【2021年】プロゲーマーに人気のおすすめゲーミングデバイスランキング
Riot Gamesの5v5タクティカルシューターFPS「VALORANT」で活躍するプロゲーマーが選ぶ、2021年最新のおすすめゲーミングデバイスをランキング形式でお届けします。
VALORANTプロゲーマーの使用ゲーミングデバイス一覧はこちら
ゲーミングデバイスの選び方
VALORANTのようにキルタイム(TTK、Time To Kill=敵をキルするまでの時間)が短いFPSゲームでは、他のFPS以上に精密かつ高度なAIMが求められます。FPSにおけるAIMは、プレイヤー自身の能力の他に環境的な要因として、使用する「ゲーミングデバイス」によっても大きな影響を及ぼします。
「総合的な視覚情報」はモニター、「AIM」はマウス・マウスパッド、「キャラクター操作」はキーボード、「銃声や足音等の聴覚情報」はヘッドセットやイヤホン、といったようにFPSをプレイする際には、それぞれの役割を各ゲーミングデバイスが担っています。
VALORANTだけに限らず、どのゲームにおいても最前線で活躍するプレイヤーたちの多くは、品質に優れたゲーミングデバイスを使用しています。最適なゲーミングデバイスを揃えることは、FPSを快適にプレイするため・自身のパフォーマンスを最大限に引き出すためにも、特に大切な事前準備となるでしょう。
本稿では、VALORANTのプロゲーマーが使用しているおすすめのゲーミングデバイスを簡単な説明と共に紹介しているので、ぜひ自分に合ったものを探してみてください。
モニター
144Hzや240Hzなどの高リフレッシュレートに対応しているゲーミングモニターは、一般的なモニターと比べて毎秒ごとに表示される情報量が格段に多く、遅延も少ない等といった大きな特徴があります。もし今、一般的なモニター(60Hzや75Hz)を使用している場合は、最も優先して揃えたいゲーミングデバイスの一つといえるでしょう。
既に144Hz対応のモニターを使用している場合は、無理に240Hz以上のモニターを購入する必要はありません。なぜなら、人間の目の識別性能には限界があるからです。75Hz→144Hzに移行した時にはほとんどの人がその違いに気づきますが、144Hz→240Hzの場合は人によっては区別が付かない場合もあり、前者よりも受けられる恩恵は少なくなります。
1. BenQ ZOWIE XL2546K
世界中のプロゲーマーから圧倒的な支持を得ているプロ仕様のゲーミングモニター。
240Hzの高リフレッシュレートや0.5msの応答速度等の基本的なディスプレイ性能はもちろんのこと、フルオート時などの激しいアクション効果を軽減させる「DyAc⁺ テクノロジー」や暗いシーンでの視認性を高める「Black eQualizer」などのゲームに特化した機能も豊富に備わっている、まさにプロフェッショナルのために作られたゲーミングモニターです。
無印の「XL2546」とその後継品「XL2546K」が発売されていますが、両者の大きな違いは、応答速度が1ms→0.5msに高速化されていることです。他にも細かな違いはありますが、価格差があまりないので、購入する場合は改良品である本製品をおすすめします。
プロ仕様なだけあって多少値は張りますが、ワンランク上のゲーミングモニターが欲しい方におすすめの製品です。
2. Dell ALIENWARE AW2521HF
洗練された美しいデザインと圧倒的なスペックを持つG-Sync対応のハイエンドゲーミングモニター。
240Hzや1ms対応といったゲーミングモニターとしての基本性能に加え、デザインにもかなりこだわった「見た目」も美しいゲーミングモニターです。さらに本製品の大きな特徴として、画面のティアリングやスタッタリング(映像の乱れやカクつき)、入力ラグを最小限に抑える「G-Sync Compatible」や「FreeSync」にも対応しています。
液晶パネルには、一般的に安価なモニターに使用されているTNパネルではなく、より鮮やかな発色と高画質な描写が魅力の「IPSパネル」を搭載している点も本製品の特徴の一つです。また、3年間の無輝点(ドット抜け)保証があるので、安心して購入できるのもユーザーにとっては嬉しいポイントになるでしょう。
240Hz、G-Sync/FreeSyncの両方に対応したハイエンドモニターが欲しいという方におすすめのゲーミングモニターです。
3. AOC AG251FZ
240Hz対応モニターの中で最安価格を誇る、コストパフォーマンスに優れたゲーミングモニター。
