インタビュー

T1 Autumn「ZETA DIVISION戦は予想していたよりも大変なシリーズだった。特にスプリットでは、彼らから学ぶところがあったので感謝している」

2025.03.24 29 COMMENTS
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3月22日に行われた「VCT Pacific 2025 Stage 1」のDay1において、日本のZETA DIVISIONとMasters Bangkok王者のT1が対戦。T1がZETA DIVISIONに2-1で勝利を収めました。

本稿では、試合後記者会見でのインタビュー内容を掲載。T1からstax選手とAutumnコーチが試合を振り返りました。

―― 本日の試合の感想をお聞かせください。

stax:正直、今日の試合は結構難しかったです。でも勝ててよかったですし、ZETA側の準備がかなり良かったのだと思います。だからこそ苦戦もしたのですが、今は勝てて本当に嬉しいです。

Autumn:予想していたより大変なシリーズでしたし、それはZETAが僕たちに対してしっかり準備してきた証拠だと思います。特にスプリットでは、彼らから学ぶところがあったので感謝しています。

また、Masters Bangkokから得た教訓を本当に活かせていると実感しています。チーム全体の考え方やマップごとの方針がアップグレードされていて、今日は苦戦したとはいえ、それらが活かされているのを感じます。ただ、今日は僕たちの選手のコンディションがいつもほど良くなくて、それが苦戦した原因だと思います。でも選手たちはどんどん良くなっていくと信じているので、そこは心配していません。

―― stax選手への質問です。Masters Bangkokで優勝してからというもの、何か変化があったりしますか? 例えば、もっと楽に感じるとか、あるいは優勝チームとしてのプレッシャーをより感じる、といったことはありますか?

stax:僕自身はMasters優勝のタイトルに特にプレッシャーは感じていません。ただ、以前からインタビューで何度も言っているように、VCT Pacificは世界で最もレベルが高いリージョンだと思っています。だからこそ、正直Mastersよりもさらに厳しい戦いになると感じています。Mastersで優勝はしましたが、今はまた新たなチャレンジに挑んでいるので、気を緩めずに頑張り続けて、集中していきたいと思います。

画像:VALORANT Champions Tour Pacific Photos

―― Autumnコーチへの質問です。ちょっと真面目な内容ではないのですが…iZu選手が最近ナイフの扱いがすごく上手だと言われている件について、何か“料理教室”でも行ってるんじゃないかと思うほどだという話があるのですが(笑)、何かコメントはありますか?

Autumn:彼はスクリムでもたまにやっていましたし、チームメイトがみんな「やってよ」と頼んでくるんです。だから最初はあまりやりたくなさそうだったんだけど、誰か分かりませんが(隣のstaxを指さしながら)みんなが「ナイフ、ナイフ、ナイフだ!」って煽るものですから。それで彼もやってる感じですね(笑)。

―― Masters王者としてPacificに戻ってきたわけですが、多少のプレッシャーもあるのではと思います。まずstax選手に質問です。先ほどZETAが思った以上に良いプレーをしたとおっしゃいましたが、それでも最初のマップでは6-6のハーフから攻撃でうまく巻き返し、スプリットでもT1は守りが非常に強かったように思います。マップによっては強みがはっきり出ていたのに、今日の試合にはあまり納得がいっていないようですが、具体的にどこが不足していると感じたのか、今後どう改善しようとしているのでしょうか?

stax:フラクチャーに関しては、スクリムで結構負ける中で多くを学んできたので自信があります。だからこそ、今日はフラクチャーで圧倒できたと思います。スプリットに関しては、僕としてはチーム全体が少しプレッシャーを感じていたように思います。僕はもっと防衛側でもアグレッシブな動きをしたかったのですが、味方はそういうムードではなかったです。なので僕だけが前に出てしまい、それで連携にミスが生じたのが苦戦の理由だと思います。それでスプリットでは巻き返せなかったという感じですね。

―― スプリットではまだ課題を抱えているようですが、そのあたりの見通しや予想をもう少しお聞かせください。

stax:特に大きな問題があるわけではないのですが、なんとなくプレッシャーを感じてミスをしてしまったのが大きいと思います。今日は個々のエイムがいつもの水準に届いていなかったとも思います。なので、数日以内にどこが問題だったかを検証して修正するつもりです。主な問題はエイムや個人技のコンディションかなと思っています。

画像:VALORANT Champions Tour Pacific Photos

―― もう1つ、Autumnコーチに伺いたいのですが、最近のバランス調整でネオンやブリーチを多用しているように見えますが、相手がダブルデュエリスト構成などを採用してきた場合にはどう対処するつもりでしょうか?

Autumn:私たちはフラクチャーなど特定のマップにおいてネオンとブリーチを組み合わせる戦術をよく使いますが、正直他のマップで同じように強いかと言われるとそうでもない部分もあります。あまり詳しくは言えませんが、そこはチームの戦術やゲームプランに関わるので、ぜひ試合を見ていただければと思います。

―― Autumnコーチに質問なのですが、冒頭に「選手のコンディションがあまり良くなかった」というような話がありました。それは具体的にどういう意味でしょうか?

Autumn:皆さんご存じの通り、特に多くのマップで私たちはダブルデュエリスト構成を採用しています。これは僕たちなりの戦略やゲームプランがあるからです。でも、根本的には僕らの選手たちが他チームよりもエイムで勝り、同じレベルを維持することが大事だと考えています。

実際、Mastersの最終戦や、Kickoffのプレーオフ、地域大会のときは、選手全員がとてもいいパフォーマンスをしていて、個々のスキルも本当に高いと感じました。ところが、今日は初めて見るくらい、T1の多くの選手が以前ほどの調子ではなかったように思います。それが、今回気づいた点ですね。

画像:VALORANT Champions Tour Pacific Photos

―― Masters Bangkokに出場したことでメタやマッププールが変化し、十分な練習時間が取れなかったことも十分なパフォーマンスを発揮できなかった要因でしょうか?

Autumn:いえ、そうは思いません。実際、Mastersのときとメタ自体は変わっていませんし、マップも2つ変わっただけです。Bangkokから戻ってきてからその2マップも十分に練習してきたので、自信はありました。だから、今回の一番の理由は選手個々のコンディションが普段ほど良くなかった、という点だけですね。

―― Metor選手がいないので代わりにお二人にお聞きしますが、彼は今日、VCT Pacificで通算2000キルを達成しました。この偉業について何かコメントはありますか?」

stax:俺もかろうじて2000キルってとこかな?いや1000、1かな(笑)。とにかくMeteorおめでとう。これからもその調子で頑張って。

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