
VALORANT(ヴァロラント)の開発チームは、VALORANTのバランス調整を行う際にどのような視点でデータを見ているか、そしてデータがどのように使用され、エージェントに変更が加えられたかについて語られた「データと情報分析」に関する記事を公開しました。
さらに、今回公開された記事では各エージェントの勝率とピック率を公開しており、特にセージの弱体化前と弱体化後のデータに注目し、Riot独自の”バランス調整哲学”について語られています。

開発チームは、ヴァロラントの各部分におけるデータを収集しており、ゲームの様々な面における強みと健全性を測定しているようです。下記は公式より明かされたシステム別の評価基準の一部です。
開発チームは、バランス調整をするにあたって、エージェントの強さを計るのに用いる基準をどのようなものにするか悩んだといいます。当初は『リーグ・オブ・レジェンド』で用いている基準(参加率と勝率)をVALORANTにも当てはめようとしたものの、これには大きな問題が発生したようです。
なぜなら、VALORANTにはミラーマッチ(敵味方どちらにも同じエージェントがいること)があるからです。そのような試合では必ずそのエージェントが勝ち、同時に負けるため、非常に強力なエージェントであるにも関わらず、勝率が50%になることもあったようです。
この問題を解決するため、エージェントのミラーマッチ以外での勝率を見ることにしたようです。これにより、両チームに同じエージェントがいる試合を除外でき、開発チームはミラーマッチ以外での勝率が、ゲーム内のデータからエージェントの強さを計るのに最適な基準だという結論にたどり着いたとのことです。
開発チームはリリース直後のデータから、誰が見てもセージが独走している状態にあったといいます。セージがなぜ強いのか、よく把握するために以下のデータを収集し、原因分析を行ったようです。
キャラクターデザイナーはこれらのデータを用いて、セージを「絶対に選択」しなくてもいいようにするための選択肢を探りつつ、強力な防御/サポートキャラクターである彼女のアイデンティティを維持する必要があったといいます。





これらの結果を踏まえて、開発チームは現環境におけるセージは比較的健全な状態にあると感じているようです。Riotの考えるバランス調整哲学について詳しく知りたい方はこちらから原文記事をご覧ください。
引用元:https://playvalorant.com/ja-jp/news/dev/trust-the-balance-process-data-and-insights/