PCディスプレイ市場で世界第3位のシェアを持つ「AOC」から発売された本製品は、240Hzに対応したモニターの中では最安価格で販売されているゲーミングモニターです。
240Hzのリフレッシュレートや0.5msの応答速度に加え、暗いシーンでの視認性を高める「シャドウコントロール」などのゲーム向け機能も備えており、価格は安いですがAmazonの評価も高く、非常にコスパに優れた製品であるといえるでしょう。G-Syncには非対応ですが、AMD製のGPUで使用可能な「FreeSync」に対応しています。
なるべく安く高性能な240Hz対応のゲーミングモニターが欲しいという方におすすめの製品です。
マウス
FPSをプレイする上で最もAIMの調子や質に直結しやすいのがゲーミングマウスです。VALORANTのように繊細なAIMが求められるゲームでは、いかに自分に合ったマウスを見つけられるかがゲームを快適にプレイする上でとても大切な要因となります。
ゲーミングマウスには、左右対称/非対称、有線/無線、微妙な形状の違いなど、非常に多種多様な製品が各メーカーから発売されています。その中から自分にあったものを見つけるのはなかなか大変ですが、プロの間で普及率の高いマウスを使えば
もし今使っているマウスに何らかの不満があったり、思うような操作感が得られないといった場合には、買い替えを検討してみるのも一つの手です。
1. Logicool G PRO Wireless
Logicool Gブランドが贈る、世界中のプロゲーマーから多くの支持を集めている人気No.1ゲーミングマウス。
本製品の最も特筆すべき点は、なんといってもワイヤレス対応でわずか80gという本体重量でしょう。コンパクトで軽量なG PRO Wirelessはプレイヤーが意図した通りの操作感をもたらします。ワイヤレス対応のため、プレイ中にケーブルの煩わしさを気にする必要もありません。
ボディデザインは左右対称でクセがなく、どんな持ち方にも対応できるので、万人におすすめできるゲーミングマウスです。さらにセンサーには、Logicoolが独自開発した「HERO 25K」が搭載されており、解像度は100~25,600DPI(50刻み)まで幅広い調整が可能です。
性能面では、Logicoolが新開発した最新のワイヤレステクノロジー「LIGHTSPEED」が搭載されているため、ワイヤレスマウス最大の懸念点である「接続の安定性や遅延」に関しても文句のつけようがありません。さらに、入力時のデータ転送速度は「ほとんどの有線マウスよりも速い」という公式データも出ています。
さらに、ケーブル不要のワイヤレス充電システム「Logicool G POWERPLAY」を併用することで、面倒な充電作業を行う必要が一切なくなります。
世界中の多くのプロゲーマーが使用するLogicool Gのフラグシップゲーミングマウス、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
2. Logicool G703h
IE3.0クローン×ワイヤレスマウスの決定版、Logicool Gブランドの最新ゲーミングマウス。
本製品のボディデザインは、手に馴染みやすいIE3.0クローンのエルゴノミクスデザインとなっているため、かぶせ持ちなどに最適な形状となっています。また、指が直接触れるマウスサイド部分にはグリップ力を向上させる「ラバーサイドグリップ」が使用されています。
本体重量は約95gとなっており、80gのG PROに比べるとやや重めの作りになっています。また、10gのウェイトが付属(G PROには付属しない)するため、ユーザーの好みに合わせて重量を調整することも可能です。
G PROと全く同じセンサー・ワイヤレス技術を搭載していながらも、価格はG PROの約半額と非常にコストパフォーマンスに優れているという点も本製品の魅力的なポイントです。また、本製品もワイヤレス充電システム「Logicool G POWERPLAY」に対応しています。
IE3.0クローンでワイヤレス接続に対応したマウスが欲しいという方におすすめの製品です。
3. BenQ ZOWIE ECシリーズ
海外のCS:GOプレイヤーなどから高い人気を集めているIE3.0クローンの有線ゲーミングマウス。
こちらもG703hと同じくIE3.0のデザインをベースにしているので、手に持ったときの高いフィット感が非常に評価されているゲーミングマウスです。ただ、性能面に関してはLogicoolやRazer製のマウスのように突出したものはなく、必要最低限のものを備えたシンプルな作りのゲーミングマウスとなっています。
