現在ドイツ・ベルリンで行われている世界大会「VALORANT Champions 2021」ですが、会場での新型コロナウイルス感染状況が悪化していることから、大会に出場している一部の選手陣からは不安や恐怖の声が漏れています。
VALORANT Championsでは先日、大会に出場予定だったTeam Liquid “Nivera”、Team Envy “Victor”の2名が現地で行われたPCR検査にて新型コロナウイルスの陽性反応が検出。一時は試合への出場も危ぶまれる事態となりましたが、選手たちの健康状態に問題はなく、別室での隔離措置を行った上で試合に出場しています。
一方、Sentinelsに所属するzombs選手は、試合後のインタビューで大会会場での新型コロナウイルス感染状況に対して、大きな不安を感じていることを明らかにしました。
「新型コロナウイルス感染症の影響で、今日は試合前の練習が全くできませんでした。それは本当に迷惑な話で、選手はみんな何をするにも怖がっています。どのチームでも誰かしらが家に帰りたがっています。」
zombs選手の試合後インタビューより
さらにTeam EnvyのFNS選手は、自身のTwitterで「この経験は悲惨なものだった」と、Championsにおける新型コロナウイルス感染状況への不安を漏らしています。SentinelsのShahZaM選手もこの投稿に「家に帰りたい」と反応。Championsに出場している選手達のツイートからは、十分な練習時間が取れないことや感染へのリスクに晒されていることによるストレスなど、深刻な状況となっていることが伺えます。
This experience has been miserable. I don’t think I’ve ever used that word…
— Envy FiNESSE (@FNS) December 4, 2021
会場での感染拡大が危ぶまれる事態を受け、Riot Gamesは「VALORANT Champions」における新型コロナウイルスの感染状況の最新情報を発表。公開された内容によると、毎日の抗原検査と週2回のPCR検査を実施していることが明らかになったほか、12月4日に行われた抗原検査では数名の選手から陽性反応が検出されたことが明かされました。その後に実施されたPCR検査では彼らが陰性であったことが確認され、試合出場に支障はないことが確認されています。
VALORANT CHAMPIONS アップデート
VALORANT Esportsツイートより
「VALORANT CHAMPIONSでは、選手とスタッフの健康と安全を最優先に考えています。万一に備え、関係者全員に毎日の抗原検査と週2回のPCR検査を義務付けています。本日の抗原検査では、新たに数名の選手が抗原検査で陽性反応を示しました。さらにより信頼性の高い検査機関で実施されたPCR検査では、これらの選手全員が陰性となり、競技への参加が認められました。また、昨日のPCR検査でもこれらの選手は陰性となりました。」
VALORANT Champions Update: pic.twitter.com/I5IbeWKkAV
— VALORANT Champions Tour (@ValorantEsports) December 4, 2021
Championsが開催されているドイツでは、現在新型コロナウイルスの感染者数が10月頃より急増加。ドイツ国内の感染者数は合計で約600万人に達し、ワクチン未摂取者への社会行動の制限やマスク着用が義務化されるなど、深刻な状況が続いています。今回のように多くの選手やスタッフが集う大会会場では、集団感染などの危険性が懸念されます。選手、スタッフ共に無事に大会が完遂できることを祈ります。
