどれもハイレベルなものになり、オーバータイムへもつれこむ接戦を2度制したLOUDが3-1でOpTic Gamingを下し優勝に輝きました。
LOUD vs OpTic Gaming 観戦レポート
第1マップ:アセント // LOUD WIN
第1マップはLOUDピックのアセント。LOUDは通算勝率95%を誇る得意マップですが、唯一アセントでLOUDに勝利したことのあるOpTicとの対戦ではどのような展開となるでしょうか。OpTicの守りで始まった前半戦は、LOUDがピストルラウンドを取得したものの、そこからOpTicは素晴らしいLOUD対策を披露。徹底的なエリア管理でLOUDを苦しめます。
yayの1v3クラッチもあり、ラウンドを6連取してリードを広げたOpTicですが、そこからlessの4killもありLOUDが5ラウンド目を取得。5-7とOpTicリードで前半を終えます。
攻守交代後の後半戦はOpTicがピストルラウンドを取得。LOUDもpANcadaの1v1、less・Sacyの人数不利を覆してのラウンド取得などで差を縮めることに成功しますが、素晴らしい立ち回りでMarvedがクラッチを決めたOpTicが先に12本目を取得します。しかし、そこからaspasのオペレーターがOpTicを苦しめます。ブレイドストームでのとんでもない一撃もあり、勢いに乗ったLOUDがラウンドの4連取に成功。試合はオーバータイムへ突入します。
Aヘブン下での素晴らしい耐えを見せたLOUDが25ラウンド目を取得しますが、yayが相手の裏をかいてトリプルキルでチームを救います。しかし、絶体絶命の状況から1v1をSacyが制しLOUDがラウンドを取得すると、その後もスモーク抜きでSacyがファーストブラッドでyayを抜くなどの活躍を見せ、15-13でLOUDが第1マップを取得。32キル15デスという驚異的なパフォーマンスを見せたSacyが世界一のソーヴァ使いであることを証明しました。
第2マップ:バインド // OpTic WIN
続く第2マップはOpTicの得意マップであるバインド。攻め側であるOpTicはMarvedの1v3クラッチでファーストラウンドを取得します。yayの1v2クラッチもありOpTicがリードを広げ、その後も高い完成度を見せた同チームがリードを広げます。yayのオペレーターや、FNSの高いIQが光るプレイなどもあり、2-10と大きくOpTicがリードを得て前半戦を終えます。
追い込まれたLOUDは後半ファーストラウンドを取得、そのまま3ラウンド連取に成功します。OpTicもタイムアウトから人数有利を作ることに成功しますが、残されたaspasが1v3クラッチを決めて6ラウンド目を取得しました。
勢いに乗りたいLOUDですが、冷静な立ち回りでラウンドを重ね、LOUD突き放したOpTicが6-13でラウンドを取得しました
第3マップ:ブリーズ // LOUD WIN
ピストルラウンドを取得したOpTicはcrashiesのトリプルキルで開幕3ラウンド練習に成功。その後もyayのオペレーターなどで堅い守りを見せたOpTicが1-6とリードします。しかしなら、Lessの3killでラウンドを取得したLOUDもそこから盛り返し、aspasのオペレーターなどの活躍でラウンドを5連取。6-6で前半を終えます。
互角での折り返しとなった後半戦。ピストルラウンドをLOUDが取得しリードを作りますが、その後のラウンドはOpTicがラウンドを2連取。その後は文字通り取っては取り返すの展開で進み、OpTicが先に12本目を取得します。追い詰められたLOUDですが、aspasがオペレーターとブレイドストームでトリプルキルの活躍を見せ、オーバータイムに突入します。
Victorがドローンのスキを突く1pickで防衛側のOpTicが王手をかけますが、Sacyのドローン、LessのワイヤーでLOUDも完璧にBサイトを守り切ります。続くラウンドでは、aspasのオペレーターでホールを打開したLOUDが14本目を取得したものの、OpTicの完璧なAセットアップで試合の行方はトリプルオーバータイムへ。今度はLOUDが素晴らしいセットアップで、Aサイトを攻略し、守りではsaadhakが素晴らしい耐えを見せ、16-14で同チームが王座まであと一歩とします。
第4マップ:ヘイヴン // LOUD WIN
第4マップはヘイヴン。追い込まれたOpTicはVictorのフェニックスを採用した構成で挑みます。ピストルラウンドを取得したLOUDは素晴らしいAサイトリテイクを見せて第3ラウンドを取得しますが、Victorがラッシュとスティンガーで4killを奪いOpTicがスリフティに成功。OpTicはLOUDのAサイトを攻略し、ラウンドを取得しますが、LOUDも堅い守りを見せ、7-5のLOUDリードで前半を終えます。
重要な後半のピストルラウンドを取得したのはLOUD。さらに、武器が不利な後半3ラウンド目もヴァンダルを所持していたLessのACEでラウンドを取得。
さらに、お互いのバイラウンドがぶつかった第17ラウンドではSacyが1v3クラッチを沈め、LOUDが王座まで残り1ラウンドとします。その勢いのまま、LOUDが13ラウンド目を取得、VALORANT Champions 2022優勝を決めました。
コメント
コメント一覧 (23件)
aspas
っぱサッシーよ
riotも勿体無いよな
ZETAを他グループにすればプレーオフ行って視聴者稼げたのに。
これはそう
ビジネス的な視点で言うと、ZETAとLOUDはプレイオフに行けるように組むのが道理だよな
BOOM、ZETA、FURIA、TLだったらギリ突破出来てたかもな
まあどの組み合わせでもZETAが突破するのはかなり厳しかったと思うよ
そんな組み合わせは抽選システム上起こりません
たらればを言うなら少しは現実的なものを言えよ
LOUDはoptic以外にマップすら取られてないのかよ
圧倒的だったな
今思えば優勝してるチームって最初のSEN以外はグループステージで一回負けてるよな
魔境グループだったけど前回と同等以上の成績望むならいずれ当たるし寧ろエンジンかかりきってないうちに抑えられるチャンスだったかもしれないし結局分からんよ
エンジン(TENNN)で言ったらZETA側も同じだったからなぁ
まあ短い期間でエンジンかかるとは思えないけど
グループが悪いっていうけど優勝するには戦わないとダメな相手なんだから実力不足の言い訳にしてほしくないわ
BOOMとZETAの試合ももっと圧勝するかと思ったけどそんなだったし
こいつらが同じグループだったことで逆に忖度ナシのガチンコ抽選ってことがわかった
boom相手に3マップまでもつれ込んだ時点でどこと当たっても無理だったといい加減認めろ
OpTicも3ラウンド行ってるんだが
頭悪いけど、プライドだけは高そうな文面
バカってはっきり分かるの可哀想
ZETA叩くためにBOOM下げるとOPTICにケンカ売ることになるのほんと草
opTECはアンチ対策も完璧、と
まあ結局優勝狙うならどっかのタイミングで勝たなきゃならない相手ってのはそう
zetaは優勝チームにしか負けてないから実質2位の可能性がワンチャンなくも無い…
OPTECH嫌いでLOUD好きだったからLOUDが勝ってくれて良かったわ
どことあたっても無理だろ よえーもん
Masters2の1.2.3位と戦わなきゃいけなかったBOOMが1番可愛そうで草