それでも多くのプロゲーマーが愛用する「ZOWIE EC」シリーズは、究極のフィット感を求める方におすすめのゲーミングマウスといえるでしょう。
4. VAXEE ZYGEN NP-01
爆破系FPSの元祖「Counter-Strike 1.6」で活躍した日本人レジェンドプレイヤー「Noppo」氏が開発に携わった最新の有線ゲーミングマウス。
これまでのマウスの持ち方に焦点を当て、誰にでも持ちやすいボディ形状を目指して開発された話題の最新ゲーミングマウスです。エルゴノミクス形状と左右対称デザインのいいとこ取りをした本製品は、これまでにない新たなフィット感をもたらしてくれるでしょう。また、リフトオブディスタンスが「低/中/高」の3段階で調節できる点も本製品の特徴の一つです。
Noppo氏とVAXEEが共同開発したゲーミングマウス「ZYGEN NP-01」、なかなか自分に合うマウスが見つからなくて悩んでいるという方は一度試してみると良いかも知れません。
5. Logicool G PRO X SUPERLIGHT
G PRO Wirelessをさらに20gほど軽量化した、本体重量わずか63g未満の超軽量ワイヤレスゲーミングマウス。
センサーなどの基本的な性能はG PROと同じですが、右側のサイドボタンやRGBライティング等が軽量化のために省かれています。また、マウスソールの形状も変更され、より面積の広いものが使用されています。
バッテリーの持ちはG PROよりも良くなっており、カタログスペックでは連続使用時で約70時間程度となっています。(個人的には毎日使用しても5~7日ほどは持つ印象です。フル充電も約2時間程度で終わります。)
現在発売されている主要なワイヤレスゲーミングマウスではおそらく最軽量の「G PRO X SUPERLIGHT」。まるで何も持っていないかのような「圧倒的な軽さ」をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。
マウスパッド
マウスパッドには大きく分けて、布地など柔らかい素材の「ソフトタイプ」と、プラスチックや金属など硬い素材の「ハードタイプ」の2種類があり、それぞれ使用感が大きく異なります。
「ソフトタイプ」は適度な抵抗が生じるので滑り具合はハードタイプに劣りますが、止めやすさや細かな操作の面ではハードタイプよりも優れています。FPSのように精密なAIMが必要となるゲームでは、基本的にはハードタイプよりもこちらのソフトタイプが好まれて使用されています。また、同じソフトタイプでもコントロールの効きやすい「コントロール系」と比較的滑りの良い「スピード系」などに分けられている場合があります。
ソフトタイプの特徴
- 滑りはまずまず。意図した位置で止めやすくマウスのコントロールが効きやすい
- 湿気や劣化で滑り具合が変化するため、頻繁に手入れする必要がある
- 布製なため、汚れが付着しやすく経年劣化も著しい
- マウスソールは劣化しにくい
「ハードタイプ」は布地のマウスパッドと比較すると表面の滑りが非常にスムーズなため、素早いAIMが必要なスポーツ系のFPSに向いています。VALORANTのような丁寧で精密なAIMが求められるゲームでは「ソフトタイプ」のマウスパッドの方がより向いていると言えるでしょう。実際、VALORANTのトッププレイヤー達はほとんどソフトタイプのマウスパッドを使用しています。
ハードタイプの特徴
- かなり滑りやすいが、その反面コントロールがしにくい
- 湿気の影響を受けにくく、劣化もゆるやか
- 汚れてしまった場合でも手入れが簡単
- マウスソールが劣化しやすい
1. Logicool G640r
布素材を使用したLogicool Gのスタンダードな大型ゲーミングマウスパッド。
40×46cmとかなり大きめなサイズに、適度な表面摩擦があるので特にローセンシプレイヤーに向いています。同じくLogicool Gから発売されているマウスパッドに、表面にプラスチック素材を使用したハイセンシ向けのハードタイプの「Logicool G440t」と640rよりも一回り小さいサイズの「Logicool G240t」も発売されています。
値段も手頃でプロゲーマーからの評価も高いため、非常におすすめできる製品です。
2. BenQ ZOWIE G-SR-SE
CS:GOなどの海外プロゲーマーから高い人気を集めているZOWIEブランドの人気ゲーミングマウスパッド。
布製の中でも軽い操作感が特徴的な製品で、系統としてはスピード系のマウスパッドに分類されます。同メーカーの「ZOWIE G-SR」と比べても滑りが良くなっています。ただし、G-SRのようにステッチ加工(縁縫い)が施されていない点はやや残念なポイントといえるでしょう。
