
北米のプロゲーミングチーム「NRG Esports」は5月10日、FNS選手の引退を発表しました。
Thank you @FNS.
— NRG (@NRGgg) May 9, 2025
A legend steps down today. pic.twitter.com/rlJzYIswT4
動画においてFNS選手は「今までのキャリアの中で、このような思いをしたことはありませんでしたが、家に帰って、もうプレーしたくないと思ったのは今回が初めてです。」と述べました。そのうえで「何かを変えなければならないが、チームの誰もクビにしたくはなかった」と明かし、NRGメンバーへのサポートを呼びかけました。
33歳のFNS選手は2011年からCounter-Strikeの競技シーンに参戦。2020年からVALORANTへ移行すると、Team Envy時代には2021年の「Masters Berlin」で準優勝という結果を残します。さらに2022年はOpTic Gamingで「Masters Reykjavík」優勝、「Masters Copenhagen」3位、「Champions 2022」準優勝と、シーズンを通して圧倒的な結果を残しました。
リーグ化以降も「Masters Tokyo」で4位など結果を残しますが、2024年シーズンへ向けては当初ロスターを外れており、今年も3勝6敗など、思うように結果を残せない時期が続いていました。世界屈指のIGLとして評価されてきたものの、その実力に陰りが見えてきていた状況です。
同選手は昨年の時点で今シーズン限りでの引退を示唆していましたが、KickoffとStage1ともにAmericas7-8位でフィニッシュしたこともあり、Stage2を残して競技生活に別れを告げることとなりました。初期から活躍し続けていた名IGLの引退は寂しいですが、最近はハイテンションのウォッチパーティが人気を博しており、今後の活動にも注目が集まります。

FNS選手の引退を受けて、チームはskuba選手の加入とbonkarヘッドコーチの復帰を発表しました。
The day isn't done yet.
— NRG (@NRGgg) May 9, 2025
Welcome to NRG VALORANT @skubacs
and welcome back @Officialbonkar pic.twitter.com/ebh9ozUa83
22歳のskuba選手は2021年からVALORANTの競技シーンで活動。PioneersやKnightsなど北米のTier2シーンで経験を積み、2022年に加入したOxygen Esportsでは24年にMid-Season Cupで優勝を経験するなど、有望なコントローラーとして評価されてきました。
今シーズンからはSentinelsのアカデミーとなるCubert Esportsに所属。最近ではキルジョイやヴァイスも使用しており、現在行われているStage2ではACS215.3・K/D1.34と優秀な成績を残しています。おそらくFNS選手のロールを引き継ぎ、センチネル / ヴァイパーを担当するものと思われます。
ただskuba選手もIGLの経験は無いため、FNS選手の後任を誰が担当するかはわかっていません。昨年Ethan選手が務めた際も思うような結果は残せていませんでした。Esports World Cupの予選が近日中に開始されるとみられている中で、ヘッドコーチに復帰となったbonkar氏がどう立て直すでしょうか。
現在のNRG Esports VALORANT部門のロスターは以下の通りです。