Team Vitalityに所属するDerke選手は日本時間4月25日に行われたNatus Vincere戦後、VCT EMEAの運営に対する不満を表明しています。
Really long tweet about #VCTEMEA sorry
— :DDerke (@Derke) April 24, 2025
I'm really disappointed about the issues in our region so far, as people could have already seen from my previous reply
A lot of the issues we're dealing with now have been ongoing since the beginning of franchising. In the first year or…
VCT EMEAに関する長いツイートです、すみません。
以前のリプライ(注:EMEA運営の担当に向けたもの)で既にお分かりいただけたと思いますが、この地域が抱えている問題について本当に失望しています。
私たちが今直面している多くの問題は、フランチャイズが始まった当初から続いています。最初の1,2年は私たちが懸念を表明すると、「我慢してくれ」と言われました。しかし3年目を迎えて、何も改善されていないようです。
ハードウェアとモニターの問題 ー 正直に言って、私たちがプレイする機材はもっと良くできるはずです。私たちは何年もモニターについてフィードバックをしてきましたが、正直言って何が問題なのかすらもはやわかりません。なぜなら、この問題を持ち出すたびに違う答えが返ってくるからです。
PCは最適化されておらず、設定は絶えず変更され、テックポーズのほとんどはゲームがひどくスタッタリング(カクつく)するために起こります。IT部門がそれを確認するとか、そもそも彼らがそれを見るかどうかに依らず、私たちはただプレイするだけです。修正は特にありません。
今週、パフォーマンスの問題やテックポーズに対処するため、ステージ上では30pingのオンラインで対戦すると伝えられました。(自宅では7pingなのに)しかし、核心的な問題であるハードウェアが修正されなければ、何の解決にもなりません。LANであろうとオンラインであろうと、誰もがカクつきを経験しています。
EMEAではLeague of Legends用のセットアップにこだわっていて、他の地域では優れたPCやモニターを使っているのを見るのは正直ショックです。そして私たちがパフォーマンスの問題を持ち出すと、答えはこうです:「リーグ・オブ・レジェンドではこうした問題はありません。」
観客 ー 水曜日(注:日本時間木曜日)の試合では観客がいませんでした。Riotには理由があるのでしょうが、私たちには事前に知らされておらず、ファンと同じ日に知りました。
観客がいないなかでTier1デビューとなるルーキーたちがかわいそうです、大きな経験を奪ってしまうことになります。好きな選手を生で応援することを期待して旅行したファンにとっても最悪です。問題は未解決のまま、さらに増え続けています。「調査します / すぐに解決します」と聞くことに疲れてしまいました。
私たちは毎Splitごとに、毎年、こうした懸念を表明して前進を願ってきました。こうした問題を全員が把握することによって、今本当の改善がついに起こることを心から願っています。選手による評議会が設立され、僕たちの意見がより反映されるようになるのはうれしいことですし、問題が解決されることを願っています。ただ、今はこれをツイートすることしかできません。
@Derke
非常に長い文章ですが、プレイに影響を及ぼすような環境が一向に改善されないこと、LoL向けの機材がそれに影響を与えていること、運営側の説明に不信感を抱いていることが伝わってきます。
この投稿に関してはGentle Matesのkamyk選手など、多くの選手・コーチから賛同の声が挙がっています。M80のヘッドコーチを務めるchet氏からは、「イベントのためにインフルエンサーを派遣するのに十分な資金を持っているのにね」と皮肉交じりの投稿が行われました。
KOIのsoulcas選手もEMEAでは他地域に比べてゲーム内のFPSが低下していると述べており、自身のプレイ中に250付近まで下がっているというスクリーンショットを共有しました。
さらに昨年限りで引退したTenZ氏もこうした状況を批判し、自らの進退にも影響を与えたと述べています。
One of the most disappointing things about making it to Tier 1 is realizing that the best players and teams aren’t always given the best conditions to perform at their highest potential. What’s most disheartening isn’t that it happened once, it’s that this has been a recurring… https://t.co/2FFpMsNj9V
— TenZ (@TenZOfficial) April 25, 2025
Tier1に進出して最も残念なことの1つとして、最高の選手やチームがポテンシャルをフルに発揮するための最高のコンディションが常に整えられているわけではない、と気づくということがあります。
最も残念なのは、これが一度きりではなくVCTが始まって以来何度も起き続けているということです。選手たちが繰り返し懸念を表明しているにもかかわらず、何の解決策も見いだせないまま、今に至るまで同じ問題に直面していることは、全くもって受け入れがたいことです。
これは間違いなく、私がマウスを置く決断をした最大の要因のひとつです。EMEAリーグについては、ずっと前から恐ろしい話を聞いてきました。オンラインサーバーでプレイするのであれば、フランチャイズ化してオフラインで試合を開催する意味はどこにあるのでしょうか?信じられないことですし、Riotはもっとうまくやる必要があります…
@TanZOfficial
こうした懸念が共有されるなか、日本時間26日に行われたTeam Liquid vs Karmine Corp戦では度重なるテックポーズにより、1マップに3時間かかるという異例の事態が発生。その後2マップ目が行われることなく、2試合目のFNATIC vs Team Heretics戦を含めて延期となりました。

EMEAのVALORANT Esportsトップを務めるDaniel Ringland氏は先日、「大規模な改修とアップグレードを計画していますが、残念ながら今年後半までには実現しません。」と投稿しており、早期の解決は見込めないように思えますが、果たしてどうなるでしょうか。