初動の速さや軽い操作感、ほどよく止まるマウスパッドを求めている方におすすめの製品です。
3. SteelSeries QCK Heavy
ゲーミングデバイスの老舗メーカー「SteelSeries」から発売されているローセンシ向けの超定番マウスパッド。
QCK Heavyの一番の特徴は、「厚さ6mm」という他に類を見ない極厚な作りになっている点です。滑りに関してはG640rより滑りにくく、G-SRよりは滑りやすいという意見が多くみられます。いわゆるバランス型のマウスパッドに分類されるのではないでしょうか。
非常に厚みがあるため、湿気にはやや弱く、特に梅雨時などにはこまめな手入れが必要となります。サイズはM/L/XXLの3タイプが用意されており、それぞれの用途に合わせて選ぶことができます。
発売から約15年ほど経っている製品ですが、いまでも変わらずFPSゲーマーの間で高い評価と厚い信頼を得ているローセンシ向けの定番マウスパッドです。
4. ZOWIE G-SR
多くのプロゲーマーが使用しているZOWIEブランドの定番マウスパッド。
表面素材に目の粗い化繊布が使用されているため、他の布製マウスパッドに比べると表面のテクスチャが若干ザラついています。そのため、G640rなどに比べるとやや滑りにくく、その反面かなり止めやすくなっているのが特徴です。
コントロール系によく見られるマウスの引っ掛かり感があまりなく、常に安定したフラットな滑り感を得られるのも本製品の魅力といえるでしょう。また、マウスパッドの端にはほつれ防止のステッチ加工が施されているため、耐久性にも期待できます。
比較的滑りにくく、コントロールの効きやすいマウスパッドが欲しいという方におすすめの製品です。
5. HyperX Fury S Pro
さまざまな大きさから選べるHyperXブランドの人気ゲーミングマウスパッド。
表面にはなめらかな手触りの布製素材が使用されており、滑り感はG640rに似ています。サイズがS/M/L/XLの4種類から選べる点や、G-SRのようにステッチ加工が施されており、耐久性が高いといった点も本製品の特徴となっています。
また、本製品の滑りをさらに良くした「FURY S – Speed Edition Pro」も販売されており、合計8種類から自分の用途に合わせたものを選べるという点も大きな魅力といえるでしょう。
キーボード
正確なキャラクター操作を行うためには、キーボード選びも慎重に行う必要があります。ゲーミングキーボードにはさまざまなタイプの種類があるため、まずは基本的なキーボードの種類について解説します。
キーボードの種類(キースイッチの入力方式)には、大きく分けて「メンブレン」「メカニカル」「静電容量無接点方式」「パンタグラフ」の4種類があります。メンブレンとパンタグラフに関しては、基本的にFPS用途にはあまり向いていないと言われる方式なので、ここでの説明は省略させていただきます。
メカニカル方式
一般的に青軸や赤軸と呼ばれる、独立したキースイッチを搭載しているキーボードです。耐久性に優れ、キースイッチによってさまざまな打鍵感を味わえるため、ゲーム用途に限らず一般的に最もポピュラーな方式となっています。
打鍵時にカチッとした感触があり、メカニカルらしい爽快な打鍵感が特徴。
押し込むほどにスイッチが重くなっていくリニアストロークタイプ。滑らかで軽い打鍵感が特徴。
打鍵時にごくわずかなクリック感があり、サクサクと打てる軽快な打鍵感が特徴。
キーを押し下げるほどスイッチが重くなるリニアストロークタイプ。アクチュエーションポイントが極端に短く、高速入力が可能なのが特徴。
静電容量無接点方式
主に東プレの「RealForce」やPFUの「HHKB」シリーズに代表される高級キーボードに採用されている方式です。先述したメカニカル方式とは異なり、キースイッチが物理的な接点を持たないため劣化が少なく、耐久性が抜群に高いことが大きな特徴です。
また、メカニカル方式では再現できない「コトコト」とした独特な柔らかい打鍵感や、打鍵音の静かさも人気である理由の一つです。静電容量無接点方式のキーボードは、ライターやブロガーなどの日々膨大なテキスト入力を行う方から絶大な支持を得ていますが、ゲーム用途では「価格の高さ」や「ゲーム用途の製品」が少ないといった理由から、ゲーム用途としてはやはり手軽に入手可能なメカニカル方式が人気を集めています。
主なメーカーの「メカニカル方式キースイッチ」のスペック表
