「Cloud9」CEOが2023年の業績を黒字に戻したことを明かす

北米プロゲーミングチーム「Cloud9」の共同設立者であり、CEOを務めるJack Etienne氏は1月1日、同チームの2023年の業績が黒字であったことを自身のXで明かしました。

2023年はこの業界にとって厳しい状況であったにもかかわらず、Cloud9を黒字に戻した素晴らしい1年でした。素晴らしい選手・スタッフとパートナー、そして世界最高のファンとともに働けることに祝福し、感謝しています！

ハッピーニューイヤー！

@JackEtienne

最近は「esportsの冬」と呼ばれるほど、不況に陥っているeスポーツシーン。特に北米地域は厳しい状況となっており、Champions 2023王者であるEvil GeniusesがLoL / Dota2 / VALORANT GC部門を解散、G2 EsportsによるVersion1の買収などが起こっていました。

そんな不況の中、Cloud9の共同設立者兼CEOであるJack Etienne氏は同チームが黒字に転換したことを報告しました。しかしCloud9もHearthstone部門やFortnite部門の解散を発表しており、他チーム同様厳しい状況であることは間違いないでしょう。

2023年はOpTic Gamingで活躍したyayの獲得に成功したCloud9ですが、「ロールの問題」としてAMERICASリーグ開幕前に同選手の脱退が発表されていました。その際、Jack Etienne氏は「このチームにかかっているコストは非常に高いもので、高い結果を望んでいたが至らなかった」と語っており、非常に高い給与が予想されるyayをコストのために放出したのでは、という憶測も広まっていました。

多くのチームが不況に苦しんでいるeスポーツシーンですが、来シーズンはVALORANTで「チームスキン」が登場することが発表されており、インターナショナルリーグ参加チームにとって大きな収益源となるでしょう。2013年の設立からシーンの第一線で活動を続けてきたCloud9ですが、11年目となる2024年はどのような一年となるでしょうか。

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