メーカー | スイッチ名称 | 押下圧 | アクチュエーションポイント | ストローク |
---|---|---|---|---|
Cherry | MX青軸 | 60g | 2.2mm | 4.0mm |
Cherry | MX赤軸 | 45g | 2.0mm | 4.0mm |
Cherry | MX茶軸 | 45g | 2.0mm | 3.4mm |
Cherry | MX銀軸 | 55g | 1.2mm | 4.0mm |
Logicool G | GX Blue | 50g | 2.0mm | 4.0mm |
Logicool G | GX RED | 50g | 1.9 mm | 4.0mm |
Logicool G | GX BROWN | 50g | 1.9mm | 4.0mm |
Logicool G | GLクリッキー | 50g | 1.5mm | 2.7mm |
Logicool G | GLリニア | 50g | 1.5mm | 2.7mm |
Logicool G | GLタクタイル | 50g | 1.5mm | 2.7mm |
RAZER | クリッキーオプティカル | 45g | 1.5mm | 3.5mm |
RAZER | リニアオプティカル | 40g | 1.0mm | 3.5mm |
SteelSeries | OmniPointスイッチ | 45g | 0.4-3.6mm | 3.6mm |
1. Logicool G PRO X
キー交換が簡単に行える「ホットスワップ機能」を備えたLogicool Gブランドの人気ゲーミングキーボード。
多くのプロゲーマーが使用しており、Amazonのゲーミングキーボード売れ筋ランキングでも堂々の1位を獲得している製品です。
それぞれ押し心地の異なる「クリッキー・リニア・タクタイル」の3種類のタイプがラインナップされているので、自分の好みに合わせて選べるのも嬉しいポイントです。
そして本製品の一番の特徴は、ユーザーが簡単に好みのキースイッチに交換できる「ホットスワップ」機能を備えている点です。本来であれば、はんだ付けなどの作業が必要になるキースイッチ交換ですが、ホットスワップ機能を持つ本製品であれば、交換用のスイッチを基盤にはめ込む作業のみでキースイッチの交換が可能となっています。
純正の交換用スイッチは各6,000円ほどで販売されていますが、もっと安価に入手できる他社製スイッチでも互換品であれば問題なく使用できるようです。※純正以外のキースイッチ交換はメーカー保証対象外となります。必ず自己責任で行ってください。
メカニカルタイプのゲーミングキーボードが欲しいという方や、自分だけのオリジナルキーボードを作りたいという方におすすめの製品です。
2. SteelSeries Apex Pro TKL
最新の技術が詰め込まれたSteelSeriesのフラグシップゲーミングキーボード。
本製品のキースイッチには、SteelSeriesと中国のキースイッチメーカーであるGateronが共同開発した「OmniPoint」が搭載されています。OmniPointスイッチは、従来のメカニカルキースイッチのような「バネ」が接点となるタイプではなく、独自の「磁気ホールセンサー」によってスイッチの入力を感知する仕組みとなっているため、1億回以上という驚異的な耐久性に加え、後述するアクチュエーションポイントの柔軟な調整を可能としています。
本製品の最大の特徴は、アクチュエーションポイント*をユーザーの好みで「0.4mm-3.6mm (10段階) 」の間で調整可能であるという点です。メカニカル最速と言われているCherry MXのスピードシルバーでもアクチュエーションポイントは1.2mmであり、Apex Proに搭載されているOmniPointスイッチには及びません。
*アクチュエーションポイント:「キーをどれくらい押し込めば反応するか」を表した数値。
その他の機能として、筐体右上にはキーボードの設定やアプリをコントロールできる「OLEDディスプレイ」と「マルチメディアローラー」が付いています。OLEDディスプレイはDiscordやSpotifyといったアプリの通知を受け取ったり、ユーザーが取り込んだ画像を表示させることが可能です。また、マグネット式のリストレストが同梱されている点や、ボディフレームに耐久性に優れた航空機用アルミフレームが使用されている点も大きな特徴の一つでしょう。
メカニカルや静電無接点容量とも異なる新次元のキースイッチを搭載した「Apex Pro」シリーズは、間違いなくゲーミングキーボードの最高峰に立つ製品と言えるでしょう。
3. Logicool G913 TKL
ワイヤレス接続に対応したLogicool Gの薄型フラグシップゲーミングキーボード。
ゲーミングキーボードでは珍しくロープロファイル(薄型)仕様になっているゲーミングキーボードです。キースイッチには、それぞれ3種類の「GLスイッチ」が搭載されており、さまざまなニーズに対応した製品となっています。
本製品の特徴は、ワイヤレス接続(USBレシーバー・Bluetooth)に対応している点や、先述したロープロ仕様のキースイッチが搭載されていることによりアクチュエーションポイントが短くなっているため、より高速な入力が可能であるという点です。
ワイヤレス接続の安定性に関しては、同メーカーのG PROと同じ「LIGHTSPEED ワイヤレス テクノロジー」が搭載されているため、遅延もなく抜群の安定性を誇っています。カラーはシックな印象の「ブラック」と白を基調とした「ホワイト」の2種類がラインナップされています。
Logicool Gブランドがフラグシップモデルとして発売した「G913 TKL」。価格はやや高めですが、性能に関しては文句の付け所がない高品質なキーボードに仕上がっています。
4. Corsair K65 RAPIDFIRE
高速入力を可能にする「Cherry MXスピードシルバー軸」を搭載したCorsairの人気ゲーミングキーボード。
Cherry社のスピードシルバー軸を搭載しているコアゲーマー向けのキーボードです。アクチュエーションポイントは1.2mmと、一般的なメカニカルキーボードよりも高速な入力が可能なため、細かい操作を必要とするゲームに最適です。
また、長時間のゲームプレイを快適にするリストレストや、FPSやMOBA向けの滑りにくい表面加工が施された交換用キーキャップも同梱されています。その他にも、RGBライティングやNキーロールオーバー、マルチメディア専用キーなどゲーマーが求める機能は一通り揃っており、見た目・性能どちらもゲーム向けに特化した製品となっています。
5. Razer Huntsman Mini
非常にコンパクトな筐体に新開発の「Razer オプティカルスイッチ」を搭載したゲーミングキーボード。
本製品には、Razerが独自開発した最新の光学スイッチ「Razer オプティカルスイッチ」が搭載されています。こちらのスイッチは独自の「光センサー」によってキーの入力を感知するため、従来のメカニカルスイッチと比べると物理的接触が少なく、より高速な入力と高耐久性(1億回のキーストローク寿命)を実現しているのが最大の特徴です。
キースイッチはリニアとクリッキーの2種類のタイプが用意されており、カラーもブラックとホワイトから選ぶことができます。
とにかくコンパクトなキーボードなので、デスクが狭い方やミニマリストな環境を作りたいという方におすすめの製品です。
ヘッドセット/イヤホン
FPSにおいて「音」から得られる情報は、勝敗を分ける重要な要因となります。FPSをプレイする際に使用するヘッドセットやイヤホンは、敵のわずかな足跡や銃声の方向などの重要な情報を聞き逃さないためにもゲーム用途に適した製品を選ぶ必要があります。
ヘッドセット・イヤホンを購入する際のポイントとしては、もちろん音質面も大切ですが、長く快適に使用するためにもフィット感や側圧のキツさなどの「装着感の快適さ」を考慮して購入することをおすすめします。
VALORANTではさまざまな環境(ネカフェや大会会場など)でプレイされることを想定し、競技の公平性を保つために、一般的なFPSよりも「足音」が大きく聞こえるように調整されています。さらに前後の定位は区別がつかないようになっており、7.1chのサラウンド効果にも対応していません。これらの理由からVALORANTではそこまで重要視しなくてもいいデバイスであるといえます。
1. Logicool G Pro X Wireless
プロゲーマーとの共同開発によって生まれたLogicool Gのフラグシップワイヤレスゲーミングヘッドセット。
Logicoolの人気ゲーミングヘッドセット「Logicool G PRO X」をワイヤレス化した製品です。50mmの大型ドライバーが搭載されているため、音質面でも高い評価を得ている製品です。全体的に黒で統一されたボディはシンプルながらも高級感を感じさせる質実剛健な仕上がりとなっています。
性能面では、遅延のない安定した高速通信を可能にするワイヤレステクノロジー「LIGHTSPEED」やノイズを軽減するマイク音声フィルターテクノロジー「BLUE VO!CE」など、Logicoolの最新技術が搭載されています。さらに7.1サラウンドにも対応しているため、音の定位を正確に把握したり迫力のある臨場感を味わうことが可能です。
イヤーパッドには低反発合成皮革と低反発布製イヤーパッドの2組が同梱されており、ユーザーの好みで付け替えて使用することができるという点も本製品の特徴の一つです。
2. HyperX Cloud II
快適な付け心地と優れた定位感から多くのプロゲーマーから人気を得ているHyperXのゲーミングヘッドセット。
53mm径の大型ドライバーが搭載されているため、この価格帯にしては音質・定位感ともに優れています。本体重量は約300g程度と比較的軽めな作りになっているため、長時間使用に適したゲーミングヘッドセットと言えるでしょう。
音量調整や7.1chの切り替えなどは、同梱されている「USBオーディオコントロールボックス」で操作することが可能です。ただ、7.1chバーチャルサラウンドに関しては、定位が余計にぼやけるといったレビューも多く、ゲーム用途で使う場合には注意が必要になるかも知れません。
また、マイク部が着脱式となっている点や、2種類のイヤーパッド(低反発クッションとレザータイプ)が付属しているなど、全体的に満足度の高い製品となっています。
お手頃価格で装着感の良いゲーミングヘッドセットが欲しいという方におすすめの製品です。
3. Corsair VIRTUOSO RGB WIRELESS SE
高級感のある落ち着いたデザインが特徴的なCorsairのフラグシップゲーミングヘッドセット。
ハイレゾ対応の50mm大口径ドライバーユニットを搭載しているため、非常に高精細かつ自然なサウンド体験を味わえます。マイクは着脱式の全方向性マイクが搭載されており、こちらも音質が良いと評判です。
イヤーパッドには、クッション性の高い低反発イヤーパッドが使用されています。また、ワイヤレス・USB・3.5mmの3種類の接続方法に対応しているので、さまざまな機器で使用することができるという点も嬉しいポイントです。
ボディカラーはホワイト・カーボン・パールの3色のカラー展開となっています。また、基本的な性能はほとんど同じですが、いくつかの拡張機能を備えたSE(Specia Edition)モデルも用意されています。無印版との違いは、より高級感のあるアルミニウム構造・9.5mmの大口径マイク(無印版は4mm)・プレミアム収納ポーチが付属するといった内容になっており、こちらはエスプレッソ・ガンメタルの2色がラインナップされています。
音楽や映画鑑賞など、普段使いにも使えるオールマイティなヘッドセットが欲しいといった方におすすめの製品です。
4. Apple EarPods
iPhoneユーザーお馴染みのApple純正イヤホン。
iPhoneを購入した際に付属するApple純正のイヤホンですが、意外にもこちらをゲームでも使用しているプロゲーマーは少なくないようです。
耳の穴の入り口に引っ掛けるタイプのインナーイヤー型なので、何よりも着脱が簡単なのが大きなメリットの一つといえるでしょう。ヘッドセットは長時間使用していると髪型が崩れたり、夏場は蒸れやすいといった欠点がありますが、イヤホンの場合はそのような心配はなく、ゲームや音楽をカジュアルに楽しむことができます。
価格もお手頃で音質・デザイン性にも優れているので、特にこだわりがない方におすすめの製品です。
5. SHURE AONIC 215(SE215)
世界的な音響機器ブランド「SHURE」から発売されているベストセラーイヤホン「AONIC 215(旧名:SE215)」です。
本製品は「シュア掛け」と呼ばれる、イヤホンケーブルを耳にかけ、本体を逆向きにして装着するタイプのイヤホンとなっています。シュア掛けは通常の装着方法よりも外れにくく、ケーブルが衣服などに擦れた際に発生する「タッチノイズ」が軽減されるといったメリットがあります。
また、同価格帯のイヤホンと比べても音質に優れており、コストパフォーマンスが非常に良いのが本製品の大きな特徴。本体カラーは、スケルトン仕様のブルー・ブラック・クリアとホワイトの4種類がラインナップされています。
別のイヤホンケーブルと簡単に交換できるリケーブルが可能な製品なので、断線による故障などの心配もなく、本体が壊れない限り長く使えるのも本製品の魅力です。
発売から約10年経った今でもなお高い人気を誇る「AONIC 215」。ゲームと音楽、どちらにも使えるイヤホンが欲しいという方におすすめの製品です。
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